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国際アラビアンダンス協会【発表会&Show】|販売予定の雑貨商品を公開
第25回国際アラビアンダンス協会【発表会&Show】(10月27日@関内ホール)にポップアップ出店します。 今回は新商品を加えて、販売予定である中東現地から仕入れた商品と日本製のオリジナル商品の一部を紹介します。 ブログで紹介できていない商品もありますが、質感やサイズ感は現地で確認頂けたら幸いです。※入場は有料となります 期日:2024年10月27日(日)時間:14:00会場/14:30開演(19:00終了予定)入場:前売り 2,000円 当日 2,500円(全席自由席) 遠方の方やご都合が悪い方は申し訳ございません。 次の販売機会やECショップ(開店準備中)をご期待ください。 缶入りマグカップ(セット) AF-MUG101BLSET 3,960円(税込) 原産国:中国 マグカップ AF-MGC101PK0 2,750円(税込) 原産国:中国 刺繍クッションカバー(4色) AF-CUC101 シリーズ 4,400円(税込) 原産国:レバノン 商品紹介 刺繍ティッシュカバー(4色) AF-TIC101 シリーズ 3,410円(税込) 原産国:レバノン 商品紹介 刺繍ティッシュカバー(5色) AF-TIC102...
国際アラビアンダンス協会【発表会&Show】|販売予定の雑貨商品を公開
第25回国際アラビアンダンス協会【発表会&Show】(10月27日@関内ホール)にポップアップ出店します。 今回は新商品を加えて、販売予定である中東現地から仕入れた商品と日本製のオリジナル商品の一部を紹介します。 ブログで紹介できていない商品もありますが、質感やサイズ感は現地で確認頂けたら幸いです。※入場は有料となります 期日:2024年10月27日(日)時間:14:00会場/14:30開演(19:00終了予定)入場:前売り 2,000円 当日 2,500円(全席自由席) 遠方の方やご都合が悪い方は申し訳ございません。 次の販売機会やECショップ(開店準備中)をご期待ください。 缶入りマグカップ(セット) AF-MUG101BLSET 3,960円(税込) 原産国:中国 マグカップ AF-MGC101PK0 2,750円(税込) 原産国:中国 刺繍クッションカバー(4色) AF-CUC101 シリーズ 4,400円(税込) 原産国:レバノン 商品紹介 刺繍ティッシュカバー(4色) AF-TIC101 シリーズ 3,410円(税込) 原産国:レバノン 商品紹介 刺繍ティッシュカバー(5色) AF-TIC102...
東京ジャーミイで海外気分|モスク初訪問を安心して楽しむ方法と見学ガイド
異文化や馴染みのない新しい場所を探索することが好きな人にとって、イスラム教のモスクである「東京ジャーミイ」は一度は訪れてほしい場所です。 東京ジャーミイは東京・渋谷エリアにある日本最大級のモスクであり、その壮麗な建築はオスマン帝国時代もイメージさせてくれます。 この記事では初めての方でも安心して見学できるように、訪問前に知っておくと役立つ情報をわかりやすくお伝えします。 ◆東京ジャーミイとは? 東京ジャーミイは20世紀初頭にロシア革命から逃れてきたトルコ系移民によって建設されました。その後、知る人ぞ知る文化的かつ宗教的なランドマークとなっています。 寄木細工の豪華な扉を入っていくと、異国情緒あふれる空間が広がり、海外にいるかのような気持ちになります。 イスラムの幾何学模様やトルコ職人技術が織り成す美しい内装が特長で信徒でなくてもその美しさを楽しめる場所であり、訪れる人々は誰でも歓迎されます。 ◆アクセス方法 東京ジャーミイは東京メトロ千代田線または小田急線の「代々木上原駅」から徒歩5分ほどの静かな住宅街にあります。特別な駐車スペースはないので、車よりも公共交通機関の利用をお勧めします。 ◆見学時間と入場情報 一般見学は予約不要で入場無料で自由に出入りが可能です。土日祝日の昼過ぎには日本語ガイド付きツアーが定期開催されます。 ●見学可能時間:毎日10~18時に開館されています (金曜日のみ14:30~18:00) 平日の午前から午後早めの時間帯が特にオススメ。 ●入場料:無料 ●注意事項:金曜日は集団礼拝が行われるため見学に制限があります (礼拝中は1階の扉が閉められるなど) ◆見学時のマナーとルール 東京ジャーミイは広く開放されていますが、あくまでも宗教施設であるため訪問時には基本的なルールを守ることが大切です。 詳しくは公式サイトで確認してください。 ●服装:肌の露出を控えた服装を心掛けましょう。 夏場でもショートパンツ・ミニスカート・タンクトップ・キャミソール等は避けましょう。 特に女性は礼拝場に入る際にスカーフを着用する必要がありますので、持参するか礼拝場入り口で貸し出されているものを頭に着けましょう。 ●撮影:スマートホンによる個人的な撮影は可能ですが、往訪者のプライバシーへの配慮し、礼拝中の撮影は控えましょう。 動画撮影は禁止となっています。 写真をSNSやWebに公開する場合は事前に許可が必要です。 ●礼拝時間中:見学中に礼拝が始まった場合は静かに見学し、必要以上に歩き回ることを控えましょう。 ◆見学時の見どころ 建物の正面入り口から入ると受付と小さな展示ホールがあり、イスラム文化やモスクの歴史について触れることができます。 待合室にも各所に目を奪われるインテリアや装飾品が多いです。 訪れた際には、待合室の天井にも目を向けていただきたい。...
東京ジャーミイで海外気分|モスク初訪問を安心して楽しむ方法と見学ガイド
異文化や馴染みのない新しい場所を探索することが好きな人にとって、イスラム教のモスクである「東京ジャーミイ」は一度は訪れてほしい場所です。 東京ジャーミイは東京・渋谷エリアにある日本最大級のモスクであり、その壮麗な建築はオスマン帝国時代もイメージさせてくれます。 この記事では初めての方でも安心して見学できるように、訪問前に知っておくと役立つ情報をわかりやすくお伝えします。 ◆東京ジャーミイとは? 東京ジャーミイは20世紀初頭にロシア革命から逃れてきたトルコ系移民によって建設されました。その後、知る人ぞ知る文化的かつ宗教的なランドマークとなっています。 寄木細工の豪華な扉を入っていくと、異国情緒あふれる空間が広がり、海外にいるかのような気持ちになります。 イスラムの幾何学模様やトルコ職人技術が織り成す美しい内装が特長で信徒でなくてもその美しさを楽しめる場所であり、訪れる人々は誰でも歓迎されます。 ◆アクセス方法 東京ジャーミイは東京メトロ千代田線または小田急線の「代々木上原駅」から徒歩5分ほどの静かな住宅街にあります。特別な駐車スペースはないので、車よりも公共交通機関の利用をお勧めします。 ◆見学時間と入場情報 一般見学は予約不要で入場無料で自由に出入りが可能です。土日祝日の昼過ぎには日本語ガイド付きツアーが定期開催されます。 ●見学可能時間:毎日10~18時に開館されています (金曜日のみ14:30~18:00) 平日の午前から午後早めの時間帯が特にオススメ。 ●入場料:無料 ●注意事項:金曜日は集団礼拝が行われるため見学に制限があります (礼拝中は1階の扉が閉められるなど) ◆見学時のマナーとルール 東京ジャーミイは広く開放されていますが、あくまでも宗教施設であるため訪問時には基本的なルールを守ることが大切です。 詳しくは公式サイトで確認してください。 ●服装:肌の露出を控えた服装を心掛けましょう。 夏場でもショートパンツ・ミニスカート・タンクトップ・キャミソール等は避けましょう。 特に女性は礼拝場に入る際にスカーフを着用する必要がありますので、持参するか礼拝場入り口で貸し出されているものを頭に着けましょう。 ●撮影:スマートホンによる個人的な撮影は可能ですが、往訪者のプライバシーへの配慮し、礼拝中の撮影は控えましょう。 動画撮影は禁止となっています。 写真をSNSやWebに公開する場合は事前に許可が必要です。 ●礼拝時間中:見学中に礼拝が始まった場合は静かに見学し、必要以上に歩き回ることを控えましょう。 ◆見学時の見どころ 建物の正面入り口から入ると受付と小さな展示ホールがあり、イスラム文化やモスクの歴史について触れることができます。 待合室にも各所に目を奪われるインテリアや装飾品が多いです。 訪れた際には、待合室の天井にも目を向けていただきたい。...
すぐに挫折してしまったアラビア書道とその恩人とご縁
こんにちわ、Sunaoです。 先週にアラビア書道のイベント「第6回アルアル書道作品展」で久しぶりにアラビア書道に触れ、日本アラビア書道協会の事務局長でいらっしゃる山岡先生にお会いできたので、そのご縁やエピソードをご紹介したいと思います。 私のアラブ文化好きが深まったエピソード4です。 前回【Sunaoのエピソード3】 10年以上も描いているHennaヘナタトゥー(ヘナアート) 大学時代のこと、第二外国語でアラビア語を履修して学んでいたのですが、そのときに一度だけアラビア書道の体験授業がありました。 私のアラビア文字の”書”はあまりに不恰好で自分で目も当てられないくらいでしたが、かえって美しい文字を自分の手で書けるようになりたいという憧れが生まれました。 「いつかまたチャレンジしたい」と思い続けていましたが、タイミングや機会に恵まれずに実現できずにいたのです。 数年後のこと、当時働いていた会社の近くのカルチャーセンターで偶然にも日本アラビア書道協会の山岡先生が講師をされているクラスを見つけ、「これは!」と思って申し込みました。 お稽古中はアラビア書道に関することだけではなく、中東にまつわるお話や体験談を話してくださり、その時間がとても楽しく、中東の文化に触れている感覚が嬉しくてたまりませんでした。 テンションが上がっていた私はお稽古の後、山岡先生に自分が趣味でHenna(ヘナアート)をやっていることをお話し、もし何かHennaができるイベントがあれば教えてほしいとお願いしました。 しかし、何に対しても飽きっぽい私はアラビア書道の難しさにすぐに挫折してしまいました。復習や練習する時間も取れず、数回通っただけで辞めてしまうことになったのです。 その後は「アラビア書道は、自分で書くのではなく、他の人が書いたものを見て楽しむものだ」というのが自分の言い訳になっていました。 それにも関わらず、山岡先生はその後も続けて接点を持って下さり、私のHennaをいろいろな方面で宣伝しながらイベント機会も紹介してくれました。 アラビア書道の実演をされる山岡先生の所作 おかげで様々なイベントでHennaの依頼を受けるようになり、休日にはHennaの実演をさせていただくこともできたのです。 さらに複数のイベントに参加させて頂くことで、ヘナアートの技術も磨け「中東やアラブ文化が好き」で共感しあえる方々とも多く出会うことができました。 そこで生まれた繋がりが次の機会へと繋がることになり、感謝の気持ちでいっぱいです。この場を借りて、心から感謝申し上げます。なんだか個人的なお手紙のようになってしまいましたが、、 得意なことや好きなことで知識や経験だけでなく人脈が広がっていくことに本当に貴重な機会を頂いています。 「今後にアラビア書道にも再挑戦・・」となるかは分かりませんが、このようなご縁や行動はできる限り大切にしていきたいと思っています。 今回の記事は以上です。 よろしければ、感想などをお寄せいただけると励みになり嬉しいです。 ▶︎ 感想を送る
すぐに挫折してしまったアラビア書道とその恩人とご縁
こんにちわ、Sunaoです。 先週にアラビア書道のイベント「第6回アルアル書道作品展」で久しぶりにアラビア書道に触れ、日本アラビア書道協会の事務局長でいらっしゃる山岡先生にお会いできたので、そのご縁やエピソードをご紹介したいと思います。 私のアラブ文化好きが深まったエピソード4です。 前回【Sunaoのエピソード3】 10年以上も描いているHennaヘナタトゥー(ヘナアート) 大学時代のこと、第二外国語でアラビア語を履修して学んでいたのですが、そのときに一度だけアラビア書道の体験授業がありました。 私のアラビア文字の”書”はあまりに不恰好で自分で目も当てられないくらいでしたが、かえって美しい文字を自分の手で書けるようになりたいという憧れが生まれました。 「いつかまたチャレンジしたい」と思い続けていましたが、タイミングや機会に恵まれずに実現できずにいたのです。 数年後のこと、当時働いていた会社の近くのカルチャーセンターで偶然にも日本アラビア書道協会の山岡先生が講師をされているクラスを見つけ、「これは!」と思って申し込みました。 お稽古中はアラビア書道に関することだけではなく、中東にまつわるお話や体験談を話してくださり、その時間がとても楽しく、中東の文化に触れている感覚が嬉しくてたまりませんでした。 テンションが上がっていた私はお稽古の後、山岡先生に自分が趣味でHenna(ヘナアート)をやっていることをお話し、もし何かHennaができるイベントがあれば教えてほしいとお願いしました。 しかし、何に対しても飽きっぽい私はアラビア書道の難しさにすぐに挫折してしまいました。復習や練習する時間も取れず、数回通っただけで辞めてしまうことになったのです。 その後は「アラビア書道は、自分で書くのではなく、他の人が書いたものを見て楽しむものだ」というのが自分の言い訳になっていました。 それにも関わらず、山岡先生はその後も続けて接点を持って下さり、私のHennaをいろいろな方面で宣伝しながらイベント機会も紹介してくれました。 アラビア書道の実演をされる山岡先生の所作 おかげで様々なイベントでHennaの依頼を受けるようになり、休日にはHennaの実演をさせていただくこともできたのです。 さらに複数のイベントに参加させて頂くことで、ヘナアートの技術も磨け「中東やアラブ文化が好き」で共感しあえる方々とも多く出会うことができました。 そこで生まれた繋がりが次の機会へと繋がることになり、感謝の気持ちでいっぱいです。この場を借りて、心から感謝申し上げます。なんだか個人的なお手紙のようになってしまいましたが、、 得意なことや好きなことで知識や経験だけでなく人脈が広がっていくことに本当に貴重な機会を頂いています。 「今後にアラビア書道にも再挑戦・・」となるかは分かりませんが、このようなご縁や行動はできる限り大切にしていきたいと思っています。 今回の記事は以上です。 よろしければ、感想などをお寄せいただけると励みになり嬉しいです。 ▶︎ 感想を送る
第6回アルアル書道作品展:個性的で表現方法が多彩なアラビア書道・カリグラフィーの世界
2024年10月8日から13日まで、川崎のアートガーデンかわさきで開催されている「第6回アルアル書道作品展」で商品を販売させていただきました。この作品展はアラビア、ペルシア、モンゴル、そしてハングルの書道作品が多く展示され、多様な文化の美を体験できるものです。 特にアラビア書道においては、日本アラビア書道協会の講師が指導する各地域の教室の生徒さま方の作品が多く展示されていました。その数は90点ほどだったそうですが、中でも中東現地を含め世界的に認められている本田孝一先生の作品は大迫力! 開催概要 会期:2024年10月8日(火)~10月13日(日)場所:アートガーデンかわさき(タワーリバークビル3F、JR川崎駅直結)HP:日本アラビア書道協会 見どころ 1. 多彩なカリグラフィー作品 アラビア文字の太くも滑らかで繊細な曲線、「どう書いているのか?」と想像するだけでも見るポイントが複数生まれます。作者さんが作品にする文章を選んだ理由、カリグラフィのデザインの形、額を含めた全体の表現の内容など、想像が膨らみます。 許可を頂きましたので作者のお名前を出さないように注意しつつ一部をご紹介します。 トキをモチーフに こちらの作品の細かさにも驚きました。日本アラビア書道協会で講師もされる山岡先生も描き方が分からず、作者の方にも秘密にされているそうです笑 通常は紙面上でカリグラフィを表現するアラビア書道ですが、立体表現にチャレンジされている作品がこちら。 正解は分かりませんが、想像を広げるするだけで見るポイントが増え、見るたびに新しい視点や疑問が湧いてきたことさえありました。 2. イベント&体験コーナー アラビア書道の体験ブースや自分の名前をアラビア書道で書いてもらえたり、ヘナタトゥーの体験コーナーもありました。 異国文化に触れるだけでなく、体験を通じてより深い理解を得られる機会です。 3. 物販ブースでのお買い物 書道関連の道具や、アラブ文化にまつわるアクセサリーや雑貨も販売されていました。 教室の生徒さんも多くいらっしゃいましたが、アラビア書道(アラビア文字)に魅了された方が多いと思います。 私たちのカリグラフィの商品には笑顔になり、ハイテンションで選んで頂いたり、数十分にわたって何色にしようかと考えながら作品をご覧になる方など、私たちも嬉しいリアクションを頂けて、今後のモチベーションにプラスなりました。 名古屋や大阪など、SNSを見て遠方から来られた方にも笑顔でお買い上げいただけたことに心から感謝です。会話の中でも欲しい中東関連の雑貨のご要望やアイディアを頂けて、今後の参考になるご意見ばかりでした。 まとめ 「第6回アルアル書道作品展」は単なる書道展にとどまらず、文字を通じて異文化交流を楽しむ絶好の機会でありました。 普段の生活では触れることの少ないカリグラフィーによって感性を刺激されることでしょう。毎年一度の開催を目標にされているそうで、今後は関西圏での開催も検討されているそうです。興味のある方は機会を逃さないように日本アラビア書道協会のサイトをチェックしておきましょう。 ...
第6回アルアル書道作品展:個性的で表現方法が多彩なアラビア書道・カリグラフィーの世界
2024年10月8日から13日まで、川崎のアートガーデンかわさきで開催されている「第6回アルアル書道作品展」で商品を販売させていただきました。この作品展はアラビア、ペルシア、モンゴル、そしてハングルの書道作品が多く展示され、多様な文化の美を体験できるものです。 特にアラビア書道においては、日本アラビア書道協会の講師が指導する各地域の教室の生徒さま方の作品が多く展示されていました。その数は90点ほどだったそうですが、中でも中東現地を含め世界的に認められている本田孝一先生の作品は大迫力! 開催概要 会期:2024年10月8日(火)~10月13日(日)場所:アートガーデンかわさき(タワーリバークビル3F、JR川崎駅直結)HP:日本アラビア書道協会 見どころ 1. 多彩なカリグラフィー作品 アラビア文字の太くも滑らかで繊細な曲線、「どう書いているのか?」と想像するだけでも見るポイントが複数生まれます。作者さんが作品にする文章を選んだ理由、カリグラフィのデザインの形、額を含めた全体の表現の内容など、想像が膨らみます。 許可を頂きましたので作者のお名前を出さないように注意しつつ一部をご紹介します。 トキをモチーフに こちらの作品の細かさにも驚きました。日本アラビア書道協会で講師もされる山岡先生も描き方が分からず、作者の方にも秘密にされているそうです笑 通常は紙面上でカリグラフィを表現するアラビア書道ですが、立体表現にチャレンジされている作品がこちら。 正解は分かりませんが、想像を広げるするだけで見るポイントが増え、見るたびに新しい視点や疑問が湧いてきたことさえありました。 2. イベント&体験コーナー アラビア書道の体験ブースや自分の名前をアラビア書道で書いてもらえたり、ヘナタトゥーの体験コーナーもありました。 異国文化に触れるだけでなく、体験を通じてより深い理解を得られる機会です。 3. 物販ブースでのお買い物 書道関連の道具や、アラブ文化にまつわるアクセサリーや雑貨も販売されていました。 教室の生徒さんも多くいらっしゃいましたが、アラビア書道(アラビア文字)に魅了された方が多いと思います。 私たちのカリグラフィの商品には笑顔になり、ハイテンションで選んで頂いたり、数十分にわたって何色にしようかと考えながら作品をご覧になる方など、私たちも嬉しいリアクションを頂けて、今後のモチベーションにプラスなりました。 名古屋や大阪など、SNSを見て遠方から来られた方にも笑顔でお買い上げいただけたことに心から感謝です。会話の中でも欲しい中東関連の雑貨のご要望やアイディアを頂けて、今後の参考になるご意見ばかりでした。 まとめ 「第6回アルアル書道作品展」は単なる書道展にとどまらず、文字を通じて異文化交流を楽しむ絶好の機会でありました。 普段の生活では触れることの少ないカリグラフィーによって感性を刺激されることでしょう。毎年一度の開催を目標にされているそうで、今後は関西圏での開催も検討されているそうです。興味のある方は機会を逃さないように日本アラビア書道協会のサイトをチェックしておきましょう。 ...
アラビア文字のカリグラフィを表現するアラビア書道をひとこと解説
中東の文化においてアラビア書道には単なる筆記以上の価値があります。それは文化や歴史など、精神的にも深く根ざした芸術的表現といえるでしょう。 棒から削り出されて作られた硬い筆先で複雑な構図から太い線や細くて繊細な曲線までを表現することで、アラビア書道は何世紀にもわたって世界中の人々を魅了してきました。机上の紙に描かれるだけでなく、カリグラフィは古くから建造物の装飾などにも使われているのです。 今回はアラビア書道の魅力を私たちなりのひとこと解説で探ってみましょう。 アラビア書道の歴史 アラビア書道の起源はアラブの歴史を深くさかのぼります。 もともとはアラビア文字としてのコミュニケーション手法のひとつで、イスラム教の経典であるクルアーン(コーラン)を広めるために書き写すことから始まりました。 しかし文字に統一性のある具体的なルールが定められておらず、地域によって点を打つ数や位置などが異なるものだったのです。 (イメージ) しかし、それではコーランの内容を正しく同じように伝えることが難しかったため、アラビア文字に一定のルールが定まりました。 そして美しさや神聖さを兼ね備えた文字の表現方法がますます拡張されていくことになります。 コーランを正確に、かつ美しく書き写すため、書道は重要な役割を果たしていったのです。 イスラム教が偶像崇拝を禁じていることもあり、文字を単なる情報伝達の手段としてだけではなく、神聖な芸術として表現するアプローチによってアラビア書道やカリグラフィが他の書体と異なる一因となったようです。 東京ジャーミイ(モスク)の礼拝堂 最も初期のアラビア書道であるクーフィー体は力強い幾何学的な形とシンプルで厳格な美しさを特長とし、コーランの初期の写本に多く使われました。 このスタイルは神聖な文字にふさわしい荘厳さを持ち、文字そのものが崇高な芸術表現として認知されるようになりました。 複数の書体スタイル アラビア書道は独自の特徴と魅力を持ついくつかのスタイルに発展してきました。それぞれのスタイルを理解することで、それらが表す文化的な豊かさを知ることができます。 以下の日本アラビア書道協会のサイトには主要な書体の例が挙がっています。日本アラビア書道協会サイト「書体について」 道具と技法 アラビア書道を創作するには特定の道具と技法が必要で、各々が作品の美しさに重要な役割を果たします。 ペン(カラム): 伝統的には乾燥させた葦(あし)を削って作られたペンが使用されました。 アラビア文字の精緻な線を描くためにペン先の切り方や角度は線の幅や流れをコントロールするために重要で、文字の美しさに大きく影響します。 著名な書家や経験が豊富な書家はスタイルや構図に応じて先端の形状が異なるペンを使い分けることで知られています。この先端の形状はまるで彫刻刀のようです。 葦(あし)よりも硬く耐久性がある竹は、手加工もできるため近年ではペンとして使用されることが増えています。 インクと紙 : インクや紙の品質が書道の結果に大きな影響を与えることがあります。元来のインクは煤(すす)・アラビアガム(樹液)・水を混ぜて作られ、日本の習字と同様に深い黒色が紙上で美しいコントラストをもたらします。近年は墨汁もインクとして広く使われます。...
アラビア文字のカリグラフィを表現するアラビア書道をひとこと解説
中東の文化においてアラビア書道には単なる筆記以上の価値があります。それは文化や歴史など、精神的にも深く根ざした芸術的表現といえるでしょう。 棒から削り出されて作られた硬い筆先で複雑な構図から太い線や細くて繊細な曲線までを表現することで、アラビア書道は何世紀にもわたって世界中の人々を魅了してきました。机上の紙に描かれるだけでなく、カリグラフィは古くから建造物の装飾などにも使われているのです。 今回はアラビア書道の魅力を私たちなりのひとこと解説で探ってみましょう。 アラビア書道の歴史 アラビア書道の起源はアラブの歴史を深くさかのぼります。 もともとはアラビア文字としてのコミュニケーション手法のひとつで、イスラム教の経典であるクルアーン(コーラン)を広めるために書き写すことから始まりました。 しかし文字に統一性のある具体的なルールが定められておらず、地域によって点を打つ数や位置などが異なるものだったのです。 (イメージ) しかし、それではコーランの内容を正しく同じように伝えることが難しかったため、アラビア文字に一定のルールが定まりました。 そして美しさや神聖さを兼ね備えた文字の表現方法がますます拡張されていくことになります。 コーランを正確に、かつ美しく書き写すため、書道は重要な役割を果たしていったのです。 イスラム教が偶像崇拝を禁じていることもあり、文字を単なる情報伝達の手段としてだけではなく、神聖な芸術として表現するアプローチによってアラビア書道やカリグラフィが他の書体と異なる一因となったようです。 東京ジャーミイ(モスク)の礼拝堂 最も初期のアラビア書道であるクーフィー体は力強い幾何学的な形とシンプルで厳格な美しさを特長とし、コーランの初期の写本に多く使われました。 このスタイルは神聖な文字にふさわしい荘厳さを持ち、文字そのものが崇高な芸術表現として認知されるようになりました。 複数の書体スタイル アラビア書道は独自の特徴と魅力を持ついくつかのスタイルに発展してきました。それぞれのスタイルを理解することで、それらが表す文化的な豊かさを知ることができます。 以下の日本アラビア書道協会のサイトには主要な書体の例が挙がっています。日本アラビア書道協会サイト「書体について」 道具と技法 アラビア書道を創作するには特定の道具と技法が必要で、各々が作品の美しさに重要な役割を果たします。 ペン(カラム): 伝統的には乾燥させた葦(あし)を削って作られたペンが使用されました。 アラビア文字の精緻な線を描くためにペン先の切り方や角度は線の幅や流れをコントロールするために重要で、文字の美しさに大きく影響します。 著名な書家や経験が豊富な書家はスタイルや構図に応じて先端の形状が異なるペンを使い分けることで知られています。この先端の形状はまるで彫刻刀のようです。 葦(あし)よりも硬く耐久性がある竹は、手加工もできるため近年ではペンとして使用されることが増えています。 インクと紙 : インクや紙の品質が書道の結果に大きな影響を与えることがあります。元来のインクは煤(すす)・アラビアガム(樹液)・水を混ぜて作られ、日本の習字と同様に深い黒色が紙上で美しいコントラストをもたらします。近年は墨汁もインクとして広く使われます。...
中東のチーズケーキ「クナーファ」の多様性をご紹介。砂漠の中でBBQスイーツ
こんにちわ、Sunaoです。 皆さん、「中東のスイーツ」と聞いて思い浮かぶお菓子は何かありますか? 食べたことがある方なら、まず「極甘」な味わいを思い浮かべるかもしれません。そう、日本では考えられないほど甘いのが特徴ですが、その分、忘れられないほどの絶品、味わいもあります。 最近では日本でも「バクラワ(バクラバ/バクラヴァとも)」が知名度を上げてきていて、お店で見かけたり手に入りやすくなり嬉しい限りです。 大手コンビニチェーンで「バクラバ風くるみパイ」が販売されたことがあったり、海外食品を揃えるお店でもバクラヴァが売っていたことがありました。 さて、今回は私の大のお気に入りの推し中東スイーツ「クナーファ」についてご紹介したいと思います。 クナーファは、パリパリとした麺のような生地の中にとろけるチーズを詰め込み、甘いシロップをかけたデザートです。 そのユニークな食感と濃厚な甘さと塩味が絶妙にマッチして、食べると虜になる美味しさです。 初めてのクナーファ体験 私が初めてクナーファを食べたのは、東京・神田にあるアラブ地中海料理「Al-Mina」というレストランでした。 そこで出会ったクナーファは驚きの美味しさで、それからというもの、くりかえし足を運ぶほどのお気に入りになりました。 クナーファってどんなスイーツ? クナーファは地域によって少しずつレシピが異なり、フィリング(中に詰める具材)もバリエーション豊かです。 ヤギのチーズ、クリーム、カスタードなど、地域やお店ごとに個性があり、食べてきたものはどれも美味しいです。 ちなみに、トルコでは「キュネフェ」とも呼ばれています。 イメージのためにクナーファの作り方をざっくりお伝えすると、、「カタイフ」という細い麺状の生地を鍋に敷きつめ、その上にチーズをのせて焼きます。焼き上がったらひっくり返してさらにカタイフを焼き、たっぷりのシロップをかけて仕上げます。 最後に砕いたピスタチオをトッピングすれば完成です。 温かいチーズと甘いシロップの組み合わせも病みつきになります。 中東各地で楽しんだクナーファ 例えば、クウェートの友人宅でいただいたクナーファは、カタイフが赤い着色料で鮮やかに彩られていて、見た目からワクワクする一品です。(友人宅にクナーファ職人を呼び寄せて作ってもらいました) この友人宅でのクナーファはいつも赤い色が映えさせます。 トルコで食べた「キュネフェ」は、友人が「ぜひ食べてほしい!」と連れて行ってくれた専門店でいただきました。 シロップの量が多いのか、しっとりで柔らかい。 夕食後の夜10時過ぎに楽しむデザートは、食べる時間や消費カロリーさえ気にしなければ贅沢そのものです。 ピスタチオがふんだんに使われていて、まさに特別なひとときで美味しかったです(笑) そして、これはヨルダンのスイーツショップで。 中東では老若男女問わずに甘いものが好きな人が多いですが、それはお酒を飲まないからとも言われています。...
中東のチーズケーキ「クナーファ」の多様性をご紹介。砂漠の中でBBQスイーツ
こんにちわ、Sunaoです。 皆さん、「中東のスイーツ」と聞いて思い浮かぶお菓子は何かありますか? 食べたことがある方なら、まず「極甘」な味わいを思い浮かべるかもしれません。そう、日本では考えられないほど甘いのが特徴ですが、その分、忘れられないほどの絶品、味わいもあります。 最近では日本でも「バクラワ(バクラバ/バクラヴァとも)」が知名度を上げてきていて、お店で見かけたり手に入りやすくなり嬉しい限りです。 大手コンビニチェーンで「バクラバ風くるみパイ」が販売されたことがあったり、海外食品を揃えるお店でもバクラヴァが売っていたことがありました。 さて、今回は私の大のお気に入りの推し中東スイーツ「クナーファ」についてご紹介したいと思います。 クナーファは、パリパリとした麺のような生地の中にとろけるチーズを詰め込み、甘いシロップをかけたデザートです。 そのユニークな食感と濃厚な甘さと塩味が絶妙にマッチして、食べると虜になる美味しさです。 初めてのクナーファ体験 私が初めてクナーファを食べたのは、東京・神田にあるアラブ地中海料理「Al-Mina」というレストランでした。 そこで出会ったクナーファは驚きの美味しさで、それからというもの、くりかえし足を運ぶほどのお気に入りになりました。 クナーファってどんなスイーツ? クナーファは地域によって少しずつレシピが異なり、フィリング(中に詰める具材)もバリエーション豊かです。 ヤギのチーズ、クリーム、カスタードなど、地域やお店ごとに個性があり、食べてきたものはどれも美味しいです。 ちなみに、トルコでは「キュネフェ」とも呼ばれています。 イメージのためにクナーファの作り方をざっくりお伝えすると、、「カタイフ」という細い麺状の生地を鍋に敷きつめ、その上にチーズをのせて焼きます。焼き上がったらひっくり返してさらにカタイフを焼き、たっぷりのシロップをかけて仕上げます。 最後に砕いたピスタチオをトッピングすれば完成です。 温かいチーズと甘いシロップの組み合わせも病みつきになります。 中東各地で楽しんだクナーファ 例えば、クウェートの友人宅でいただいたクナーファは、カタイフが赤い着色料で鮮やかに彩られていて、見た目からワクワクする一品です。(友人宅にクナーファ職人を呼び寄せて作ってもらいました) この友人宅でのクナーファはいつも赤い色が映えさせます。 トルコで食べた「キュネフェ」は、友人が「ぜひ食べてほしい!」と連れて行ってくれた専門店でいただきました。 シロップの量が多いのか、しっとりで柔らかい。 夕食後の夜10時過ぎに楽しむデザートは、食べる時間や消費カロリーさえ気にしなければ贅沢そのものです。 ピスタチオがふんだんに使われていて、まさに特別なひとときで美味しかったです(笑) そして、これはヨルダンのスイーツショップで。 中東では老若男女問わずに甘いものが好きな人が多いですが、それはお酒を飲まないからとも言われています。...
イスラム文化の海外異国情緒を感じる|東京ジャーミイ見学の写真で振り返る
東京の喧騒から少し離れた場所に、まるで海外に来たのではないかと思える空間があります。「東京ジャーミイ」というイスラム教のモスク(礼拝堂)です。 このモスクは日本最大級のイスラム教の礼拝堂であり、美しい建造物から文化や異国の情緒を感じることができるでしょう。 この記事では東京ジャーミイを始めて訪れた際の礼拝堂の見学やハラールショップでのショッピング体験を写真とともに振り返ります。 ※インターネット・SNS上での写真の公開やカメラ機材を使った写真撮影については事前の許可が必要です 東京ジャーミイとは 東京ジャーミイはもともとロシア革命から逃れてきたトルコ系の移民のために1938年に建てられた礼拝堂で、老朽化による取り壊しにより1998年に再建が始まりました。2000年に完成し、イスラム建築とオスマン帝国の文化が融合したデザインは圧巻で、その壮麗さは東京にいながらイスラム文化に触れることができる貴重な場所です。 訪れると、礼拝場の中はその荘厳な雰囲気に圧倒され、自然と心が落ち着くような気すらします。 また東京ジャーミイはイスラム文化を理解し広めるための文化交流の場としても重要な役割を果たしており、簡単なルールさえ守れば信者でない一般の方も自由に見学して楽しむことができます。 予約や申し込みも不要で、入館料もかかりません。 建物の正面入り口の扉は寄木細工で組まれているものです。 建物の中に入ると、受付にはトルコの芸術作品やジャーミイの歴史を展示していたり 入って左側の待合室にはイスラム文化を感じる装飾品がたくさんあって細部に視線を送ると何から見たら良いか分からなくなるくらいです。 待合室の天井の装飾。 幾何学模様の寄木細工の小テーブルがあったり何もかもが魅力的。 礼拝場の見学 礼拝場は建物の2階にあります。 土足厳禁、履物は入ってすぐの棚に置きましょう。 礼拝場に足を踏み入れた瞬間、フワァッと広がる空間に圧倒されます。 高い天井、ドームを飾る細かな模様、そして壁を彩る幾何学模様の美しさに、まるで帝国の宮殿にいるかのような気持ちになりました。 窓から差し込む光がステンドグラスを通って礼拝場を照らし出し、幻想的な雰囲気が広がります。 写真で振り返る礼拝場の魅力 高くそびえるドーム : 大きなドームはイスラム建築の特徴的なデザインで内側に描かれた複雑な模様は見上げるたびに新たしい発見があります。 ステンドグラス : 光が差し込むと、色とりどりのガラスが礼拝堂にカラフルな影を落とし、まるで異世界にいるかのような神秘的な空間が広がります。 繊細なカリグラフィ :...
イスラム文化の海外異国情緒を感じる|東京ジャーミイ見学の写真で振り返る
東京の喧騒から少し離れた場所に、まるで海外に来たのではないかと思える空間があります。「東京ジャーミイ」というイスラム教のモスク(礼拝堂)です。 このモスクは日本最大級のイスラム教の礼拝堂であり、美しい建造物から文化や異国の情緒を感じることができるでしょう。 この記事では東京ジャーミイを始めて訪れた際の礼拝堂の見学やハラールショップでのショッピング体験を写真とともに振り返ります。 ※インターネット・SNS上での写真の公開やカメラ機材を使った写真撮影については事前の許可が必要です 東京ジャーミイとは 東京ジャーミイはもともとロシア革命から逃れてきたトルコ系の移民のために1938年に建てられた礼拝堂で、老朽化による取り壊しにより1998年に再建が始まりました。2000年に完成し、イスラム建築とオスマン帝国の文化が融合したデザインは圧巻で、その壮麗さは東京にいながらイスラム文化に触れることができる貴重な場所です。 訪れると、礼拝場の中はその荘厳な雰囲気に圧倒され、自然と心が落ち着くような気すらします。 また東京ジャーミイはイスラム文化を理解し広めるための文化交流の場としても重要な役割を果たしており、簡単なルールさえ守れば信者でない一般の方も自由に見学して楽しむことができます。 予約や申し込みも不要で、入館料もかかりません。 建物の正面入り口の扉は寄木細工で組まれているものです。 建物の中に入ると、受付にはトルコの芸術作品やジャーミイの歴史を展示していたり 入って左側の待合室にはイスラム文化を感じる装飾品がたくさんあって細部に視線を送ると何から見たら良いか分からなくなるくらいです。 待合室の天井の装飾。 幾何学模様の寄木細工の小テーブルがあったり何もかもが魅力的。 礼拝場の見学 礼拝場は建物の2階にあります。 土足厳禁、履物は入ってすぐの棚に置きましょう。 礼拝場に足を踏み入れた瞬間、フワァッと広がる空間に圧倒されます。 高い天井、ドームを飾る細かな模様、そして壁を彩る幾何学模様の美しさに、まるで帝国の宮殿にいるかのような気持ちになりました。 窓から差し込む光がステンドグラスを通って礼拝場を照らし出し、幻想的な雰囲気が広がります。 写真で振り返る礼拝場の魅力 高くそびえるドーム : 大きなドームはイスラム建築の特徴的なデザインで内側に描かれた複雑な模様は見上げるたびに新たしい発見があります。 ステンドグラス : 光が差し込むと、色とりどりのガラスが礼拝堂にカラフルな影を落とし、まるで異世界にいるかのような神秘的な空間が広がります。 繊細なカリグラフィ :...
第6回アルアル書道作品展|販売予定の雑貨商品を公開
終了御礼 ご来場・ご来店、ご購入いただいた皆様に心から御礼申し上げます。大変ありがとうございました。お話させて頂いた内容は今後の商品企画・開発の参考にさせて頂きます。 ~~~~~~~~~~ 第6回アルアル書道作品展(10月9~12日@川崎・アートガーデンかわさき)にポップアップ出店します。 販売予定である中東現地から仕入れた商品と日本製のオリジナル商品の一部を紹介します。 ブログで紹介できていない商品もありますが、質感やサイズ感は現地で確認頂けたら幸いです。 遠方の方やご都合が悪い方は申し訳ございません。次の販売機会やECショップの開店をご期待ください。 刺繍クッションカバー(4色) AF-CUC101 シリーズ 4,400円(税込) 原産国:レバノン 商品紹介 刺繍ティッシュカバー(4色) AF-TIC101 シリーズ 3,410円(税込) 原産国:レバノン 商品紹介 刺繍ティッシュカバー(5色) AF-TIC102 シリーズ 4,400円(税込) 原産国:ヨルダン 商品紹介 幾何学模様フェイスタオル(2色) AF-TOW101 シリーズ 880円(税込) 原産国:日本(今治産)...
第6回アルアル書道作品展|販売予定の雑貨商品を公開
終了御礼 ご来場・ご来店、ご購入いただいた皆様に心から御礼申し上げます。大変ありがとうございました。お話させて頂いた内容は今後の商品企画・開発の参考にさせて頂きます。 ~~~~~~~~~~ 第6回アルアル書道作品展(10月9~12日@川崎・アートガーデンかわさき)にポップアップ出店します。 販売予定である中東現地から仕入れた商品と日本製のオリジナル商品の一部を紹介します。 ブログで紹介できていない商品もありますが、質感やサイズ感は現地で確認頂けたら幸いです。 遠方の方やご都合が悪い方は申し訳ございません。次の販売機会やECショップの開店をご期待ください。 刺繍クッションカバー(4色) AF-CUC101 シリーズ 4,400円(税込) 原産国:レバノン 商品紹介 刺繍ティッシュカバー(4色) AF-TIC101 シリーズ 3,410円(税込) 原産国:レバノン 商品紹介 刺繍ティッシュカバー(5色) AF-TIC102 シリーズ 4,400円(税込) 原産国:ヨルダン 商品紹介 幾何学模様フェイスタオル(2色) AF-TOW101 シリーズ 880円(税込) 原産国:日本(今治産)...
チキン入りスイーツ【カザンディビ】トルコの牛乳プリン、謎デザートに迫る
「チキン入りのデザート?」 「そう。」 「チキン?」 「チキン。」 「デザートにチキンが入ってるの?」 「そうだよ、チキンが入っているんだよ。」 「デザートなの?」 「そう、これはデザート。」 「チキンが入って、甘いの? しょっぱいの?」 「甘いよぉ。」 鶏肉が入ったデザートなんて、どうしても信じられなかったSunaoです。こんにちわ。 鶏肉をデザートに入れるという発想がどうしても受け入れられなくて、英語の「chicken(チキン)」は鶏肉という意味以外に何かかあるのかもしれない、この友人がチキンという言葉を間違えて使っているのかもしれない、、 鶏肉が入っているのに、甘い? 「スイーツを食べるよ。」と言って連れてきてくれたお店なのに、鶏肉?なぜ鶏肉をデザートに入れたの・・・? 少し混乱してしまいました。 牛乳プリンっぽい KAZANDIBI(カザンディビ) トルコでのイートインの喫茶店でのお話。スイーツを食べようと現地の友達に連れてきてもらったお店です。 見た目はクリーミーで美味しそうなミルクプリンのようなスイーツ。 レバノンでも似たようなスイーツを食べたことがあり、何も疑わずに友達がおすすめしてくれた「カザンディビ」を注文しました。 提供前に店員さんがたっぷりとシナモンをかけてくれて ワクワクして「美味しそう」とテラス席に移りました。 甘い香りと美味しそうなスイーツを前にして何も疑う余地はなかったのです。 ところが―― スプーンを入れようとすると、 「このスイーツにはチキンが入っているんだよ。」 「えぇっ、鶏肉?? チキン入りのデザート?」...
チキン入りスイーツ【カザンディビ】トルコの牛乳プリン、謎デザートに迫る
「チキン入りのデザート?」 「そう。」 「チキン?」 「チキン。」 「デザートにチキンが入ってるの?」 「そうだよ、チキンが入っているんだよ。」 「デザートなの?」 「そう、これはデザート。」 「チキンが入って、甘いの? しょっぱいの?」 「甘いよぉ。」 鶏肉が入ったデザートなんて、どうしても信じられなかったSunaoです。こんにちわ。 鶏肉をデザートに入れるという発想がどうしても受け入れられなくて、英語の「chicken(チキン)」は鶏肉という意味以外に何かかあるのかもしれない、この友人がチキンという言葉を間違えて使っているのかもしれない、、 鶏肉が入っているのに、甘い? 「スイーツを食べるよ。」と言って連れてきてくれたお店なのに、鶏肉?なぜ鶏肉をデザートに入れたの・・・? 少し混乱してしまいました。 牛乳プリンっぽい KAZANDIBI(カザンディビ) トルコでのイートインの喫茶店でのお話。スイーツを食べようと現地の友達に連れてきてもらったお店です。 見た目はクリーミーで美味しそうなミルクプリンのようなスイーツ。 レバノンでも似たようなスイーツを食べたことがあり、何も疑わずに友達がおすすめしてくれた「カザンディビ」を注文しました。 提供前に店員さんがたっぷりとシナモンをかけてくれて ワクワクして「美味しそう」とテラス席に移りました。 甘い香りと美味しそうなスイーツを前にして何も疑う余地はなかったのです。 ところが―― スプーンを入れようとすると、 「このスイーツにはチキンが入っているんだよ。」 「えぇっ、鶏肉?? チキン入りのデザート?」...
クウェートでのショッピングは宝探し! フライデーマーケットで掘り出し物を探そう
こんにちわ。 Sunaoです。 今回はクウェートに行った時の買い物体験のお話です。 クウェート、、というか中東に行く理由はいつも2つ。友人家族を訪ねること、そしてショッピングです! 中東を訪れるたびに、本当にこの2つが定番の楽しみです。特に友人とリサイクル市に行くのは楽しいのですが、そのリサイクル市の「フライデーマーケット」についてです。 でも名前に惑わされないでください。実はこのマーケット、毎日開いているようなのです。 フライデーマーケットの魅力 マーケットの魅力は何と言っても、ありとあらゆる商品が並ぶその規模。 雑貨、手芸用品、布、アクセサリー、古着、家電、家具、香水、自転車など、挙げればキリがありません。ハッキリいって、しばらくいると疲れます(笑) どこを見渡しても商品が山積みで広大な敷地に広がっています。 お目当てのものを探しているだけでワクワクが止まりませんが、ふと気づけば足が疲れてしまっていることも。 マーケットは朝の8時半ごろからオープン。 掘り出し物を狙うなら、ぜひ早起きして行ってみましょう。昼頃になると人で混雑し始めて、良いものはすぐに売り切れてしまうそうです。 私の掘り出し物たち 私の狙いはアラビアンな布、香炉やトレイの真鍮製品。 前回にはシリアの寄せ木テーブルと美しい香炉を破格でゲットできたのです。今では自宅のインテリアの一部として愛用しています。 アラビックコーヒーポットやトレイ、ちょっと変わった置物など、見ているだけでも楽しめるアイテムがたくさん並んでいます。 なんてカオスな雑貨アイテムたち。 ただし購入する前には商品の状態をよくチェック! 中には壊れているものもあります。特にアンティーク系のアイテムが使えるかどうかは自分の目利き次第。 お手頃価格ですから自宅のアラビアンデコレーションを夢見ながら慎重に選んでいきましょう。 そして、フライデーマーケットでは「交渉」が定番です。 ですが、私の現地の友人は自分の欲しい価格を相手に言って、強引にその価格でお金を渡すというスタイル(笑) 彼女は交渉ではなく、価格提示。現地在住の彼女の場合、価格交渉は楽しみでもなんでもないんでしょう(笑) モチロンこれが通用しないこともありますが、価格が折り合わずに店を離れると、相手のほうから価格を下げてくることも。 アラブのスーク(市場)ならではの風景です。この方法を使うにはある程度の相場感が必要ですね。 お目当ての布探し そして布探しも。...
クウェートでのショッピングは宝探し! フライデーマーケットで掘り出し物を探そう
こんにちわ。 Sunaoです。 今回はクウェートに行った時の買い物体験のお話です。 クウェート、、というか中東に行く理由はいつも2つ。友人家族を訪ねること、そしてショッピングです! 中東を訪れるたびに、本当にこの2つが定番の楽しみです。特に友人とリサイクル市に行くのは楽しいのですが、そのリサイクル市の「フライデーマーケット」についてです。 でも名前に惑わされないでください。実はこのマーケット、毎日開いているようなのです。 フライデーマーケットの魅力 マーケットの魅力は何と言っても、ありとあらゆる商品が並ぶその規模。 雑貨、手芸用品、布、アクセサリー、古着、家電、家具、香水、自転車など、挙げればキリがありません。ハッキリいって、しばらくいると疲れます(笑) どこを見渡しても商品が山積みで広大な敷地に広がっています。 お目当てのものを探しているだけでワクワクが止まりませんが、ふと気づけば足が疲れてしまっていることも。 マーケットは朝の8時半ごろからオープン。 掘り出し物を狙うなら、ぜひ早起きして行ってみましょう。昼頃になると人で混雑し始めて、良いものはすぐに売り切れてしまうそうです。 私の掘り出し物たち 私の狙いはアラビアンな布、香炉やトレイの真鍮製品。 前回にはシリアの寄せ木テーブルと美しい香炉を破格でゲットできたのです。今では自宅のインテリアの一部として愛用しています。 アラビックコーヒーポットやトレイ、ちょっと変わった置物など、見ているだけでも楽しめるアイテムがたくさん並んでいます。 なんてカオスな雑貨アイテムたち。 ただし購入する前には商品の状態をよくチェック! 中には壊れているものもあります。特にアンティーク系のアイテムが使えるかどうかは自分の目利き次第。 お手頃価格ですから自宅のアラビアンデコレーションを夢見ながら慎重に選んでいきましょう。 そして、フライデーマーケットでは「交渉」が定番です。 ですが、私の現地の友人は自分の欲しい価格を相手に言って、強引にその価格でお金を渡すというスタイル(笑) 彼女は交渉ではなく、価格提示。現地在住の彼女の場合、価格交渉は楽しみでもなんでもないんでしょう(笑) モチロンこれが通用しないこともありますが、価格が折り合わずに店を離れると、相手のほうから価格を下げてくることも。 アラブのスーク(市場)ならではの風景です。この方法を使うにはある程度の相場感が必要ですね。 お目当ての布探し そして布探しも。...
自宅でのコーヒーは生豆から。本場のアラビックコーヒーをレシピ通りに再現してみた
Sunaoです。 こんにちわ。 10月1日は【国際コーヒーの日】 それに先駆けて、コーヒー中東のアラビックコーヒーを紹介します。 皆さんはアラビックコーヒーを飲んだことがありますか? 社内の同僚たちに”飲ませてみた”試飲会レポートがコチラ。 【社内試飲会の様子】 社内異文化体験 アラビックコーヒーの試飲会やってみた アラビックコーヒーといっても種類は一つではありません。国や地域によって違いがあります。 私が行ったカタール、UAE、クウェートの湾岸アラブと呼ばれる地域のアラビックコーヒーは黄色っぽくて、皆さんがイメージするブラックなコーヒーとは違います。 ※他のアラブの国、ヨルダン・レバノン・エジプトは黒っぽいコーヒーでした 黄色い理由は、生豆を低温で焙煎するためコーヒーの豆(粉)自体が白っぽく、サフランやカルダモンを加えて作るからです。 黄色はサフランの色なのです。 初めて飲んだカタールのアラビックコーヒー 初めて飲んだのは初訪問のカタールの友人Hayaの家でした。 アラブでは”おもてなし”にコーヒーを出してくれるのですがおちょこのような小さなカップに注がれる黄色い液体とその怪しい香り。(これはカルダモンの香りで私は大の苦手でした) 恐る恐る口に入れましたが、カルダモンの香りで吹き出しそうになり、、やっとのこと口に入れた一口は飲み込んだのですが小さなカップの残りは口に入れることすらできませんでした。 当然ですが、友人家族は普通に2~3杯のおかわりをしています。 私にも『おかわり』を勧めてくれましたが断り続け、飲み残しのコーヒーが入ったカップをそっと戻しました。 しばらく後にHayaが部屋に入ってきて、笑いながら「Sunao、コーヒー残したでしょう?」 バレた? なんで私だと分かったか聞くと「誰も残さないから。」それは確かにそうですね笑(それから私にはアラビックコーヒーではなく、毎回紅茶を出してくれるようになりました) 本場のアラビックコーヒーを再現 そんなアラビックコーヒーですが、日本でも手軽に作れます!現地のHayaにレシピを伝授してもらったので、ご興味がある方はぜひ作ってみてください。 カタールのアラビックコーヒーに必要なものは、 コーヒーの生豆 サフラン カルダモン です。...
自宅でのコーヒーは生豆から。本場のアラビックコーヒーをレシピ通りに再現してみた
Sunaoです。 こんにちわ。 10月1日は【国際コーヒーの日】 それに先駆けて、コーヒー中東のアラビックコーヒーを紹介します。 皆さんはアラビックコーヒーを飲んだことがありますか? 社内の同僚たちに”飲ませてみた”試飲会レポートがコチラ。 【社内試飲会の様子】 社内異文化体験 アラビックコーヒーの試飲会やってみた アラビックコーヒーといっても種類は一つではありません。国や地域によって違いがあります。 私が行ったカタール、UAE、クウェートの湾岸アラブと呼ばれる地域のアラビックコーヒーは黄色っぽくて、皆さんがイメージするブラックなコーヒーとは違います。 ※他のアラブの国、ヨルダン・レバノン・エジプトは黒っぽいコーヒーでした 黄色い理由は、生豆を低温で焙煎するためコーヒーの豆(粉)自体が白っぽく、サフランやカルダモンを加えて作るからです。 黄色はサフランの色なのです。 初めて飲んだカタールのアラビックコーヒー 初めて飲んだのは初訪問のカタールの友人Hayaの家でした。 アラブでは”おもてなし”にコーヒーを出してくれるのですがおちょこのような小さなカップに注がれる黄色い液体とその怪しい香り。(これはカルダモンの香りで私は大の苦手でした) 恐る恐る口に入れましたが、カルダモンの香りで吹き出しそうになり、、やっとのこと口に入れた一口は飲み込んだのですが小さなカップの残りは口に入れることすらできませんでした。 当然ですが、友人家族は普通に2~3杯のおかわりをしています。 私にも『おかわり』を勧めてくれましたが断り続け、飲み残しのコーヒーが入ったカップをそっと戻しました。 しばらく後にHayaが部屋に入ってきて、笑いながら「Sunao、コーヒー残したでしょう?」 バレた? なんで私だと分かったか聞くと「誰も残さないから。」それは確かにそうですね笑(それから私にはアラビックコーヒーではなく、毎回紅茶を出してくれるようになりました) 本場のアラビックコーヒーを再現 そんなアラビックコーヒーですが、日本でも手軽に作れます!現地のHayaにレシピを伝授してもらったので、ご興味がある方はぜひ作ってみてください。 カタールのアラビックコーヒーに必要なものは、 コーヒーの生豆 サフラン カルダモン です。...
バーレーンの魅力はここにある:中東では珍しい特徴【ひとこと解説】
バーレーンって、どんな国? 戦争やテロなどのイメージが強い中東ですが、その中でもテレビやメディアを通して少し異色な話を耳にすることがあります。 イスラム教徒が多い国であっても、比較的簡単にお酒を手に入れることができたり、一部のレストランで飲酒が可能であったり。※現地のルールはあるそうですので往訪の際には御注意くださいサッカーのワールドカップ予選やアジア圏の大会では日本と対戦する機会も多く、よく耳にする中東の国のひとつではないでしょうか。 とっつきやすいテーマについて、私たち Al-Fanar 流でひとこと解説していきます。 バーレーンの基本情報 バーレーンはペルシャ湾に浮かぶ小さな島国で、「二つの海」という意味のアラビア語が国名の由来です。その名の通り、海に囲まれたこの国は古くから中東と他の地域をつなぐ交流の窓口としての役割を果たしてきました。首都はマナーマ、公用語はアラビア語ですが英語も広く使われているため訪れる際にも少し安心です。 日本の外務省によれば、宮城県仙台市くらいの大きさの島に157万人(バーレーン人は72万人ほど)が居住しています。 歴史と文化の交差点 バーレーンは長い歴史の中で周辺国の影響を受けつつも、独自の文化とアイデンティティを築き上げてきました。古代から貿易の要所として栄え、多様な文化が交わる場所として発展してきたため、その文化は非常に豊かです。 豊かな考古学的遺産 バーレーンは考古学的遺産が豊富な国でもあります。古代のディルムン文明はメソポタミア文明やインダス文明と交易があったとされ、その中心地であったバーレーンには、紀元前2300年に遡るバーレーン要塞(Qal'at al-Bahrain)や、世界最大級の古代墓地であるアアリの古墳群など、貴重な遺跡が点在しています。これらの遺跡は、訪れる人々にとって歴史を感じる素晴らしい場所となっています。 バーレーン要塞(Qal'at al-Bahrain) この島を占領したポルトガル人が1522年に建設した要塞跡ですが、調査が進められた結果、この場所の歴史は更に古く、古代文明ディルムンの都市であることが判明しました。多彩な様式の建造物群が一箇所の遺跡に蓄積していることが評価され、2005年にUNESCO世界遺産に登録されました。この要塞の南側城壁下には発掘中のディルムン文明時代の住居跡群を見ることができます。引用:バーレーン観光案内 ポツンと一本木 バーレーンで『生命の樹 (Tree of Life)』と呼ばれ観光名所になっています。 砂漠の中で400年以上も生き続けているとされる神秘的な一本の木です。この木は、アラビア砂漠で周囲に水源がないにもかかわらず繁茂し続けています。そのため、どうやって生き延びているのか多くの謎に包まれています。一説では、地下深くに根を伸ばして隠れた水源から吸水しているとも、空気中から水分を得ていると考える人もいるそうです。この驚異的な生命力が多くの観光客を惹きつけています。 生命の樹(Bahrain's Tree...
バーレーンの魅力はここにある:中東では珍しい特徴【ひとこと解説】
バーレーンって、どんな国? 戦争やテロなどのイメージが強い中東ですが、その中でもテレビやメディアを通して少し異色な話を耳にすることがあります。 イスラム教徒が多い国であっても、比較的簡単にお酒を手に入れることができたり、一部のレストランで飲酒が可能であったり。※現地のルールはあるそうですので往訪の際には御注意くださいサッカーのワールドカップ予選やアジア圏の大会では日本と対戦する機会も多く、よく耳にする中東の国のひとつではないでしょうか。 とっつきやすいテーマについて、私たち Al-Fanar 流でひとこと解説していきます。 バーレーンの基本情報 バーレーンはペルシャ湾に浮かぶ小さな島国で、「二つの海」という意味のアラビア語が国名の由来です。その名の通り、海に囲まれたこの国は古くから中東と他の地域をつなぐ交流の窓口としての役割を果たしてきました。首都はマナーマ、公用語はアラビア語ですが英語も広く使われているため訪れる際にも少し安心です。 日本の外務省によれば、宮城県仙台市くらいの大きさの島に157万人(バーレーン人は72万人ほど)が居住しています。 歴史と文化の交差点 バーレーンは長い歴史の中で周辺国の影響を受けつつも、独自の文化とアイデンティティを築き上げてきました。古代から貿易の要所として栄え、多様な文化が交わる場所として発展してきたため、その文化は非常に豊かです。 豊かな考古学的遺産 バーレーンは考古学的遺産が豊富な国でもあります。古代のディルムン文明はメソポタミア文明やインダス文明と交易があったとされ、その中心地であったバーレーンには、紀元前2300年に遡るバーレーン要塞(Qal'at al-Bahrain)や、世界最大級の古代墓地であるアアリの古墳群など、貴重な遺跡が点在しています。これらの遺跡は、訪れる人々にとって歴史を感じる素晴らしい場所となっています。 バーレーン要塞(Qal'at al-Bahrain) この島を占領したポルトガル人が1522年に建設した要塞跡ですが、調査が進められた結果、この場所の歴史は更に古く、古代文明ディルムンの都市であることが判明しました。多彩な様式の建造物群が一箇所の遺跡に蓄積していることが評価され、2005年にUNESCO世界遺産に登録されました。この要塞の南側城壁下には発掘中のディルムン文明時代の住居跡群を見ることができます。引用:バーレーン観光案内 ポツンと一本木 バーレーンで『生命の樹 (Tree of Life)』と呼ばれ観光名所になっています。 砂漠の中で400年以上も生き続けているとされる神秘的な一本の木です。この木は、アラビア砂漠で周囲に水源がないにもかかわらず繁茂し続けています。そのため、どうやって生き延びているのか多くの謎に包まれています。一説では、地下深くに根を伸ばして隠れた水源から吸水しているとも、空気中から水分を得ていると考える人もいるそうです。この驚異的な生命力が多くの観光客を惹きつけています。 生命の樹(Bahrain's Tree...