メルハバ!(こんにちは)
猫大好きのプスプスといいます。
前回に続いて、今回もトルコの魅力をご紹介したいと思います。
前回記事 |
ぜひ最後までお付き合いくださいね。
猫好きさん、トルコは“天国”かもしれません
さて、みなさんは動物はお好きですか?
犬、猫、鳥、ウサギ、ハムスター辺りは結構人気だったりしますよね。
他にもカメレオンやヘビ等の爬虫類、カクレクマノミや金魚のような魚類がお好きな方もいらっしゃると思います。
私自身はとにかく猫が大好きで、今も一緒に暮らしています。
日本には「猫カフェ」や「猫島」があるように、猫とふれあえる場所が人気だったりしますし、浮世絵にも猫がたくさん描かれていたりと猫好きの国としても知られていますよね。
そんな日本と同じくらい……いえ、それ以上に猫を大切にしている国があるのをご存じですか?


それが――トルコです。
「猫の都」イスタンブール
特にイスタンブールは“猫の都”と称されるほどの有名な都市で、街のあちこちで猫たちがのびのびと暮らしています。
何故猫たちが安心して暮らせるのかというと、トルコでは国ぐるみで野良猫の保護を推進しており、野良猫にご飯をあげるのが当たり前になっているんです。
政府は「飼い主のいない動物たちに、一杯のご飯、一杯の水」というスローガンを掲げ、地域住民や公務員が率先してご飯を配っています。
観光客が野良猫にご飯をあげることも大歓迎で、スーパーでは観光客がご飯をあげやすいようにと一回分に小分けされたご飯が売っていたりします。

まさに国ぐるみで猫と共に生きている──そんな風景がトルコでは日常なのです。
手厚いケアと法整備で猫たちも安心
ただご飯をあげて可愛がるだけでなく、トルコでは政府と自治体により随時避妊・去勢手術や健康管理も行われています。
猫たちにはマイクロチップを埋め込み、地域ごとの識別や手術履歴を管理しているんです。

さらに一部地域では野良動物専用の救急車まで用意されていて、怪我をした猫がいれば動物病院まで運んでもらえる仕組みもあるのです。
そして野良猫を無償で診察してくれる獣医師さんもたくさんいらっしゃいます。
何故ここまで大切にされているのか、
それは野良猫の権利が法律によって守られているからなんです。
イスタンブール全体が“猫カフェ”?
そんな気持ちが猫にも伝わっているのか、特にイスタンブールに住む猫たちは人間を全く怖がらずに近づいてきてくれる子がたくさんいます。
イスタンブールのレストランやカフェでは、猫が膝に乗ってきたり、テーブルの上でくつろいだり。
そんな光景が日常茶飯事です。

そう、街全体が「猫カフェ」状態なんです。
猫好きの皆さん、いかがでしょう?
すぐにでもイスタンブールへ行ってみたくはなりませんか?
伝説の猫・トンビリに会いに行こう
イスタンブールには一つ、見ていただきたい猫の銅像があるんです。
その子の名前は「トンビリ(Tombili)」と言い、みんなに愛されていた存在でした。
何でそんなに人気だったの?と思われた方の為に、彼女の写真をご紹介しましょう。

この片手をついて階段に寄りかかる姿がなんとも可愛いですよね。
しかし残念ながら2016年8月、トンビリは重い病気にかかり亡くなってしまいました。
その後みんなに愛されたトンビリの姿をいつまでも残しておきたいと署名活動が始まり、その結果銅像が作られることになります。

このお話を聞いて、何か共通するものを思い出しませんか?
実はトンビリの銅像は、日本の忠犬ハチ公がモデルと言われています。
署名活動を始めた方は「ハチ公のようにトンビリも人間と動物の強い繋がりのシンボルになって欲しい」という想いから銅像を作りたいと考えたそうです。
ここにも、日本とトルコの繋がりがあったんですね。
トンビリはここにいます!
クチコミの写真や、投稿者の思い思いのコメントも参考にして頂いて、
イスタンブールへご旅行の際は、是非トンビリにも会いに行っていただけると嬉しいです。
トルコ雑貨とともに、くつろぎとゆとりを
私たちは、「暮らしに、くつろぎとゆとりを」をコンセプトに雑貨の企画開発や商品選定に取り組んでいますが、本場のトルコ雑貨も取り扱っています。
猫グッズは今後…ということになりますが、「かわいい」と言っていただきます。
昨年に引き続き、6月14・15日には【トルコフェスティバル2025】にも出品しますので、ぜひ遊びに来て商品を探してみてください。
今回の記事は以上です。
よろしければ、感想などをお寄せいただけると励みになり嬉しいです。