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原種系チューリップの球根を大きく肥大化させて収穫に挑戦してみた

原種系チューリップの球根を大きく肥大化させて収穫に挑戦してみた

こんにちは。 東京では今年、明確な梅雨入り宣言がないまま、気づけば空はすでに真夏のような青さ。 6月中旬以降、天気図を見ても梅雨前線が日本列島を横断する姿はほとんど見かけなくなり、まるで梅雨そのものが“溶けて”しまったかのような猛暑が続いています。 昨年に続き、今年も記録的な暑さになりそうですね。ゲリラ豪雨なども心配な季節。 皆さまどうぞ、お体に気をつけてお過ごしください。 さて今回は春に咲いた「原種系チューリップ」の球根を、咲き終わったあとに球根を肥大化させて収穫するまでの挑戦をお届けします。 前回記事 原種系チューリップ、水耕栽培で全滅!?失敗から学んだ原因と来シーズンのこと 原種系チューリップ、育てる楽しみは花の後にも 昨秋に私がプランターに植えたのは「ポリクロマ」「レディジェーン」「リトルビューティ」という三種類の原種系チューリップ。 春にはいずれも花姿が可憐で、雑貨好きな方にもきっと心に留まるような魅力を持つ魅力を持っていたと思います。 花の美しさを楽しんだあと、球根をできるだけ大きく育てて収穫したいと考えました。 というのも、原種系チューリップは一度咲いて終わりではなく、植えっぱなしでも翌年もまた花を咲かせてくれる生命力をもっています。 花が終わったら花だけを取り、葉が枯れるまでの約3~4週間、水を切らさずに与え続けます。 この時期の光合成が球根の中に栄養点エネルギーを蓄える大事な時間なのです。 そして私は、ほんの少しの肥料を加えることで光合成と栄養吸収のサポートをしてみました。   球根の変化、去年との違い そして収穫の日。掘り上げた球根たちは、昨年に比べて明らかにふっくらとした姿になっていました。 大豆くらいだったサイズは、今年はなんとサクランボほどに。 もちろん、園芸業者が出荷用に栽培した球根ほどのボリュームはありません。 でも、家庭のプランターという限られた環境のなかで、これだけ育ってくれたことは大きな成果だと感じています。 特に印象的だったのが、分球よりも肥大化が進んだこと。 前年は「数は増えたけれど、どれも小さい」といった印象だったのですが、今回は「1つの球根が、1つだけしっかり大きく育った」という手ごたえがありました。 肥料を与えることによって、球根がエネルギーを分散せず集中して育ってくれたみたい? しかし、肥料の与えすぎにも要注意で、栄養過多によって腐ったりするケースもあります。 掘り上げた球根の一つだけ、とても柔らかく潰れてしまうほどでした。中は水分が多すぎで固まっていない感じ。。   掘り上げから保存までの手順 掘り上げた球根は、まず軽く水洗いして、泥や古い外皮・余分なものを取りのぞきます。...

原種系チューリップの球根を大きく肥大化させて収穫に挑戦してみた

こんにちは。 東京では今年、明確な梅雨入り宣言がないまま、気づけば空はすでに真夏のような青さ。 6月中旬以降、天気図を見ても梅雨前線が日本列島を横断する姿はほとんど見かけなくなり、まるで梅雨そのものが“溶けて”しまったかのような猛暑が続いています。 昨年に続き、今年も記録的な暑さになりそうですね。ゲリラ豪雨なども心配な季節。 皆さまどうぞ、お体に気をつけてお過ごしください。 さて今回は春に咲いた「原種系チューリップ」の球根を、咲き終わったあとに球根を肥大化させて収穫するまでの挑戦をお届けします。 前回記事 原種系チューリップ、水耕栽培で全滅!?失敗から学んだ原因と来シーズンのこと 原種系チューリップ、育てる楽しみは花の後にも 昨秋に私がプランターに植えたのは「ポリクロマ」「レディジェーン」「リトルビューティ」という三種類の原種系チューリップ。 春にはいずれも花姿が可憐で、雑貨好きな方にもきっと心に留まるような魅力を持つ魅力を持っていたと思います。 花の美しさを楽しんだあと、球根をできるだけ大きく育てて収穫したいと考えました。 というのも、原種系チューリップは一度咲いて終わりではなく、植えっぱなしでも翌年もまた花を咲かせてくれる生命力をもっています。 花が終わったら花だけを取り、葉が枯れるまでの約3~4週間、水を切らさずに与え続けます。 この時期の光合成が球根の中に栄養点エネルギーを蓄える大事な時間なのです。 そして私は、ほんの少しの肥料を加えることで光合成と栄養吸収のサポートをしてみました。   球根の変化、去年との違い そして収穫の日。掘り上げた球根たちは、昨年に比べて明らかにふっくらとした姿になっていました。 大豆くらいだったサイズは、今年はなんとサクランボほどに。 もちろん、園芸業者が出荷用に栽培した球根ほどのボリュームはありません。 でも、家庭のプランターという限られた環境のなかで、これだけ育ってくれたことは大きな成果だと感じています。 特に印象的だったのが、分球よりも肥大化が進んだこと。 前年は「数は増えたけれど、どれも小さい」といった印象だったのですが、今回は「1つの球根が、1つだけしっかり大きく育った」という手ごたえがありました。 肥料を与えることによって、球根がエネルギーを分散せず集中して育ってくれたみたい? しかし、肥料の与えすぎにも要注意で、栄養過多によって腐ったりするケースもあります。 掘り上げた球根の一つだけ、とても柔らかく潰れてしまうほどでした。中は水分が多すぎで固まっていない感じ。。   掘り上げから保存までの手順 掘り上げた球根は、まず軽く水洗いして、泥や古い外皮・余分なものを取りのぞきます。...

らくだのふきん

かけて絵になるオシャレふきん|らくだ柄で叶える快適キッチンと心地いい習慣

こんにちは! 先日のトルコフェスティバル2025で初お披露目させていただいた新商品のひとつ、完全オリジナル商品の「ふきん」をご紹介します。 トルコフェスでは初見&即断即決でご購入いただいた方も多く、嬉しいリアクションをありがとうございました。(トルコフェス2025出店についてはコチラから) 改めて、ブログでも商品紹介をさせていただきますね。   ふきんを“かける”だけでキッチンが整う 見せる収納、始めませんか? ふきんって、どこに置いてますか?シンクの上? それともシンク下のタオル掛けにペロンッと? らくだのふきんは“干してるだけでサマになる”、”かけてるだけでカワイイ” そんな「ふきん」なんです。 私たちの定番である中東をモチーフにした、やわらかな砂漠ベージュとヤシの木とらくだ。そしてワンポイントの月と星。 和でもなく洋でもない、異国のちょっとエキゾチックなデザインが日常のキッチンにふわっと溶け込みます。 壁に一枚吊り下げるだけで、ちょっと気分が上がる。生活感を隠すのではなく、かけて見せて見て楽しむ。 しょうがない、、とキッチンに立つ時間が「義務」から「リセット時間」に変わる人が一人でもいてくれたら、 それは私たちにとって何よりも嬉しい出来事になります。   「ふきんって要る?」と思っているあなたへ 実は便利に使えるんです 「ふきんなんてなくても平気」と思っている方にこそ届けたい。 、、、確かに無くても平気なんでしょうけれども、笑 このふきん、ただの“拭く布”じゃないんです。 日常生活の手元に置いてみると、その便利さに気がつきます。 食器やグラスを洗った後に水気をサッと吸い取ってくれる吸水性。繊維クズが付着することなくサラッと拭けるから、拭き終わりが気持ちいいキッチン用。 洗った食器類を水切りして乾かすなら、清潔なふきんをかけて。 テーブルを拭くダイニング用も、重曹に入れて煮沸消毒してふきん掛けにペラッとかけて。 それだけで、布小物といえるような存在感。視界に入れば、まるで「使うインテリア」です。 速乾性が高いので、台所仕事の途中で手を拭いたり、ちょっとした水跳ねをさっとひと拭きしたりと、シンクの上では何かと手が伸びる存在になります。   洗い方も簡単 洗濯機OKで、煮沸や消毒もできる安心素材...

かけて絵になるオシャレふきん|らくだ柄で叶える快適キッチンと心地いい習慣

こんにちは! 先日のトルコフェスティバル2025で初お披露目させていただいた新商品のひとつ、完全オリジナル商品の「ふきん」をご紹介します。 トルコフェスでは初見&即断即決でご購入いただいた方も多く、嬉しいリアクションをありがとうございました。(トルコフェス2025出店についてはコチラから) 改めて、ブログでも商品紹介をさせていただきますね。   ふきんを“かける”だけでキッチンが整う 見せる収納、始めませんか? ふきんって、どこに置いてますか?シンクの上? それともシンク下のタオル掛けにペロンッと? らくだのふきんは“干してるだけでサマになる”、”かけてるだけでカワイイ” そんな「ふきん」なんです。 私たちの定番である中東をモチーフにした、やわらかな砂漠ベージュとヤシの木とらくだ。そしてワンポイントの月と星。 和でもなく洋でもない、異国のちょっとエキゾチックなデザインが日常のキッチンにふわっと溶け込みます。 壁に一枚吊り下げるだけで、ちょっと気分が上がる。生活感を隠すのではなく、かけて見せて見て楽しむ。 しょうがない、、とキッチンに立つ時間が「義務」から「リセット時間」に変わる人が一人でもいてくれたら、 それは私たちにとって何よりも嬉しい出来事になります。   「ふきんって要る?」と思っているあなたへ 実は便利に使えるんです 「ふきんなんてなくても平気」と思っている方にこそ届けたい。 、、、確かに無くても平気なんでしょうけれども、笑 このふきん、ただの“拭く布”じゃないんです。 日常生活の手元に置いてみると、その便利さに気がつきます。 食器やグラスを洗った後に水気をサッと吸い取ってくれる吸水性。繊維クズが付着することなくサラッと拭けるから、拭き終わりが気持ちいいキッチン用。 洗った食器類を水切りして乾かすなら、清潔なふきんをかけて。 テーブルを拭くダイニング用も、重曹に入れて煮沸消毒してふきん掛けにペラッとかけて。 それだけで、布小物といえるような存在感。視界に入れば、まるで「使うインテリア」です。 速乾性が高いので、台所仕事の途中で手を拭いたり、ちょっとした水跳ねをさっとひと拭きしたりと、シンクの上では何かと手が伸びる存在になります。   洗い方も簡単 洗濯機OKで、煮沸や消毒もできる安心素材...

TTB101 刺繍トートバッグ

カリグラフィ刺繍で魅せる、誰ともかぶらない模様?文字?柄?なトートバッグ

何だか意味もサッパリ分からないけど、なんだか不思議と見とれてしまう──絵や写真などを見ながら、そんな経験はありませんか? 戦争やテロなどのテレビ報道で目にする機会が多いことから、アラビア文字自体に恐いイメージを持っている方もいらっしゃるそうですが、 クルンッとした曲線、スッと縦に伸びるライン、リズミカルに並ぶスタイリング。それはまるで、「模様のような文字」、「意味のないアート」のよう。 ご紹介するのは、そんなアラビア文字を“模様”として楽しめる刺繍トートバッグ。 読み取る意味はないけれど、あなたの感性で自由に楽しめる一品です。   文字を「読む」のではなく「感じる」カリグラフィの世界 「カリグラフィ」とは、書の芸術と呼ばれます。特にイスラム世界では偶像を描くことを避けて発展してきた背景もあり、文字そのものにデザイン性が強く求められてきました。 関連記事:東京ジャーミイ(モスク)見学を写真で振り返る 関連記事:個性的で表現方法が多彩なアラビア書道・カリグラフィーの世界   このバッグに使われているカリグラフィは、そうした歴史ある書体をベースにしながらも、意味を成す単語や文章ではなく、文字だけを散りばめた完全なデザインアート。 「文字だけど、意味はない」「読めないけど、かわいい」 そんな矛盾の美しさも、このバッグの魅力です。   “意味がない”からこそ、安心して使える 外国語のTシャツを何気なく買ったら、実はとんでもない意味の単語だった…そんな失敗談、聞いたことはありませんか? このバッグには特定の言葉や意味は一切込められていません。 アラビア文字を並べただけで、デザインの主役は「線」「形」「レイアウト」。だからこそ、どんな人でも気軽に安心して日常に取り入れることができます。 “意味がない”から、むしろ“自由に解釈できる魅力”になる。まさに現代的なアート感覚にも合うのではないでしょうか。   刺繍が放つ、光沢と立体感。手に取って分かる上質さ デザインはレバノンのメーカーによるもので、Al-Fanarが刺繍糸だけを指定して裏地や内ポケットを追加するなどOEM製作した完全オリジナル品。使われている刺繍糸は、上品な光沢感をもつ高品質なものを厳選。実際に光に当たると、刺繍部分がふわっと浮き上がるような立体感が生まれます。 さらに、生地は柔らかな風合いのポリエステル。見た目から想像される「ごわつき」はまったくなく、触れると驚くほどなめらかです。この素材感は、ぜひ一度手に取って実感していただきたいポイント。   サイズも機能も、しっかり“日常仕様” 見た目のインパクトに注目が集まりがちですが、実は普段使いにもピッタリな機能性を兼ね備えています。 サイズ:36cm×39cmの大容量(A4や10.9インチiPad Airも余裕) 持ち手:68cm(肩掛けしやすく、ゆとりのある長さ)...

カリグラフィ刺繍で魅せる、誰ともかぶらない模様?文字?柄?なトートバッグ

何だか意味もサッパリ分からないけど、なんだか不思議と見とれてしまう──絵や写真などを見ながら、そんな経験はありませんか? 戦争やテロなどのテレビ報道で目にする機会が多いことから、アラビア文字自体に恐いイメージを持っている方もいらっしゃるそうですが、 クルンッとした曲線、スッと縦に伸びるライン、リズミカルに並ぶスタイリング。それはまるで、「模様のような文字」、「意味のないアート」のよう。 ご紹介するのは、そんなアラビア文字を“模様”として楽しめる刺繍トートバッグ。 読み取る意味はないけれど、あなたの感性で自由に楽しめる一品です。   文字を「読む」のではなく「感じる」カリグラフィの世界 「カリグラフィ」とは、書の芸術と呼ばれます。特にイスラム世界では偶像を描くことを避けて発展してきた背景もあり、文字そのものにデザイン性が強く求められてきました。 関連記事:東京ジャーミイ(モスク)見学を写真で振り返る 関連記事:個性的で表現方法が多彩なアラビア書道・カリグラフィーの世界   このバッグに使われているカリグラフィは、そうした歴史ある書体をベースにしながらも、意味を成す単語や文章ではなく、文字だけを散りばめた完全なデザインアート。 「文字だけど、意味はない」「読めないけど、かわいい」 そんな矛盾の美しさも、このバッグの魅力です。   “意味がない”からこそ、安心して使える 外国語のTシャツを何気なく買ったら、実はとんでもない意味の単語だった…そんな失敗談、聞いたことはありませんか? このバッグには特定の言葉や意味は一切込められていません。 アラビア文字を並べただけで、デザインの主役は「線」「形」「レイアウト」。だからこそ、どんな人でも気軽に安心して日常に取り入れることができます。 “意味がない”から、むしろ“自由に解釈できる魅力”になる。まさに現代的なアート感覚にも合うのではないでしょうか。   刺繍が放つ、光沢と立体感。手に取って分かる上質さ デザインはレバノンのメーカーによるもので、Al-Fanarが刺繍糸だけを指定して裏地や内ポケットを追加するなどOEM製作した完全オリジナル品。使われている刺繍糸は、上品な光沢感をもつ高品質なものを厳選。実際に光に当たると、刺繍部分がふわっと浮き上がるような立体感が生まれます。 さらに、生地は柔らかな風合いのポリエステル。見た目から想像される「ごわつき」はまったくなく、触れると驚くほどなめらかです。この素材感は、ぜひ一度手に取って実感していただきたいポイント。   サイズも機能も、しっかり“日常仕様” 見た目のインパクトに注目が集まりがちですが、実は普段使いにもピッタリな機能性を兼ね備えています。 サイズ:36cm×39cmの大容量(A4や10.9インチiPad Airも余裕) 持ち手:68cm(肩掛けしやすく、ゆとりのある長さ)...

トルコフェス2025

【速報&予習用】トルコフェス2025 | 中東雑貨のアルファナル 物販ブースの見どころ(代々木公園)

東京では"梅雨入りしたとみられる"発表のあった数日後、 本日6月14日から異国文化を知る体験ができる「トルコフェスティバル2025」が2日間にわたって代々木公園で開催されます。 昨年に続き、私たちも再び物販ブースに出店中。 トルコで買い付けた小物入れや中東モチーフの布製品、暮らしを彩る実用性に富んだオリジナル商品を取り揃え、フェスティバルの賑わいの中に心に残るひとときをお届けします。 生憎のビミョーな天気ですが、渋谷~原宿エリアにお越しの際には散策がてらでも、気軽にお立ち寄りくださいませ。   トルコフェスティバルとは? 「トルコフェスティバル」は日本とトルコの友好や交流のため、日本人にトルコの伝統や文化を発信する文化交流のイベント。 会場のステージ上では伝統舞踊や音楽が披露され、ほかにも本場トルコ料理のキッチンカー、多くの美しい手仕事の雑貨店なども集います。 訪れるだけで、異国の香りとともに小さな旅気分さえ味わえるでしょう。 2025年の開催概要 日程:2025年6月14日(土)・15日(日) 時間:11:00~20:00 /ステージは18:00まで 会場:代々木公園イベント広場(アクセス) 入場:無料 /雨天決行 昨年トルコのフェスティバル(2024年)でも多くの来場者が訪れ、本場の味覚、華やかなステージ、衣類や雑貨を買い求める来場者で賑わいを見せました。 関連記事:大盛況のうちに終了、御礼申し上げます。トルコフェスティバル2024   販売商品のご紹介|今年のおすすめ商品 昨年に引き続き、私たちの物販ブースではトルコ・中東で仕入れた商品や中東文化をモチーフに取り入れた実用的な雑貨を販売します。 一部の商品は数量に限りのある”限定品”ともいえるアイテムもありますので、お早めにお越しいただいた方が楽しんでいただけると思います。   ◆販売アイテム◆ らくだの蚊帳織りふきん 自然素材と無薬品仕上げにこだわる奈良の伝統技術によって生産された安心の一品です 商品紹介ページはコチラ   月のミラー 三日月をモチーフにした鏡、あなたの部屋で気分をアゲてくれます  ...

【速報&予習用】トルコフェス2025 | 中東雑貨のアルファナル 物販ブースの見どころ(代々木公園)

東京では"梅雨入りしたとみられる"発表のあった数日後、 本日6月14日から異国文化を知る体験ができる「トルコフェスティバル2025」が2日間にわたって代々木公園で開催されます。 昨年に続き、私たちも再び物販ブースに出店中。 トルコで買い付けた小物入れや中東モチーフの布製品、暮らしを彩る実用性に富んだオリジナル商品を取り揃え、フェスティバルの賑わいの中に心に残るひとときをお届けします。 生憎のビミョーな天気ですが、渋谷~原宿エリアにお越しの際には散策がてらでも、気軽にお立ち寄りくださいませ。   トルコフェスティバルとは? 「トルコフェスティバル」は日本とトルコの友好や交流のため、日本人にトルコの伝統や文化を発信する文化交流のイベント。 会場のステージ上では伝統舞踊や音楽が披露され、ほかにも本場トルコ料理のキッチンカー、多くの美しい手仕事の雑貨店なども集います。 訪れるだけで、異国の香りとともに小さな旅気分さえ味わえるでしょう。 2025年の開催概要 日程:2025年6月14日(土)・15日(日) 時間:11:00~20:00 /ステージは18:00まで 会場:代々木公園イベント広場(アクセス) 入場:無料 /雨天決行 昨年トルコのフェスティバル(2024年)でも多くの来場者が訪れ、本場の味覚、華やかなステージ、衣類や雑貨を買い求める来場者で賑わいを見せました。 関連記事:大盛況のうちに終了、御礼申し上げます。トルコフェスティバル2024   販売商品のご紹介|今年のおすすめ商品 昨年に引き続き、私たちの物販ブースではトルコ・中東で仕入れた商品や中東文化をモチーフに取り入れた実用的な雑貨を販売します。 一部の商品は数量に限りのある”限定品”ともいえるアイテムもありますので、お早めにお越しいただいた方が楽しんでいただけると思います。   ◆販売アイテム◆ らくだの蚊帳織りふきん 自然素材と無薬品仕上げにこだわる奈良の伝統技術によって生産された安心の一品です 商品紹介ページはコチラ   月のミラー 三日月をモチーフにした鏡、あなたの部屋で気分をアゲてくれます  ...

イスタンブールのネコ

猫の楽園・トルコ|イスタンブールで出会う心やすらぐ猫たちと銅像になった猫

メルハバ!(こんにちは)  猫大好きのプスプスといいます。前回に続いて、今回もトルコの魅力をご紹介したいと思います。 前回記事 なぜトルコは親日国?歴史がつなぐ日本との絆の物語 ぜひ最後までお付き合いくださいね。   猫好きさん、トルコは“天国”かもしれません さて、みなさんは動物はお好きですか? 犬、猫、鳥、ウサギ、ハムスター辺りは結構人気だったりしますよね。他にもカメレオンやヘビ等の爬虫類、カクレクマノミや金魚のような魚類がお好きな方もいらっしゃると思います。 私自身はとにかく猫が大好きで、今も一緒に暮らしています。 日本には「猫カフェ」や「猫島」があるように、猫とふれあえる場所が人気だったりしますし、浮世絵にも猫がたくさん描かれていたりと猫好きの国としても知られていますよね。 そんな日本と同じくらい……いえ、それ以上に猫を大切にしている国があるのをご存じですか? それが――トルコです。   「猫の都」イスタンブール 特にイスタンブールは“猫の都”と称されるほどの有名な都市で、街のあちこちで猫たちがのびのびと暮らしています。 何故猫たちが安心して暮らせるのかというと、トルコでは国ぐるみで野良猫の保護を推進しており、野良猫にご飯をあげるのが当たり前になっているんです。 政府は「飼い主のいない動物たちに、一杯のご飯、一杯の水」というスローガンを掲げ、地域住民や公務員が率先してご飯を配っています。 観光客が野良猫にご飯をあげることも大歓迎で、スーパーでは観光客がご飯をあげやすいようにと一回分に小分けされたご飯が売っていたりします。 まさに国ぐるみで猫と共に生きている──そんな風景がトルコでは日常なのです。   手厚いケアと法整備で猫たちも安心 ただご飯をあげて可愛がるだけでなく、トルコでは政府と自治体により随時避妊・去勢手術や健康管理も行われています。猫たちにはマイクロチップを埋め込み、地域ごとの識別や手術履歴を管理しているんです。 さらに一部地域では野良動物専用の救急車まで用意されていて、怪我をした猫がいれば動物病院まで運んでもらえる仕組みもあるのです。 そして野良猫を無償で診察してくれる獣医師さんもたくさんいらっしゃいます。 何故ここまで大切にされているのか、 それは野良猫の権利が法律によって守られているからなんです。   イスタンブール全体が“猫カフェ”? そんな気持ちが猫にも伝わっているのか、特にイスタンブールに住む猫たちは人間を全く怖がらずに近づいてきてくれる子がたくさんいます。...

猫の楽園・トルコ|イスタンブールで出会う心やすらぐ猫たちと銅像になった猫

メルハバ!(こんにちは)  猫大好きのプスプスといいます。前回に続いて、今回もトルコの魅力をご紹介したいと思います。 前回記事 なぜトルコは親日国?歴史がつなぐ日本との絆の物語 ぜひ最後までお付き合いくださいね。   猫好きさん、トルコは“天国”かもしれません さて、みなさんは動物はお好きですか? 犬、猫、鳥、ウサギ、ハムスター辺りは結構人気だったりしますよね。他にもカメレオンやヘビ等の爬虫類、カクレクマノミや金魚のような魚類がお好きな方もいらっしゃると思います。 私自身はとにかく猫が大好きで、今も一緒に暮らしています。 日本には「猫カフェ」や「猫島」があるように、猫とふれあえる場所が人気だったりしますし、浮世絵にも猫がたくさん描かれていたりと猫好きの国としても知られていますよね。 そんな日本と同じくらい……いえ、それ以上に猫を大切にしている国があるのをご存じですか? それが――トルコです。   「猫の都」イスタンブール 特にイスタンブールは“猫の都”と称されるほどの有名な都市で、街のあちこちで猫たちがのびのびと暮らしています。 何故猫たちが安心して暮らせるのかというと、トルコでは国ぐるみで野良猫の保護を推進しており、野良猫にご飯をあげるのが当たり前になっているんです。 政府は「飼い主のいない動物たちに、一杯のご飯、一杯の水」というスローガンを掲げ、地域住民や公務員が率先してご飯を配っています。 観光客が野良猫にご飯をあげることも大歓迎で、スーパーでは観光客がご飯をあげやすいようにと一回分に小分けされたご飯が売っていたりします。 まさに国ぐるみで猫と共に生きている──そんな風景がトルコでは日常なのです。   手厚いケアと法整備で猫たちも安心 ただご飯をあげて可愛がるだけでなく、トルコでは政府と自治体により随時避妊・去勢手術や健康管理も行われています。猫たちにはマイクロチップを埋め込み、地域ごとの識別や手術履歴を管理しているんです。 さらに一部地域では野良動物専用の救急車まで用意されていて、怪我をした猫がいれば動物病院まで運んでもらえる仕組みもあるのです。 そして野良猫を無償で診察してくれる獣医師さんもたくさんいらっしゃいます。 何故ここまで大切にされているのか、 それは野良猫の権利が法律によって守られているからなんです。   イスタンブール全体が“猫カフェ”? そんな気持ちが猫にも伝わっているのか、特にイスタンブールに住む猫たちは人間を全く怖がらずに近づいてきてくれる子がたくさんいます。...

イスタンブール

ひとり旅や女子旅で楽しむ中東|ドバイ、アブダビ、イスタンブール、湾岸アラブ体験記まとめ

中東というと「遠い」「ちょっと不安」と思われがちですが、女性ひとりでも楽しめる魅力あふれる旅先として注目を集めています。 歴史ある文化、美しい雑貨、親切な人々、そして驚きのグルメ体験――。 この記事では、普通の旅ではなかなか味わえない?とも思える現地の友人知人を頼った体験を含めて、UAE、トルコ、カタール、クウェート、ヨルダンの旅の記録を国別にまとめました。   UAE(アラブ首長国連邦) ドバイとアブダビで感じる現代と歴史の交差点 【UAE ひとり旅】アブダビの雑貨の展示会に行ってみた!中東の魅力あふれるブランド巡り 初めてのドバイ旅行「食の衝撃」 ~ 食べ歩きの女子旅でアラブ料理を堪能 3日間で4回通ったドバイのアラブレストランと白米ではなかったホワイトライス 強制的にメニュー変更!?ドバイ旅行中に1人で通ったアラブレストラン トルコ チャイとスイーツ、生活に根ざしたおもてなし文化 トルコのチャイとコーヒーの接待。美しいチャイグラスで楽しむ一杯とその文化 中東のチーズケーキ「クナーファ」の多様性。砂漠の中でBBQスイーツ チキン入りスイーツ【カザンディビ】トルコの牛乳プリン、謎デザートに迫る カタール スーク(市場)と家族の文化に癒される 迷い込んでも楽しい!ドーハの「スーク・ワキーフ」で中東の魅力にひたる一日 湾岸アラブでのショッピング体験。お会計はつまみ食いの後で? もはやフードファイト、カタールの金曜日はひたすら食べ続ける家族の集い アラブのティーウェアに魅せられて|Dallah ポットと暮らしの道具たち クウェート 人と伝統や文化の日常の物語 中東に触れて:Henna(ヘナ タトゥー)がつないだご縁で広がった生活 中東では身近すぎるイスラム幾何学模様に囲まれる日常とやりたいこと...

ひとり旅や女子旅で楽しむ中東|ドバイ、アブダビ、イスタンブール、湾岸アラブ体験記まとめ

中東というと「遠い」「ちょっと不安」と思われがちですが、女性ひとりでも楽しめる魅力あふれる旅先として注目を集めています。 歴史ある文化、美しい雑貨、親切な人々、そして驚きのグルメ体験――。 この記事では、普通の旅ではなかなか味わえない?とも思える現地の友人知人を頼った体験を含めて、UAE、トルコ、カタール、クウェート、ヨルダンの旅の記録を国別にまとめました。   UAE(アラブ首長国連邦) ドバイとアブダビで感じる現代と歴史の交差点 【UAE ひとり旅】アブダビの雑貨の展示会に行ってみた!中東の魅力あふれるブランド巡り 初めてのドバイ旅行「食の衝撃」 ~ 食べ歩きの女子旅でアラブ料理を堪能 3日間で4回通ったドバイのアラブレストランと白米ではなかったホワイトライス 強制的にメニュー変更!?ドバイ旅行中に1人で通ったアラブレストラン トルコ チャイとスイーツ、生活に根ざしたおもてなし文化 トルコのチャイとコーヒーの接待。美しいチャイグラスで楽しむ一杯とその文化 中東のチーズケーキ「クナーファ」の多様性。砂漠の中でBBQスイーツ チキン入りスイーツ【カザンディビ】トルコの牛乳プリン、謎デザートに迫る カタール スーク(市場)と家族の文化に癒される 迷い込んでも楽しい!ドーハの「スーク・ワキーフ」で中東の魅力にひたる一日 湾岸アラブでのショッピング体験。お会計はつまみ食いの後で? もはやフードファイト、カタールの金曜日はひたすら食べ続ける家族の集い アラブのティーウェアに魅せられて|Dallah ポットと暮らしの道具たち クウェート 人と伝統や文化の日常の物語 中東に触れて:Henna(ヘナ タトゥー)がつないだご縁で広がった生活 中東では身近すぎるイスラム幾何学模様に囲まれる日常とやりたいこと...

エルトゥールルの碑

なぜトルコは親日国?歴史がつなぐ日本との絆の物語

こんにちは。  はじめてトルコ紹介の記事をライティングさせていただきました猫好きのプスプスと申します。 「『プスプス』って何?」と不思議に思われましたか? 実はこれ、トルコで猫を呼ぶときの掛け声なんです。トルコの街角では野良猫に「プスプス」と声をかけると、トコトコと寄ってきてくれるんだとか。 本当に来るかどうかは……行ってみてのお楽しみ。 今回は、そんな猫の国トルコから、ちょっと心温まる日本との歴史的なつながりをご紹介します。   トルコってどんな国?日本との深い関係 「トルコ」と聞いて、あなたは何を思い浮かべますか? ケバブ、バザール、オリエンタルな建築…。 大抵の人はトルコって国のことは知っていても、具体的な場所やどんな国か知っている人は少ないのではないでしょうか。 でも、意外と知られていないのが日本との深い絆。トルコは、世界有数の「親日国」と言われています。 その理由、気になりませんか? 実はそこには、130年以上前のある壮絶な出来事があったのです。   エルトゥールル号の遭難と日本人の救出劇 時は1890年9月16日。 一隻の軍艦が和歌山県沖で座礁し、沈没するという事故が起きました。 その船の名はエルトゥールル号。 当時のオスマン帝国(現在のトルコ)海軍の軍艦で、日本とオスマン帝国の友好を目的とした親善使節団が乗っており、一行はオスマン帝国最初の訪日親善使節団として盛大な歓迎を受けていました。 3ヵ月にわたる滞在を終え、盛大な見送りの中で出航したエルトゥールル号。 しかしその帰路、折からの台風の影響を受け、船は制御不能に。 イメージ その後、和歌山県・樫野崎の岩礁に激突し、沈没してしまいました。 この知らせを聞いた地元住民たちは総出で救助に奔走。 台風の大荒れの中、不眠不休で命懸けの捜索活動が行われ、69名の乗員が救出されました。 生存者は神戸の病院に入院し治療を受け、その後に日本海軍はこの生存者を軍艦に乗せてイスタンブールまで送り届けたのです。 この出来事はトルコ国内でも広く報道されました。それ以来、トルコの人々の心には「日本人は命を救ってくれた恩人」としての印象が深く刻まれたのです。 エルトゥールル号遭難慰霊碑(和歌山県東牟婁郡串本町)  ...

なぜトルコは親日国?歴史がつなぐ日本との絆の物語

こんにちは。  はじめてトルコ紹介の記事をライティングさせていただきました猫好きのプスプスと申します。 「『プスプス』って何?」と不思議に思われましたか? 実はこれ、トルコで猫を呼ぶときの掛け声なんです。トルコの街角では野良猫に「プスプス」と声をかけると、トコトコと寄ってきてくれるんだとか。 本当に来るかどうかは……行ってみてのお楽しみ。 今回は、そんな猫の国トルコから、ちょっと心温まる日本との歴史的なつながりをご紹介します。   トルコってどんな国?日本との深い関係 「トルコ」と聞いて、あなたは何を思い浮かべますか? ケバブ、バザール、オリエンタルな建築…。 大抵の人はトルコって国のことは知っていても、具体的な場所やどんな国か知っている人は少ないのではないでしょうか。 でも、意外と知られていないのが日本との深い絆。トルコは、世界有数の「親日国」と言われています。 その理由、気になりませんか? 実はそこには、130年以上前のある壮絶な出来事があったのです。   エルトゥールル号の遭難と日本人の救出劇 時は1890年9月16日。 一隻の軍艦が和歌山県沖で座礁し、沈没するという事故が起きました。 その船の名はエルトゥールル号。 当時のオスマン帝国(現在のトルコ)海軍の軍艦で、日本とオスマン帝国の友好を目的とした親善使節団が乗っており、一行はオスマン帝国最初の訪日親善使節団として盛大な歓迎を受けていました。 3ヵ月にわたる滞在を終え、盛大な見送りの中で出航したエルトゥールル号。 しかしその帰路、折からの台風の影響を受け、船は制御不能に。 イメージ その後、和歌山県・樫野崎の岩礁に激突し、沈没してしまいました。 この知らせを聞いた地元住民たちは総出で救助に奔走。 台風の大荒れの中、不眠不休で命懸けの捜索活動が行われ、69名の乗員が救出されました。 生存者は神戸の病院に入院し治療を受け、その後に日本海軍はこの生存者を軍艦に乗せてイスタンブールまで送り届けたのです。 この出来事はトルコ国内でも広く報道されました。それ以来、トルコの人々の心には「日本人は命を救ってくれた恩人」としての印象が深く刻まれたのです。 エルトゥールル号遭難慰霊碑(和歌山県東牟婁郡串本町)  ...

ドーハのスーク

迷い込んでも楽しい!ドーハの「スーク・ワキーフ」で中東の魅力にひたる一日

こんにちは、Sunaoです。 早速ですが、「カタール」と聞いてどんなイメージが浮かびますか?   首都は「ドーハ」、サッカー好きの方には特に馴染みがあるかもしれません。 ひと昔前までは「何もない国」と言われていたこの国も、いまでは中東の文化とモダンさが融合する独特の魅力を放っています。 私が初めてカタールを訪れたのは約20年前。その頃は、本当に「何もない…」と感じたものですが、いまや首都ドーハにはぜひ立ち寄ってほしいスポットがあります。 特に、時間をかけてじっくり楽しんでほしいのが「スーク・ワキーフ(Souq Waqif)」です。   スーク・ワキーフってどんな場所? 「スーク」とはアラビア語で“市場”のこと。中東各地には「スーク○○」や「○○スーク」という名称の市場がありますが、スーク・ワキーフはその中でも特に超有名で人気の高い観光スポットです。 ドーハ中心部にあるこのスークは、伝統的なアラブ建築が立ち並び、日本人観光客からすると、まるで異世界に迷い込んだかのような雰囲気。 広大な敷地内には、衣料品、生活雑貨、ジュエリー、ペット用品、香水、スパイス、果ては家電まで、お土産物でも何でも揃います。 歩いていると、どこからともなく香ばしいスパイスの香りが漂ってきたり、陽気な音楽に足を止めたくなったり。 時折、伝統的なダンスや音楽のパフォーマンスが行われていることもあります。 市場を歩くなら、午前中がおすすめ スーク・ワキーフは、午前中は比較的すいていて落ち着いて見て回れます。夕方以降になると”ごった返す”というくらいに人が増え、アラブならではの熱気と活気に包まれますが、それもまた魅力でおもしろポイント。 お昼前からゆったり散策、夕方から賑わいを楽しむ、そんな具合に2周するのも贅沢な楽しみ方です。 迷子も楽しい、アラブの迷宮 このスーク、まるで迷路のような構造なんです。 方向音痴の私は、見ながら歩いているうちに迷子になったり行きたい店にたどり着けながったり(笑) 「あれ?このお店さっきも見たかも…」「さっき値切りに負けた店員さんと、また目が合っちゃった…」なんてことも度々。 そんなことも含めて、“迷いながら出会う雑貨たち”との一期一会が楽しさのひとつです。 日本では手に入りにくい雑貨や香りに出会える 日本ではまず見かけない道具や調味料、不思議な形のランプやカラフルな布もの……。旅の途中でそんな雑貨アイテムに出会ったら、ワクワクしませんか? 毎度の私のお目当ては、かわいい中東雑貨とお香、スパイス類。 特に「乳香(フランキンセンス)」は日本では数十グラムで数千円する高級品で、キロ単位での販売も多いですが、1kg以下で買えるお店もあるので気軽に聞いてみましょう。 珍しい現地の民族衣装は子供服も安く手に入るので、お子さんがいる方へのお土産にすると喜ばれるかも?! 迷子の合間にカフェでひと息 スーク内にはスイーツや軽食、チャイなどのスタンド(屋台)もたくさんありますが、朝から営業しているなどレストランやカフェも充実しています。...

迷い込んでも楽しい!ドーハの「スーク・ワキーフ」で中東の魅力にひたる一日

こんにちは、Sunaoです。 早速ですが、「カタール」と聞いてどんなイメージが浮かびますか?   首都は「ドーハ」、サッカー好きの方には特に馴染みがあるかもしれません。 ひと昔前までは「何もない国」と言われていたこの国も、いまでは中東の文化とモダンさが融合する独特の魅力を放っています。 私が初めてカタールを訪れたのは約20年前。その頃は、本当に「何もない…」と感じたものですが、いまや首都ドーハにはぜひ立ち寄ってほしいスポットがあります。 特に、時間をかけてじっくり楽しんでほしいのが「スーク・ワキーフ(Souq Waqif)」です。   スーク・ワキーフってどんな場所? 「スーク」とはアラビア語で“市場”のこと。中東各地には「スーク○○」や「○○スーク」という名称の市場がありますが、スーク・ワキーフはその中でも特に超有名で人気の高い観光スポットです。 ドーハ中心部にあるこのスークは、伝統的なアラブ建築が立ち並び、日本人観光客からすると、まるで異世界に迷い込んだかのような雰囲気。 広大な敷地内には、衣料品、生活雑貨、ジュエリー、ペット用品、香水、スパイス、果ては家電まで、お土産物でも何でも揃います。 歩いていると、どこからともなく香ばしいスパイスの香りが漂ってきたり、陽気な音楽に足を止めたくなったり。 時折、伝統的なダンスや音楽のパフォーマンスが行われていることもあります。 市場を歩くなら、午前中がおすすめ スーク・ワキーフは、午前中は比較的すいていて落ち着いて見て回れます。夕方以降になると”ごった返す”というくらいに人が増え、アラブならではの熱気と活気に包まれますが、それもまた魅力でおもしろポイント。 お昼前からゆったり散策、夕方から賑わいを楽しむ、そんな具合に2周するのも贅沢な楽しみ方です。 迷子も楽しい、アラブの迷宮 このスーク、まるで迷路のような構造なんです。 方向音痴の私は、見ながら歩いているうちに迷子になったり行きたい店にたどり着けながったり(笑) 「あれ?このお店さっきも見たかも…」「さっき値切りに負けた店員さんと、また目が合っちゃった…」なんてことも度々。 そんなことも含めて、“迷いながら出会う雑貨たち”との一期一会が楽しさのひとつです。 日本では手に入りにくい雑貨や香りに出会える 日本ではまず見かけない道具や調味料、不思議な形のランプやカラフルな布もの……。旅の途中でそんな雑貨アイテムに出会ったら、ワクワクしませんか? 毎度の私のお目当ては、かわいい中東雑貨とお香、スパイス類。 特に「乳香(フランキンセンス)」は日本では数十グラムで数千円する高級品で、キロ単位での販売も多いですが、1kg以下で買えるお店もあるので気軽に聞いてみましょう。 珍しい現地の民族衣装は子供服も安く手に入るので、お子さんがいる方へのお土産にすると喜ばれるかも?! 迷子の合間にカフェでひと息 スーク内にはスイーツや軽食、チャイなどのスタンド(屋台)もたくさんありますが、朝から営業しているなどレストランやカフェも充実しています。...

レモンミントジュース

ノンアルでも大満足!レモンミントジュースは肉料理に合うアラブの爽快ドリンク

肉料理にワイン?その常識をゆるやかに変えたい 「肉料理には赤ワイン」 そんな確固たる思いを持っている人も多いかもしれません。 しかし、健康意識や体質、ライフスタイルの変化から、 「お酒を控えることを決めた」「お酒は飲めないけど、食事の満足度は上げたい」  という人も増えてきています。 聞かれる話は、 「お酒を飲むと翌朝に響くから、今晩はノンアルで」 「運転するから飲めないけど、肉料理も十分に楽しみたい」 「妊娠中・授乳中でも食事の楽しみは諦めたくない」   肉料理に合うノンアル ノンアルコールカクテルなど、ノンアルドリンクのバリエーションも数多く広がってきている中で、飲んだ人は「これはアリ!」と何故か気に入る飲み物があります。 それは、カタール旅行で初めて出会った「レモンミントジュース」です。   レモンミントジュースとの出会い。真夏のドバイでも 真夏の気温は40℃超え、旅行で訪れたカタール。 観光の合間にレストランで友人から何気なく勧められたのが この緑色の鮮やかなドリンク──レモンミントジュース。 正直、最初は色味とミントのイメージにちょっと抵抗がありました。 が、ひと口飲んで、サーーーッと目が覚めました。  ミントの清涼感とレモンの酸味、そしてほんのり甘み。 想像以上にサッパリ爽やかな大人の味だったのです。   その後にドバイ旅行に連れて行った母も、社内の同僚も、初見の印象はよくありませんが、 ひと口飲み、ふた口飲み、、旅行中にレストランで食事をする度に注文するほど気に入ってくれました。 初めてのドバイ旅行「食の衝撃」 現地の人たちはケバブやグリルラムなど、しっかり味の肉料理と一緒にこのジュースを飲んでいますが、 酷暑の夏にもさっぱり爽やかで飲みやすく、お肉の脂や濃いソースの味とも相性はピッタリです。  ...

ノンアルでも大満足!レモンミントジュースは肉料理に合うアラブの爽快ドリンク

肉料理にワイン?その常識をゆるやかに変えたい 「肉料理には赤ワイン」 そんな確固たる思いを持っている人も多いかもしれません。 しかし、健康意識や体質、ライフスタイルの変化から、 「お酒を控えることを決めた」「お酒は飲めないけど、食事の満足度は上げたい」  という人も増えてきています。 聞かれる話は、 「お酒を飲むと翌朝に響くから、今晩はノンアルで」 「運転するから飲めないけど、肉料理も十分に楽しみたい」 「妊娠中・授乳中でも食事の楽しみは諦めたくない」   肉料理に合うノンアル ノンアルコールカクテルなど、ノンアルドリンクのバリエーションも数多く広がってきている中で、飲んだ人は「これはアリ!」と何故か気に入る飲み物があります。 それは、カタール旅行で初めて出会った「レモンミントジュース」です。   レモンミントジュースとの出会い。真夏のドバイでも 真夏の気温は40℃超え、旅行で訪れたカタール。 観光の合間にレストランで友人から何気なく勧められたのが この緑色の鮮やかなドリンク──レモンミントジュース。 正直、最初は色味とミントのイメージにちょっと抵抗がありました。 が、ひと口飲んで、サーーーッと目が覚めました。  ミントの清涼感とレモンの酸味、そしてほんのり甘み。 想像以上にサッパリ爽やかな大人の味だったのです。   その後にドバイ旅行に連れて行った母も、社内の同僚も、初見の印象はよくありませんが、 ひと口飲み、ふた口飲み、、旅行中にレストランで食事をする度に注文するほど気に入ってくれました。 初めてのドバイ旅行「食の衝撃」 現地の人たちはケバブやグリルラムなど、しっかり味の肉料理と一緒にこのジュースを飲んでいますが、 酷暑の夏にもさっぱり爽やかで飲みやすく、お肉の脂や濃いソースの味とも相性はピッタリです。  ...

アラブのティーセット

アラブのティーウェアに魅せられて|Dallah ポットと暮らしの道具たち

今回は、私がよく旅をするカタールやクウェートの友人宅のお話です。 現地の友人たちと過ごす時間の中で、いつも印象的なのが「お茶の時間」の風景です。 湾岸アラブでは、ゲストが来るときはもちろん、日常的な家族だけの団らんのためにも、リビングルームにはいつでもアラビックコーヒーと紅茶の保温ポットが準備されています。 日常のひとコマに、自然に“もてなし”が溶け込んでいるのです。   コーヒーと紅茶、気分や好みで”おもてなし” 友人のお姉さん宅で見せてもらったティーセットもとても素敵でした。 小さなおちょこのようなカップがアラビックコーヒー用、そして取っ手付きのカップが紅茶用。それぞれに専用のカップがあり、使い分けられています。 家族や知人が集まるリビングで、お茶やお菓子を囲みながら過ごす時間は、湾岸アラブの暮らしに深く根付いた文化です。   食器棚にあふれる“おもてなし”の道具 湾岸アラブ地域の家庭は大家族が多く、また親戚づきあいも活発で、親戚や友人が頻繁に訪れることもあり、食器棚の中にはたくさんのポットやカップが並んでいます。 同じデザインのポットが2つあるのは、紅茶用とコーヒー用で使い分けているから。 色の統一感やデザインを揃えているため、同じ形のポットが複数あります。 家に人が集まる文化やおもてなしの心が、この食器に現れていると思います。 私自身もポットやグラスが大好きですが、日本の住まい事情を考えるとここまで揃えるのは難しく、こういうコレクションができるのが羨ましくなります。   実用性と効率を兼ねた食器収納法 さらに驚いたのは、カップやグラスの収納方法。 カップをトレイに乗せ、マルッとラップをかけて積み重ねて保管しています。 これは砂嵐が来たときにも砂まみれにならないようにするため。 リビングに運ぶのも簡単で安全ですし、ラップを外せばすぐにゲストに出せるので、機能性と実用性を兼ねた工夫ですね。   食器にもトレンドがある 中東現地ではティーセットを扱うお店も数多く、品揃えが豊富で、何年かごとで訪れるたびに新しいデザインに出会えます。 特に湾岸地域では食器にも流行がある印象で、毎回欲しくなってしまいます。 中東らしい幾何学模様が印象的なセット。 ひと昔前は、ゴールドやシルバーのギラギラした装飾が主流でした。 もちろん今でも根強い人気はありますが、近年ではシンプルで洗練されたデザインも増えてきています。 アラブの象徴、Dallah(ダッラ)...

アラブのティーウェアに魅せられて|Dallah ポットと暮らしの道具たち

今回は、私がよく旅をするカタールやクウェートの友人宅のお話です。 現地の友人たちと過ごす時間の中で、いつも印象的なのが「お茶の時間」の風景です。 湾岸アラブでは、ゲストが来るときはもちろん、日常的な家族だけの団らんのためにも、リビングルームにはいつでもアラビックコーヒーと紅茶の保温ポットが準備されています。 日常のひとコマに、自然に“もてなし”が溶け込んでいるのです。   コーヒーと紅茶、気分や好みで”おもてなし” 友人のお姉さん宅で見せてもらったティーセットもとても素敵でした。 小さなおちょこのようなカップがアラビックコーヒー用、そして取っ手付きのカップが紅茶用。それぞれに専用のカップがあり、使い分けられています。 家族や知人が集まるリビングで、お茶やお菓子を囲みながら過ごす時間は、湾岸アラブの暮らしに深く根付いた文化です。   食器棚にあふれる“おもてなし”の道具 湾岸アラブ地域の家庭は大家族が多く、また親戚づきあいも活発で、親戚や友人が頻繁に訪れることもあり、食器棚の中にはたくさんのポットやカップが並んでいます。 同じデザインのポットが2つあるのは、紅茶用とコーヒー用で使い分けているから。 色の統一感やデザインを揃えているため、同じ形のポットが複数あります。 家に人が集まる文化やおもてなしの心が、この食器に現れていると思います。 私自身もポットやグラスが大好きですが、日本の住まい事情を考えるとここまで揃えるのは難しく、こういうコレクションができるのが羨ましくなります。   実用性と効率を兼ねた食器収納法 さらに驚いたのは、カップやグラスの収納方法。 カップをトレイに乗せ、マルッとラップをかけて積み重ねて保管しています。 これは砂嵐が来たときにも砂まみれにならないようにするため。 リビングに運ぶのも簡単で安全ですし、ラップを外せばすぐにゲストに出せるので、機能性と実用性を兼ねた工夫ですね。   食器にもトレンドがある 中東現地ではティーセットを扱うお店も数多く、品揃えが豊富で、何年かごとで訪れるたびに新しいデザインに出会えます。 特に湾岸地域では食器にも流行がある印象で、毎回欲しくなってしまいます。 中東らしい幾何学模様が印象的なセット。 ひと昔前は、ゴールドやシルバーのギラギラした装飾が主流でした。 もちろん今でも根強い人気はありますが、近年ではシンプルで洗練されたデザインも増えてきています。 アラブの象徴、Dallah(ダッラ)...

【アルファナルおすすめ】美と癒しをくれる中東スイーツ記事7選|デーツ・バクラヴァ・ドバイチョコ

【アルファナルおすすめ】美と癒しをくれる中東スイーツ記事7選|デーツ・バクラヴァ・ドバイチョコ

甘いものに癒されたい大人の女性へ。 仕事に、家事に、育児に、、毎日がんばる私たちに必要なのは「少しだけ、心がほぐれる時間」。 中東生まれのスイーツは、ただの甘さ以上に美しさ、豊かさ、そして自分を大切にする贅沢感を届けてくれます。 この記事では大人の女性にぴったりな中東スイーツを厳選してご紹介。 ティータイムのお供に、自分へのご褒美に、心ときめく一品を探してみませんか?   ①【美活スイーツ】高級デーツで美と健康を手に入れる デーツは奇跡の果実と呼ばれるほど、ミネラルや食物繊維が豊富。特に世界的にも有名な高級ブランド「バティール(Bateel)」のデーツは甘さも上品で、美意識高めな女性たちから支持されています。 ▶ おいしくてお取寄せ必須!?ドバイ旅行の土産は美容と健康にいいらしい高級デーツ   ②【美容と糖質コントロール】デーツを正しく楽しむために どんなに体に良いとされる食品も“食べ方”を間違えたら逆効果。1日何粒がちょうどいい? 太りにくい食べ方は?忙しい30代以上の女性が知っておきたい「デーツ活用術」をまとめました。 ▶ デーツは美容に効果的? かんたんに知っておきたい効能と注意   ③【特別なギフトに】イスタンブール直送の高級バクラヴァ 銀座・松屋でも買える、トルコの名門「ナーディル・ギュル」のバクラヴァ。サクサクのパイ生地と濃厚ナッツの層に、うっとり。ちょっと贅沢な“私へのプレゼント”にもぴったりです。 ▶ トルコ発!でも東京のお土産にぴったり!! バクラヴァの高級菓子ブランド 「ナーディル・ギュル(Nadir Gullu)」   ④【大人のチョコ欲】トルコチョコレートとロクムの誘惑 カラフルで宝石みたいなターキッシュディライト(ロクム)や、濃厚なトルコチョコ。甘さ控えめな大人仕様のスイーツはコーヒーにもビッタリ。見た目でも味わいでも、自宅カフェタイムが格上げされること間違いなしです。 ▶ ドバイチョコの次は「トルコチョコレート」がブームに!?トルコ発の高級菓子ブランド「ディヴァン(Divan)」  ...

【アルファナルおすすめ】美と癒しをくれる中東スイーツ記事7選|デーツ・バクラヴァ・ドバイチョコ

甘いものに癒されたい大人の女性へ。 仕事に、家事に、育児に、、毎日がんばる私たちに必要なのは「少しだけ、心がほぐれる時間」。 中東生まれのスイーツは、ただの甘さ以上に美しさ、豊かさ、そして自分を大切にする贅沢感を届けてくれます。 この記事では大人の女性にぴったりな中東スイーツを厳選してご紹介。 ティータイムのお供に、自分へのご褒美に、心ときめく一品を探してみませんか?   ①【美活スイーツ】高級デーツで美と健康を手に入れる デーツは奇跡の果実と呼ばれるほど、ミネラルや食物繊維が豊富。特に世界的にも有名な高級ブランド「バティール(Bateel)」のデーツは甘さも上品で、美意識高めな女性たちから支持されています。 ▶ おいしくてお取寄せ必須!?ドバイ旅行の土産は美容と健康にいいらしい高級デーツ   ②【美容と糖質コントロール】デーツを正しく楽しむために どんなに体に良いとされる食品も“食べ方”を間違えたら逆効果。1日何粒がちょうどいい? 太りにくい食べ方は?忙しい30代以上の女性が知っておきたい「デーツ活用術」をまとめました。 ▶ デーツは美容に効果的? かんたんに知っておきたい効能と注意   ③【特別なギフトに】イスタンブール直送の高級バクラヴァ 銀座・松屋でも買える、トルコの名門「ナーディル・ギュル」のバクラヴァ。サクサクのパイ生地と濃厚ナッツの層に、うっとり。ちょっと贅沢な“私へのプレゼント”にもぴったりです。 ▶ トルコ発!でも東京のお土産にぴったり!! バクラヴァの高級菓子ブランド 「ナーディル・ギュル(Nadir Gullu)」   ④【大人のチョコ欲】トルコチョコレートとロクムの誘惑 カラフルで宝石みたいなターキッシュディライト(ロクム)や、濃厚なトルコチョコ。甘さ控えめな大人仕様のスイーツはコーヒーにもビッタリ。見た目でも味わいでも、自宅カフェタイムが格上げされること間違いなしです。 ▶ ドバイチョコの次は「トルコチョコレート」がブームに!?トルコ発の高級菓子ブランド「ディヴァン(Divan)」  ...

ベドウィン女性の刺繍アイテム|ヨルダンの砂漠から届いた、強くて優しい“手しごと”

ベドウィン女性の刺繍アイテム|ヨルダンの砂漠から届いた、強くて優しい“手しごと”

その針目には、生きる力が宿っている 忙しい日々の中で、ふとした瞬間に触れる“本物の手しごと”。 それがこのポーチとティッシュカバーです。 ひと目見て惹かれたなら、それは誰かの「暮らしの温度」が感じられたからかもしれません。 中東・ヨルダンのオアシスでの乾いた風と、静かな時間の流れの中で砂漠に生きるベドウィン女性の手から生まれました。   ベドウィンとは──「砂漠を移動する人々」のこと “ベドウィン”とは、アラビア語で「砂漠の民(Badawi)」という意味。ヨルダンやシリア、パレスチナなどの乾燥地帯で、古くは遊牧生活を営んできた人々です。 彼女たちは砂漠が多くを占める地域、豊かとは言えない環境の中で、家族を支え、文化を守りながら生きています。その中で自然に育まれてきたのが、この刺繍。 たとえ電気やネットが無かったとしても、針と糸があれば表現できる。刺繍はベドウィン女性たちの言葉でもあるのです。   ひと針、ひと針に込められた想いと美しさ このペンケースに施されているのは、アラビア文字のカリグラフィをベースとした伝統的な刺繍。 ポーチにはアラビア語で「 Knowledge is Light. 」と書かれています。「知識は光なり」といった感じでしょうか。   ティッシュカバーに書かれているのは、「 sahlan(= welcome)」です。来客のある部屋にはピッタリ。 デザインや図案に正解はありません。 誰かの記憶や想い出が、そのまま色使いや刺繍にあらわされているような自由な美しさです。   手に取ることが、支援になる そして、このアイテムは単なるかわいい雑貨ではありません。 商品を作るのはヨルダンの家族経営の会社ですが刺繍や縫製の職人としてパレスチナ難民の方を雇いいれていて、 ヨルダンとパレスチナで古くから伝承される加工技術やデザイン要素を組み合わせてハンドメイドしています。 地域社会に貢献する事業を展開するブランドで、「SDGs」が話題になる以前からSDGsに貢献しているのです。...

ベドウィン女性の刺繍アイテム|ヨルダンの砂漠から届いた、強くて優しい“手しごと”

その針目には、生きる力が宿っている 忙しい日々の中で、ふとした瞬間に触れる“本物の手しごと”。 それがこのポーチとティッシュカバーです。 ひと目見て惹かれたなら、それは誰かの「暮らしの温度」が感じられたからかもしれません。 中東・ヨルダンのオアシスでの乾いた風と、静かな時間の流れの中で砂漠に生きるベドウィン女性の手から生まれました。   ベドウィンとは──「砂漠を移動する人々」のこと “ベドウィン”とは、アラビア語で「砂漠の民(Badawi)」という意味。ヨルダンやシリア、パレスチナなどの乾燥地帯で、古くは遊牧生活を営んできた人々です。 彼女たちは砂漠が多くを占める地域、豊かとは言えない環境の中で、家族を支え、文化を守りながら生きています。その中で自然に育まれてきたのが、この刺繍。 たとえ電気やネットが無かったとしても、針と糸があれば表現できる。刺繍はベドウィン女性たちの言葉でもあるのです。   ひと針、ひと針に込められた想いと美しさ このペンケースに施されているのは、アラビア文字のカリグラフィをベースとした伝統的な刺繍。 ポーチにはアラビア語で「 Knowledge is Light. 」と書かれています。「知識は光なり」といった感じでしょうか。   ティッシュカバーに書かれているのは、「 sahlan(= welcome)」です。来客のある部屋にはピッタリ。 デザインや図案に正解はありません。 誰かの記憶や想い出が、そのまま色使いや刺繍にあらわされているような自由な美しさです。   手に取ることが、支援になる そして、このアイテムは単なるかわいい雑貨ではありません。 商品を作るのはヨルダンの家族経営の会社ですが刺繍や縫製の職人としてパレスチナ難民の方を雇いいれていて、 ヨルダンとパレスチナで古くから伝承される加工技術やデザイン要素を組み合わせてハンドメイドしています。 地域社会に貢献する事業を展開するブランドで、「SDGs」が話題になる以前からSDGsに貢献しているのです。...