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キッチンのストレスをリセットするオシャレでカワイイ台ふきん|衛生的で長持ちな理由
「めんどくさい」「臭い」…キッチンでの小さなストレス、解決しませんか? 毎日の暮らしを大切にする私たちにとって、1日に何度も立つ台所や在宅時間の中心を占めるキッチンでの時間は心の落ち着く場所であってほしいもの。 でも、洗い物や片付けが面倒くさい・・、ダイニングテーブルを拭こうとしたら臭う・・、 その小さなストレス、毎日積み重なっていませんか? 台拭き、手拭き、食器拭き。 用途は違えど、ふきんはキッチンやダイニングで最も視界に入り、最も頻繁に触れる道具の一つです。 だからこそ機能性だけでなく、視界に入り、目が移るたびに心が「キュン」と気分があがるような、お気に入りの一枚を選んでほしい。 私たちからお届けするのは、日本の伝統技術と、旅情あふれる中東のエッセンスが融合した、「キッチンのストレスをリセット」するために生まれたふきんです。 中東の彩りでキッチンが優しく輝く Al-Fanarが掲げるコンセプトは「暮らしに、くつろぎとゆとりを」。 このふきんの最大の特長、それは、まるで異国の旅先で出会ったような、心ときめくオリジナルのカワイイデザインです。 ご提案したいのは、ふきんを単なる消耗品ではなく「飾って絵になる、小さなアート」くらいのイメージで、キッチンやダイニングに取り入れていただくこと。 あなたは店頭でふきんを選ぶとき、どんな瞬間を想像しますか? 洗った食器を拭くとき?食事のあとのダイニングテーブルをさっと拭くとき? 私たちは、ふきんを「使っていない時間」にも焦点を当てました。 食器を拭き終えて、シンク横のフックに干しているとき。あるいは、洗って乾かしたお気に入りの食器の上にそっとかけているとき。 その一瞬、視界に入ったふきんが可愛らしくて、心がフワッと軽くなる——。 この「カワイイ!」と感じる一瞬が、日々の煩わしさをリセットするためのデザイン意図です。 見て触れて気分が上がる!中東モチーフのデザイン3選 このふきんに描かれているのは旅するような気分になれる中東文化のモチーフです。 らくだ: 砂漠をゆったりと進む「らくだ」は、生命力と安らぎの象徴。肩の力を抜いて、ゆったりとした時間の流れをキッチンに連れてきてくれます。 ざくろ: 豊穣の願いが込められた「ざくろ」は、中東地域で古くから愛される美しいモチーフ。食卓やキッチンに、パッと華やかな彩りを添えます。 アラビックコーヒーセット: おもてなしの心を表す、伝統的なコーヒーポットとカップ。くつろぎのひとときを表現し、忙しい水仕事の合間にほっと一息つくゆとりを与えてくれます。 このカワイイふきんを視界に入れるたび、「あら、ステキ」と感じて、家事のモチベーションがそっと持ち上がる。 この小さな高揚感、キッチンのストレスをリセットする魔法をかけることを目指して作りました。 この台ふきんが「衛生的で長持ち」な理由:こだわりの製法 いくら可愛くても、機能性がおろそかでは「くつろぎとゆとり」は生まれません。...
キッチンのストレスをリセットするオシャレでカワイイ台ふきん|衛生的で長持ちな理由
「めんどくさい」「臭い」…キッチンでの小さなストレス、解決しませんか? 毎日の暮らしを大切にする私たちにとって、1日に何度も立つ台所や在宅時間の中心を占めるキッチンでの時間は心の落ち着く場所であってほしいもの。 でも、洗い物や片付けが面倒くさい・・、ダイニングテーブルを拭こうとしたら臭う・・、 その小さなストレス、毎日積み重なっていませんか? 台拭き、手拭き、食器拭き。 用途は違えど、ふきんはキッチンやダイニングで最も視界に入り、最も頻繁に触れる道具の一つです。 だからこそ機能性だけでなく、視界に入り、目が移るたびに心が「キュン」と気分があがるような、お気に入りの一枚を選んでほしい。 私たちからお届けするのは、日本の伝統技術と、旅情あふれる中東のエッセンスが融合した、「キッチンのストレスをリセット」するために生まれたふきんです。 中東の彩りでキッチンが優しく輝く Al-Fanarが掲げるコンセプトは「暮らしに、くつろぎとゆとりを」。 このふきんの最大の特長、それは、まるで異国の旅先で出会ったような、心ときめくオリジナルのカワイイデザインです。 ご提案したいのは、ふきんを単なる消耗品ではなく「飾って絵になる、小さなアート」くらいのイメージで、キッチンやダイニングに取り入れていただくこと。 あなたは店頭でふきんを選ぶとき、どんな瞬間を想像しますか? 洗った食器を拭くとき?食事のあとのダイニングテーブルをさっと拭くとき? 私たちは、ふきんを「使っていない時間」にも焦点を当てました。 食器を拭き終えて、シンク横のフックに干しているとき。あるいは、洗って乾かしたお気に入りの食器の上にそっとかけているとき。 その一瞬、視界に入ったふきんが可愛らしくて、心がフワッと軽くなる——。 この「カワイイ!」と感じる一瞬が、日々の煩わしさをリセットするためのデザイン意図です。 見て触れて気分が上がる!中東モチーフのデザイン3選 このふきんに描かれているのは旅するような気分になれる中東文化のモチーフです。 らくだ: 砂漠をゆったりと進む「らくだ」は、生命力と安らぎの象徴。肩の力を抜いて、ゆったりとした時間の流れをキッチンに連れてきてくれます。 ざくろ: 豊穣の願いが込められた「ざくろ」は、中東地域で古くから愛される美しいモチーフ。食卓やキッチンに、パッと華やかな彩りを添えます。 アラビックコーヒーセット: おもてなしの心を表す、伝統的なコーヒーポットとカップ。くつろぎのひとときを表現し、忙しい水仕事の合間にほっと一息つくゆとりを与えてくれます。 このカワイイふきんを視界に入れるたび、「あら、ステキ」と感じて、家事のモチベーションがそっと持ち上がる。 この小さな高揚感、キッチンのストレスをリセットする魔法をかけることを目指して作りました。 この台ふきんが「衛生的で長持ち」な理由:こだわりの製法 いくら可愛くても、機能性がおろそかでは「くつろぎとゆとり」は生まれません。...
湾岸アラブ旅行日記 2025夏 エピソード4:ソファーの上の主役のクッションたち
Sunaoです。 夏休みのクウェートとカタールの旅行のネタをのんびり書いていたら、もう11月ですね。 書きたいことはたくさんあるのに、なかなか進まない——さすが私です。 全部書いていたら、きっと1年かかりそうです。 思い出のほとんどが現地で食べたおいしいものばかりになってしまうのですが、右京さんに「雑貨屋さんなんだから、雑貨ネタも書こうよ」と言われ、我に返りました。 そうでした。Al-Fanarは雑貨屋さんでした。 ということで今回は、旅行ネタに絡めて“雑貨”についてのお話をしたいと思います。 Al-Fanarの人気商品の中には、レバノン製のアラビア文字の刺繍が美しいクッションカバーがあります。 【クッションカバー】 カリグラフィの刺繡のクッションカバー 私は特にこのクッションカバーに強い思い入れがあり、他の雑貨より多く仕入れているのですが、メンバーからは 「なんでクッションカバー?」「家にクッションがない」「ティッシュケースなんていらない」 といった声が。 そういえば私の実家にも座布団はあったけど、クッションはなかったなぁと、ふと思い出しました。 湾岸アラブの友人宅では、どこもソファーにクッションがたくさんあるのが当たり前。 その影響で、いつのまにか私の家もクッションだらけになっていて、それが普通になっていました。 カタールの友人宅のリビングルーム カタールのスークで売られるクッション カタールのスークで売られるクッション とはいえ私は、家にいるときはだいたい永遠に終わらない部屋の片づけか、キッチンで料理していることが多く、ゆっくりソファーに座る習慣がないので……もはやクッションは“観賞用”です。 今回はそんな、中東のリビングルームの“かわいさ”について少しご紹介したいと思います。 中東といっても広く、地域によってスタイルはさまざま。 でも共通するのは、イスラム圏ではもともと“床座”が基本だったということ。 カーペットの上に座り、大きなクッションやマットレス状の座具(アラビア語でマジュリスやディワーン)を並べる文化があります。 クッションや座具の布地は色柄にこだわりがあり、織物や刺繍、生地など、地域ごとの美意識が詰まっています。 【湾岸アラブ諸国】(カタール、クウェート、UAE、サウジなど) 現代ではソファも普及していますが、伝統的にはマジュリスと呼ばれる大広間に、壁際へずらりとクッションや座布団型ソファを並べるスタイル。 いまも来客時や男性用の応接間ではよく見られます。...
湾岸アラブ旅行日記 2025夏 エピソード4:ソファーの上の主役のクッションたち
Sunaoです。 夏休みのクウェートとカタールの旅行のネタをのんびり書いていたら、もう11月ですね。 書きたいことはたくさんあるのに、なかなか進まない——さすが私です。 全部書いていたら、きっと1年かかりそうです。 思い出のほとんどが現地で食べたおいしいものばかりになってしまうのですが、右京さんに「雑貨屋さんなんだから、雑貨ネタも書こうよ」と言われ、我に返りました。 そうでした。Al-Fanarは雑貨屋さんでした。 ということで今回は、旅行ネタに絡めて“雑貨”についてのお話をしたいと思います。 Al-Fanarの人気商品の中には、レバノン製のアラビア文字の刺繍が美しいクッションカバーがあります。 【クッションカバー】 カリグラフィの刺繡のクッションカバー 私は特にこのクッションカバーに強い思い入れがあり、他の雑貨より多く仕入れているのですが、メンバーからは 「なんでクッションカバー?」「家にクッションがない」「ティッシュケースなんていらない」 といった声が。 そういえば私の実家にも座布団はあったけど、クッションはなかったなぁと、ふと思い出しました。 湾岸アラブの友人宅では、どこもソファーにクッションがたくさんあるのが当たり前。 その影響で、いつのまにか私の家もクッションだらけになっていて、それが普通になっていました。 カタールの友人宅のリビングルーム カタールのスークで売られるクッション カタールのスークで売られるクッション とはいえ私は、家にいるときはだいたい永遠に終わらない部屋の片づけか、キッチンで料理していることが多く、ゆっくりソファーに座る習慣がないので……もはやクッションは“観賞用”です。 今回はそんな、中東のリビングルームの“かわいさ”について少しご紹介したいと思います。 中東といっても広く、地域によってスタイルはさまざま。 でも共通するのは、イスラム圏ではもともと“床座”が基本だったということ。 カーペットの上に座り、大きなクッションやマットレス状の座具(アラビア語でマジュリスやディワーン)を並べる文化があります。 クッションや座具の布地は色柄にこだわりがあり、織物や刺繍、生地など、地域ごとの美意識が詰まっています。 【湾岸アラブ諸国】(カタール、クウェート、UAE、サウジなど) 現代ではソファも普及していますが、伝統的にはマジュリスと呼ばれる大広間に、壁際へずらりとクッションや座布団型ソファを並べるスタイル。 いまも来客時や男性用の応接間ではよく見られます。...
他とかぶらない普段使いの個性派サブバッグ|中東雑貨のアルファナルの5選
通勤時にかばんに入れておくエコバッグ、お稽古で使うサブトート、近所のピラティス専用のトートバッグ……。 毎日のように使うバッグだからこそ、「人とかぶらない個性」も出したい。 でも派手すぎると服装に馴染まないし、地味すぎてもつまらない。 そんなことを解決できると思って仕入れたりオリジナルでデザインを起こしたものが、今回ご紹介する中東雑貨としてのサブバッグです。 ほかでは見られないデザインには、中東の悠久の歴史と文化的な意味も込められています。 帆布トートやエコバッグ、便利に使いやすい個性 今回紹介するサブバッグは、容量や丈夫さといった機能性も十分です。 加えて、汎用的なバッグには無いアラビア文字や幾何学模様があしらわれ、あなたの「好き」や「個性の発揮」をそっとサポートします。 「それ、どこで買ったの?」「カワイイね。」 と、ふとした瞬間に会話のきっかけを生み出す、そんな楽しみを想像してみてください。 中東雑貨のアルファナル|厳選サブバッグ5選 あなたの日常を豊かに彩る、個性と機能性を兼ね備えたサブバッグをご紹介します。 01. 道路標識のトートバッグ 現地の「レバノン通り」と表示した道路標識をモチーフにした遊び心あふれるデザインです。 異文化への敬意を持ちながら日常にクスッと笑えるゆとりをもたらすユニークさは、雑貨好きは刺激されるでしょう。 ※品切れ中 02. プリントの帆布トートバッグ 中東のラクダやアラビア文字のカリグラフィ、イスラム幾何学模様のユニークなプリントが施された3種類の帆布トートバッグ。 A4サイズはスッポリ納まり、内ポケットに加えて11cmのマチも付いた大容量タイプ。 デザインのモチーフは現地の暮らしや歴史、そして中東らしいユーモアを反映していますが 「何、それ?」 と会話のきっかけになる話題性も持ち歩けますよ。 商品紹介日常にも旅行にも便利で大人かわいい帆布トートバッグ 「規則正しい秩序」を象徴するイスラム幾何学模様 メルカリで見る...
他とかぶらない普段使いの個性派サブバッグ|中東雑貨のアルファナルの5選
通勤時にかばんに入れておくエコバッグ、お稽古で使うサブトート、近所のピラティス専用のトートバッグ……。 毎日のように使うバッグだからこそ、「人とかぶらない個性」も出したい。 でも派手すぎると服装に馴染まないし、地味すぎてもつまらない。 そんなことを解決できると思って仕入れたりオリジナルでデザインを起こしたものが、今回ご紹介する中東雑貨としてのサブバッグです。 ほかでは見られないデザインには、中東の悠久の歴史と文化的な意味も込められています。 帆布トートやエコバッグ、便利に使いやすい個性 今回紹介するサブバッグは、容量や丈夫さといった機能性も十分です。 加えて、汎用的なバッグには無いアラビア文字や幾何学模様があしらわれ、あなたの「好き」や「個性の発揮」をそっとサポートします。 「それ、どこで買ったの?」「カワイイね。」 と、ふとした瞬間に会話のきっかけを生み出す、そんな楽しみを想像してみてください。 中東雑貨のアルファナル|厳選サブバッグ5選 あなたの日常を豊かに彩る、個性と機能性を兼ね備えたサブバッグをご紹介します。 01. 道路標識のトートバッグ 現地の「レバノン通り」と表示した道路標識をモチーフにした遊び心あふれるデザインです。 異文化への敬意を持ちながら日常にクスッと笑えるゆとりをもたらすユニークさは、雑貨好きは刺激されるでしょう。 ※品切れ中 02. プリントの帆布トートバッグ 中東のラクダやアラビア文字のカリグラフィ、イスラム幾何学模様のユニークなプリントが施された3種類の帆布トートバッグ。 A4サイズはスッポリ納まり、内ポケットに加えて11cmのマチも付いた大容量タイプ。 デザインのモチーフは現地の暮らしや歴史、そして中東らしいユーモアを反映していますが 「何、それ?」 と会話のきっかけになる話題性も持ち歩けますよ。 商品紹介日常にも旅行にも便利で大人かわいい帆布トートバッグ 「規則正しい秩序」を象徴するイスラム幾何学模様 メルカリで見る...
日常にも旅行にも便利で大人かわいい帆布トートバッグ|日本製プリントと綿100%が心地よい
くつろぎとゆとりを運ぶ大人のトート 慌ただしい毎日のなかで、ふと異国へ思いを馳せる瞬間はありませんか? 旅行雑誌や写真を見ては、日々の暮らしに追われながら心はいつも旅を求めている。 そんな大人の女性の願いを叶えてくれるアイテムの帆布トートバッグです。 お気に入りの一品を持つだけで、いつもの通勤も週末の買い物も、まるで「旅する日常」へと変わります。 しかし、本当に気に入ったバッグを見つけることは難しいもの。 「おしゃれで可愛いけれど、荷物が入りきらない」「丈夫そうだけど、デザインが物足りない」...。 私たちがご紹介するのは、その両方を満たす「旅するおでかけトートバッグ」です。 高品質帆布だから「長く愛せる」 雑貨好きの女性にとってバッグは単なる持ち運びの道具ではなく、暮らしの相棒です。 だからこそ、品質にはこだわりたい。 このトートバッグが選ばれる最大の理由は綿100%の丈夫な帆布を採用し、日本国内で丁寧にプリントされている点です。 帆布素材は本場のインドで生産され、印刷と品質検査などは日本で行っています。 毎日の荷物を受け止める「大容量」と「小回り」の両立 「大容量」と聞くと、重くてかさばるイメージがあるかもしれません。 でも、この「旅するおでかけトートバッグ」はそのバランスが絶妙です。 バッグサイズは約38×38cmで、マチ幅はしっかり11cm。 ノートPCなどのお仕事アイテムでも、ヨガやピラティスの着替え、週末のちょっとした旅行の荷物まで、これ一つで対応できる頼もしさがあります。 大きなサブバッグとして流行している帆布トートバッグの中でも、このたっぷりとした幅のマチは荷物を安定させ自立しやすいというメリットも。 毎日軽やかに使える「小回り」の良さと、荷物が増えても安心な「大容量」を両立し、「あれもこれも」と欲張りたい大人の女性の日常を支えます。 便利機能:スマホが迷子にならない内ポケット付き 毎日の小さなストレスをなくすことが、私たちのコンセプトである「くつろぎとゆとり」に繋がります。 大きめなバッグの中で目薬やリップ、スマホをゴソゴソ探す、、 そんな経験はありませんか? このトートバッグは、横にしたスマホもスッポリと入る内ポケットが付いています。 内ポケットがあることで頻繁に取り出す小物を迷子にせず、サッと取り出せるので レジ前や電車の中で慌ててバッグの中を探す手間がなくなり、スマートで心地よいおでかけをサポートします。 ...
日常にも旅行にも便利で大人かわいい帆布トートバッグ|日本製プリントと綿100%が心地よい
くつろぎとゆとりを運ぶ大人のトート 慌ただしい毎日のなかで、ふと異国へ思いを馳せる瞬間はありませんか? 旅行雑誌や写真を見ては、日々の暮らしに追われながら心はいつも旅を求めている。 そんな大人の女性の願いを叶えてくれるアイテムの帆布トートバッグです。 お気に入りの一品を持つだけで、いつもの通勤も週末の買い物も、まるで「旅する日常」へと変わります。 しかし、本当に気に入ったバッグを見つけることは難しいもの。 「おしゃれで可愛いけれど、荷物が入りきらない」「丈夫そうだけど、デザインが物足りない」...。 私たちがご紹介するのは、その両方を満たす「旅するおでかけトートバッグ」です。 高品質帆布だから「長く愛せる」 雑貨好きの女性にとってバッグは単なる持ち運びの道具ではなく、暮らしの相棒です。 だからこそ、品質にはこだわりたい。 このトートバッグが選ばれる最大の理由は綿100%の丈夫な帆布を採用し、日本国内で丁寧にプリントされている点です。 帆布素材は本場のインドで生産され、印刷と品質検査などは日本で行っています。 毎日の荷物を受け止める「大容量」と「小回り」の両立 「大容量」と聞くと、重くてかさばるイメージがあるかもしれません。 でも、この「旅するおでかけトートバッグ」はそのバランスが絶妙です。 バッグサイズは約38×38cmで、マチ幅はしっかり11cm。 ノートPCなどのお仕事アイテムでも、ヨガやピラティスの着替え、週末のちょっとした旅行の荷物まで、これ一つで対応できる頼もしさがあります。 大きなサブバッグとして流行している帆布トートバッグの中でも、このたっぷりとした幅のマチは荷物を安定させ自立しやすいというメリットも。 毎日軽やかに使える「小回り」の良さと、荷物が増えても安心な「大容量」を両立し、「あれもこれも」と欲張りたい大人の女性の日常を支えます。 便利機能:スマホが迷子にならない内ポケット付き 毎日の小さなストレスをなくすことが、私たちのコンセプトである「くつろぎとゆとり」に繋がります。 大きめなバッグの中で目薬やリップ、スマホをゴソゴソ探す、、 そんな経験はありませんか? このトートバッグは、横にしたスマホもスッポリと入る内ポケットが付いています。 内ポケットがあることで頻繁に取り出す小物を迷子にせず、サッと取り出せるので レジ前や電車の中で慌ててバッグの中を探す手間がなくなり、スマートで心地よいおでかけをサポートします。 ...
“旅するふきん“ シリーズ ざくろ -暮らしに咲く、中東の果実-
こんにちは、Sunaoです。 新商品の“旅するふきん“シリーズ、最後を飾るのは「ざくろ柄」です! かけて絵になるオシャレふきん 【らくだ柄】で叶える快適キッチンと心地いい習慣 ざくろについて 庭先にざくろの木を植えている家を見かけることもありますが、日本ではまだ珍しい果物。 街中にあったザクロの木(トルコ) ジューススタンドに積まれていたざくろ(トルコ) ざくろ酢やざくろジュースはありますが、日常的に親しまれているとは言いにくいですね。 一方、中東ではトルコやイランが世界の生産量トップを占め、サラダに散らしたり、飲料やソース、シロップなど幅広く楽しまれています。 さらに、雑貨のモチーフとしても人気で、とてもかわいらしい存在です。 デザインのストーリー 中東を象徴するモチーフのひとつ、ざくろ。 「日本ではあまり見かけないからこそ、Al-Fanarのオリジナル商品に取り入れたい!」 そんな想いから今回のデザインが誕生しました。 ただし、ざくろって実は難しいんです。 形だけだと「トマト?」や「玉ねぎ?」と見えてしまうこともあるので(笑)、 わかりやすく断面図もデザインに加えました。 シリーズのこだわり “旅するふきん”シリーズには、すべてのデザインにさりげなくイスラム幾何学模様を取り入れています。 このざくろ柄でも、背景にほんのりと模様が浮かび上がります。 やわらかな水彩画タッチで描かれているので、日常の中にやさしい雰囲気を添えてくれますよ。 私は普段、ブルーやグリーンといった寒色系を好んでしまうのですが、このざくろはやさしいピンクがポイント。 新鮮で、とても気に入っています。 パッケージはOPP袋に個装されているので、プチギフトとしても使えます。 見るたびに中東を感じられる“旅するふきん”シリーズ。ぜひ、日々の暮らしの中に取り入れてみてくださいね。 私たちのらくだのふきんが、あなたの暮らしにやさしく寄り添いますように。 商品の購入は メルカリで見る ...
“旅するふきん“ シリーズ ざくろ -暮らしに咲く、中東の果実-
こんにちは、Sunaoです。 新商品の“旅するふきん“シリーズ、最後を飾るのは「ざくろ柄」です! かけて絵になるオシャレふきん 【らくだ柄】で叶える快適キッチンと心地いい習慣 ざくろについて 庭先にざくろの木を植えている家を見かけることもありますが、日本ではまだ珍しい果物。 街中にあったザクロの木(トルコ) ジューススタンドに積まれていたざくろ(トルコ) ざくろ酢やざくろジュースはありますが、日常的に親しまれているとは言いにくいですね。 一方、中東ではトルコやイランが世界の生産量トップを占め、サラダに散らしたり、飲料やソース、シロップなど幅広く楽しまれています。 さらに、雑貨のモチーフとしても人気で、とてもかわいらしい存在です。 デザインのストーリー 中東を象徴するモチーフのひとつ、ざくろ。 「日本ではあまり見かけないからこそ、Al-Fanarのオリジナル商品に取り入れたい!」 そんな想いから今回のデザインが誕生しました。 ただし、ざくろって実は難しいんです。 形だけだと「トマト?」や「玉ねぎ?」と見えてしまうこともあるので(笑)、 わかりやすく断面図もデザインに加えました。 シリーズのこだわり “旅するふきん”シリーズには、すべてのデザインにさりげなくイスラム幾何学模様を取り入れています。 このざくろ柄でも、背景にほんのりと模様が浮かび上がります。 やわらかな水彩画タッチで描かれているので、日常の中にやさしい雰囲気を添えてくれますよ。 私は普段、ブルーやグリーンといった寒色系を好んでしまうのですが、このざくろはやさしいピンクがポイント。 新鮮で、とても気に入っています。 パッケージはOPP袋に個装されているので、プチギフトとしても使えます。 見るたびに中東を感じられる“旅するふきん”シリーズ。ぜひ、日々の暮らしの中に取り入れてみてくださいね。 私たちのらくだのふきんが、あなたの暮らしにやさしく寄り添いますように。 商品の購入は メルカリで見る ...
“旅するふきん“ シリーズ アラビックコーヒー ふきんに広がる、アラビックコーヒーの世界
こんにちは、Sunaoです。 いつもは商品紹介を右京さんにお任せしているのですが、たまには私も書かなくちゃいけませんね。 今日は新作ふきんのデザインについてお話しします。 かけて絵になるオシャレふきん 【らくだ柄】で叶える快適キッチンと心地いい習慣 アラビックコーヒー柄について 中東全域、特に湾岸アラブに大きな愛を寄せている私にとって、アラビックコーヒー(※実は飲めないのですが…!)は文化の象徴ともいえる存在です。 そのアラビックコーヒーを淹れるポット「Dallah(ダッラ)」と、おちょこのような小さなカップ「Finjan(フィンジャーン)」は、とてもユニークで美しいフォルムをしています。 この魅力をもっと多くの人に知ってもらいたい。そこからアラブの文化や暮らしに少しでも興味を持っていただけたら嬉しい――そんな想いでデザインしました。 関連記事:アラブのダッラ、フィンジャーンについてはこちら デザインのストーリー 今回の“旅するふきん アラビックコーヒー”は、右上から左、そして下へと、アラビックコーヒーの作り方を順番に描いています。(かなり省略していますが…!) 関連記事:作り方はこちらで詳しく紹介しています ふきんにあるアラビア語の意味: カルダモン コーヒー豆 焙煎 グラインド ダッラ(コーヒーポット) フィンジャーン(コーヒーカップ) 準備ができました 召し上がれ シリーズのこだわり “旅するふきん”シリーズには、すべてのデザインにさりげなくイスラム幾何学模様を取り入れています。 もちろん今回のアラビックコーヒー柄にも背景に幾何学模様を忍ばせました。 Al-Fanarのデザイナーの想いが込められています。 広げて見ると、水彩画タッチで全体的にやさしい色合いに。そして私のお気に入りは、なんといっても青いフィンジャーン。...
“旅するふきん“ シリーズ アラビックコーヒー ふきんに広がる、アラビックコーヒーの世界
こんにちは、Sunaoです。 いつもは商品紹介を右京さんにお任せしているのですが、たまには私も書かなくちゃいけませんね。 今日は新作ふきんのデザインについてお話しします。 かけて絵になるオシャレふきん 【らくだ柄】で叶える快適キッチンと心地いい習慣 アラビックコーヒー柄について 中東全域、特に湾岸アラブに大きな愛を寄せている私にとって、アラビックコーヒー(※実は飲めないのですが…!)は文化の象徴ともいえる存在です。 そのアラビックコーヒーを淹れるポット「Dallah(ダッラ)」と、おちょこのような小さなカップ「Finjan(フィンジャーン)」は、とてもユニークで美しいフォルムをしています。 この魅力をもっと多くの人に知ってもらいたい。そこからアラブの文化や暮らしに少しでも興味を持っていただけたら嬉しい――そんな想いでデザインしました。 関連記事:アラブのダッラ、フィンジャーンについてはこちら デザインのストーリー 今回の“旅するふきん アラビックコーヒー”は、右上から左、そして下へと、アラビックコーヒーの作り方を順番に描いています。(かなり省略していますが…!) 関連記事:作り方はこちらで詳しく紹介しています ふきんにあるアラビア語の意味: カルダモン コーヒー豆 焙煎 グラインド ダッラ(コーヒーポット) フィンジャーン(コーヒーカップ) 準備ができました 召し上がれ シリーズのこだわり “旅するふきん”シリーズには、すべてのデザインにさりげなくイスラム幾何学模様を取り入れています。 もちろん今回のアラビックコーヒー柄にも背景に幾何学模様を忍ばせました。 Al-Fanarのデザイナーの想いが込められています。 広げて見ると、水彩画タッチで全体的にやさしい色合いに。そして私のお気に入りは、なんといっても青いフィンジャーン。...
湾岸アラブ旅行日記 2025夏 ティータイムは中東の文化そのもの――かわいいがとまらない!アラ...
Sunaoです。 2025年の夏休みは、灼熱のクウェートとカタールに行ってまいりました。 これまで2回にわたりクウェートの暑さについてお届けしましたが、今回は少し気分を変えて、旅先で出会った雑貨をご紹介します。 関連記事:覚悟の夏休み、”You are crazy”と言われたクウェートの灼熱の夏 関連記事:ペットボトルの水が沸騰する?! 灼熱地獄、屋外ショッピング 中東、そしてアラブで大切にされているティータイム。 家族やゲストとのひとときに欠かせないティーウェアについては、以前のブログでもご紹介しました。 アラブのティーウェアに魅せられて 今回は、クウェートとカタールで見つけたティータイムにまつわる雑貨を取り上げたいと思います。 まずはティー(コーヒー)セット。おひとり様用でしょうか。 アラブではカフェなどで、ダッラ(アラビックコーヒーポット)とフィンジャーン(カップ)が出てくることがあります。 お皿にはデーツやお菓子を添えて。 これだけで気分がぐわっと上がりますね。自宅でもこんなセットでお茶ができたら素敵です。 そして驚かされるのが、湾岸アラブの食器屋さん。 とにかく品揃えが圧倒的です。 こ例えば、魔法瓶タイプのダッラ。 壁一面…いえ、二面も三面も、さらに通路まで!見渡す限り、たーーーーーーくさん並んでいました。 デザインも本当に豊富で、ひとつひとつ見ていくのが楽しすぎます。その中で私のお気に入りがこちら↓ …とはいえ、ダッラはかさばるし、すでに自宅にもいくつかあるので、今回は写真だけで我慢しました。見つけた私のお気に入りのダッラはこちらです↓ こちらは急須タイプのティーポット。陶器やガラス製などがずらりと並んでいます。 フィンジャーン(カップ)は陶器製だけでなく、中東では耐熱ガラス製もよく見られます。日本ではコーヒーやお茶=陶器のイメージが強いですが、ガラスもなかなか素敵。 カップとお皿など、食器好きの私はセットで欲しくなってしまいます。 ↑こちらは何だかわかりますか。 正式な名前はわからないのですが、フィンジャーンを置くための道具。 私は勝手に「フィンジャーンホルダー」と呼んでいます。重ねて収納するだけでなく、こんなふうに飾れるとおしゃれですよね。 お菓子やケーキ、軽食を入れる食器類もバリエーション豊か。形がユニークで、どれも目移りしてしまいます。本当に中東の雑貨って、いちいちかわいい。 これだけ種類があれば、ティータイムが一層華やかに。テーブルコーディネートが楽しくなっちゃいますね。...
湾岸アラブ旅行日記 2025夏 ティータイムは中東の文化そのもの――かわいいがとまらない!アラ...
Sunaoです。 2025年の夏休みは、灼熱のクウェートとカタールに行ってまいりました。 これまで2回にわたりクウェートの暑さについてお届けしましたが、今回は少し気分を変えて、旅先で出会った雑貨をご紹介します。 関連記事:覚悟の夏休み、”You are crazy”と言われたクウェートの灼熱の夏 関連記事:ペットボトルの水が沸騰する?! 灼熱地獄、屋外ショッピング 中東、そしてアラブで大切にされているティータイム。 家族やゲストとのひとときに欠かせないティーウェアについては、以前のブログでもご紹介しました。 アラブのティーウェアに魅せられて 今回は、クウェートとカタールで見つけたティータイムにまつわる雑貨を取り上げたいと思います。 まずはティー(コーヒー)セット。おひとり様用でしょうか。 アラブではカフェなどで、ダッラ(アラビックコーヒーポット)とフィンジャーン(カップ)が出てくることがあります。 お皿にはデーツやお菓子を添えて。 これだけで気分がぐわっと上がりますね。自宅でもこんなセットでお茶ができたら素敵です。 そして驚かされるのが、湾岸アラブの食器屋さん。 とにかく品揃えが圧倒的です。 こ例えば、魔法瓶タイプのダッラ。 壁一面…いえ、二面も三面も、さらに通路まで!見渡す限り、たーーーーーーくさん並んでいました。 デザインも本当に豊富で、ひとつひとつ見ていくのが楽しすぎます。その中で私のお気に入りがこちら↓ …とはいえ、ダッラはかさばるし、すでに自宅にもいくつかあるので、今回は写真だけで我慢しました。見つけた私のお気に入りのダッラはこちらです↓ こちらは急須タイプのティーポット。陶器やガラス製などがずらりと並んでいます。 フィンジャーン(カップ)は陶器製だけでなく、中東では耐熱ガラス製もよく見られます。日本ではコーヒーやお茶=陶器のイメージが強いですが、ガラスもなかなか素敵。 カップとお皿など、食器好きの私はセットで欲しくなってしまいます。 ↑こちらは何だかわかりますか。 正式な名前はわからないのですが、フィンジャーンを置くための道具。 私は勝手に「フィンジャーンホルダー」と呼んでいます。重ねて収納するだけでなく、こんなふうに飾れるとおしゃれですよね。 お菓子やケーキ、軽食を入れる食器類もバリエーション豊か。形がユニークで、どれも目移りしてしまいます。本当に中東の雑貨って、いちいちかわいい。 これだけ種類があれば、ティータイムが一層華やかに。テーブルコーディネートが楽しくなっちゃいますね。...
湾岸アラブ旅行日記 2025夏 エピソード2 ペットボトルの水が沸騰する?! 灼熱地獄、屋外シ...
こんにちは、Sunaoです。 毎日の通勤だけでも「うだるような暑さ」に文句を言っている私ですが、この夏はわざわざさらに暑い場所へ――“世界で一番気温が高い国”といわれるクウェート、そしてそれよりは少しマシと言われるカタールを訪れてきました。 今回もその旅の続きです。 【前回のエピソード1】 覚悟の夏休み、”You are crazy”と言われたクウェートの灼熱の夏 クウェートへの道のり 日本からクウェートへの直行便はありません。私はいつもドーハ(カタール)かドバイ(UAE)経由で向かい、2カ国を一度に楽しめる旅程にしています。 羽田や成田から夜発の便があるカタール航空やエミレーツ航空はとても便利。仕事を終え、会社近くのカプセルホテルでシャワーを浴びてから空港へ直行します。荷物は事前に宅急便で送っているので、身軽に搭乗。 羽田からドーハまでは約11時間。夜発なので疲れた体にはちょうどよく、爆睡しているうちに到着です。そこからクウェートまではさらに1時間弱。乗ったと思ったらすぐ着いてしまいます。 クウェート入国は到着ビザ(Arrival Visa)でOK。カウンターで名前やパスポート番号、滞在先を記入し、クレジットカードで3KD(約1,500円)を支払えば完了。A4サイズの紙を渡され、それを持って入国審査へ。出国時に回収されるので絶対に失くさないよう注意が必要です。 到着、そして「ガンガン照り」 クウェート国際空港は、ドーハやドバイに比べると小規模でシンプル。移動が少なくスムーズに手続きが終わりました。 外に出ると―― 「カンカン照り」では足りない、“ガンガン照り”。 ちょうど正午。湿度は少なめでも、空気そのものが熱気を帯び、サウナに放り込まれたような感覚です。 幸い、迎えに来てくれた友人の車も、ホームステイ先の家もエアコン完備で快適でしたが、数時間後にはその猛暑の洗礼を受けることになります。 フライデーマーケットへ 昼食後、友人宅で涼みながら、友人のSalahに連絡。 彼は値切りの達人で、彼自身もしょっちゅうフライデーマーケットへ行っているので、顔見知りも多く、フライデーマーケットや布の問屋に連れて行ってもらっています。 彼の返事は―― 「今日が最終日だよ!行くなら今日しかない!」 到着したばかりですが、せっかくの機会を逃すわけにはいきません。夕方5時半、Salahが迎えに来てくれました。 玄関から車までのわずか20mがすでに地獄。吹いてくる風は心地よさゼロ、まるでドライヤーの熱風を浴びているようです。車の外気温計は48℃。見なかったことにしました。 ...
湾岸アラブ旅行日記 2025夏 エピソード2 ペットボトルの水が沸騰する?! 灼熱地獄、屋外シ...
こんにちは、Sunaoです。 毎日の通勤だけでも「うだるような暑さ」に文句を言っている私ですが、この夏はわざわざさらに暑い場所へ――“世界で一番気温が高い国”といわれるクウェート、そしてそれよりは少しマシと言われるカタールを訪れてきました。 今回もその旅の続きです。 【前回のエピソード1】 覚悟の夏休み、”You are crazy”と言われたクウェートの灼熱の夏 クウェートへの道のり 日本からクウェートへの直行便はありません。私はいつもドーハ(カタール)かドバイ(UAE)経由で向かい、2カ国を一度に楽しめる旅程にしています。 羽田や成田から夜発の便があるカタール航空やエミレーツ航空はとても便利。仕事を終え、会社近くのカプセルホテルでシャワーを浴びてから空港へ直行します。荷物は事前に宅急便で送っているので、身軽に搭乗。 羽田からドーハまでは約11時間。夜発なので疲れた体にはちょうどよく、爆睡しているうちに到着です。そこからクウェートまではさらに1時間弱。乗ったと思ったらすぐ着いてしまいます。 クウェート入国は到着ビザ(Arrival Visa)でOK。カウンターで名前やパスポート番号、滞在先を記入し、クレジットカードで3KD(約1,500円)を支払えば完了。A4サイズの紙を渡され、それを持って入国審査へ。出国時に回収されるので絶対に失くさないよう注意が必要です。 到着、そして「ガンガン照り」 クウェート国際空港は、ドーハやドバイに比べると小規模でシンプル。移動が少なくスムーズに手続きが終わりました。 外に出ると―― 「カンカン照り」では足りない、“ガンガン照り”。 ちょうど正午。湿度は少なめでも、空気そのものが熱気を帯び、サウナに放り込まれたような感覚です。 幸い、迎えに来てくれた友人の車も、ホームステイ先の家もエアコン完備で快適でしたが、数時間後にはその猛暑の洗礼を受けることになります。 フライデーマーケットへ 昼食後、友人宅で涼みながら、友人のSalahに連絡。 彼は値切りの達人で、彼自身もしょっちゅうフライデーマーケットへ行っているので、顔見知りも多く、フライデーマーケットや布の問屋に連れて行ってもらっています。 彼の返事は―― 「今日が最終日だよ!行くなら今日しかない!」 到着したばかりですが、せっかくの機会を逃すわけにはいきません。夕方5時半、Salahが迎えに来てくれました。 玄関から車までのわずか20mがすでに地獄。吹いてくる風は心地よさゼロ、まるでドライヤーの熱風を浴びているようです。車の外気温計は48℃。見なかったことにしました。 ...
サフランの神秘に触れる、暮らしの水耕栽培と実験|水もいらないって本当?
秋の気配が深まる頃、小さな球根から鮮やかな花を咲かせるサフラン。 その神秘的な姿は遠い異国の地へと私たちを誘うようです。 過去には中東の原種系チューリップの栽培にはチャレンジしてきましたが、 今回は古くから中東で珍重されているサフランの新しい魅力を感じていただくために、水耕栽培と、私が驚いた「何もしない」栽培に挑戦します。 果たして、「何もしない」で『栽培』というのか。。 関連記事:チューリップの育成記録 【サフランについて】中東の歴史を旅する「赤い金」 そして、まだまだ暑い夏が続いていますが、 サフランの球根は球根自体に蓄えられた養分だけで花まで咲かせるという、パワフルな力を持っているそうな。 「水も土もなくて、本当に花が咲くの?」 ――その答えを探る、ささやかな実験の始まりです。 心ときめく、水耕栽培のすすめ 土を使わない水耕栽培は、根がスクスクと伸びていく様子を直接観察できるのが何よりの魅力です。 ガラスの器に浮かぶ球根と、そこから繊細に広がる根の様子はかわいく見えてきます。 インテリアとして、お部屋を彩る優雅なオブジェにもなるでしょう。 【準備するもの】 サフランの球根 球根が乗るサイズのグラスや器 水 【栽培のステップ】 器に水を張る グラスや器に、球根の底がわずかに浸る程度の水を張ります。 水は球根が少し浸かる程度の深さで十分です。 球根をそっと置く 球根の底が水に触れるように、優しくそっと置きます。 水は2~3日に1度は交換しますが、たったこれだけで良いそうな。 直射日光を避けた明るい場所に置いておけば、数日後には白い根が顔を出し、やがて紫色の芽が伸びてくるはずです。 チューリップの水耕栽培では失敗したこともありましたが、今回も実験です。 ...
サフランの神秘に触れる、暮らしの水耕栽培と実験|水もいらないって本当?
秋の気配が深まる頃、小さな球根から鮮やかな花を咲かせるサフラン。 その神秘的な姿は遠い異国の地へと私たちを誘うようです。 過去には中東の原種系チューリップの栽培にはチャレンジしてきましたが、 今回は古くから中東で珍重されているサフランの新しい魅力を感じていただくために、水耕栽培と、私が驚いた「何もしない」栽培に挑戦します。 果たして、「何もしない」で『栽培』というのか。。 関連記事:チューリップの育成記録 【サフランについて】中東の歴史を旅する「赤い金」 そして、まだまだ暑い夏が続いていますが、 サフランの球根は球根自体に蓄えられた養分だけで花まで咲かせるという、パワフルな力を持っているそうな。 「水も土もなくて、本当に花が咲くの?」 ――その答えを探る、ささやかな実験の始まりです。 心ときめく、水耕栽培のすすめ 土を使わない水耕栽培は、根がスクスクと伸びていく様子を直接観察できるのが何よりの魅力です。 ガラスの器に浮かぶ球根と、そこから繊細に広がる根の様子はかわいく見えてきます。 インテリアとして、お部屋を彩る優雅なオブジェにもなるでしょう。 【準備するもの】 サフランの球根 球根が乗るサイズのグラスや器 水 【栽培のステップ】 器に水を張る グラスや器に、球根の底がわずかに浸る程度の水を張ります。 水は球根が少し浸かる程度の深さで十分です。 球根をそっと置く 球根の底が水に触れるように、優しくそっと置きます。 水は2~3日に1度は交換しますが、たったこれだけで良いそうな。 直射日光を避けた明るい場所に置いておけば、数日後には白い根が顔を出し、やがて紫色の芽が伸びてくるはずです。 チューリップの水耕栽培では失敗したこともありましたが、今回も実験です。 ...
「湾岸アラブ旅行日記 2025夏」エピソード1 「覚悟の夏休み、”You are crazy”...
Sunaoです。 最後に海外旅行(UAE〈ドバイ〉とクウェート)に行ってから、もう1年以上が経ってしまいました。 円安の影響でしばらく海外旅行を控えていましたが、待っていても状況は変わりそうにない、 なので、もう覚悟を決めて、今年の夏は大好きなアラブへ行こう。 行き先は、クウェートとカタール。 クウェートでは友人家族との再会と、大好きな雑貨探し、カタールでもむこうの“家族”や友人たちとの再会、そしておいしいアラブ料理をたらふく食べるのが目的です。 東京には、中東のレストラン、トルコや、レバノン、パレスチナ、エジプト、モロッコなどのアラブレストランはあるのですが、私の好きな湾岸料理のレストランは知る限りないので、食べるには、行くしかありません。 ただ、、、いつも夏休みのアラブには一つだけ不安があります。 私は、暑いのがとにかく苦手。 日本ですら暑いこの時期に、さらに暑い場所に行くなんて…自分でも愚かだとおもいつつ、休みは今しかない。 カタールの夏は何度か経験済みですが、クウェートはさらに暑いと言われています。 これまでのクウェート旅行は冬だったので、真夏のクウェートは初体験。 湾岸アラブ諸国はどこも暑いですが、クウェートはカタールやUAEよりも数度上回ることが多いそうです。 その数度の差でどのくらい違いがあるのか。ドキドキです。 クウェートの友人は、夏になると車の外気温計の写真をよく送ってきてくれますが、それが50℃超え…。 エアコンをつけずに放置した車の温度は60℃を超えることもあるそうです。 ネット上の天気予報などの気温は50℃を超えることはないですが、友人曰はく、誰もこの天気予報の気温は信じていないとのこと(笑) ネットの情報は必ずしも正しいとは限りませんが、世界で一番気温の高い国で検索するとクウェートとも出てくるほどです。 カタールも10位以内に入っていました。 でも、そんな過酷な気候の中でも人はちゃんと生活しているから私だって大丈夫。 私も実際に体験しなければ、「クウェートの夏」を語れない。 何事も経験!暑さのことはあとでネタにすればいい! そう自分に言い聞かせ、思い切って航空券をポチりました。 クウェートの友人家族に連絡すると、みんな私の訪問を喜んでくれましたが、笑いながら口々にこう言います。 友人たち "You are crazy to come in...
「湾岸アラブ旅行日記 2025夏」エピソード1 「覚悟の夏休み、”You are crazy”...
Sunaoです。 最後に海外旅行(UAE〈ドバイ〉とクウェート)に行ってから、もう1年以上が経ってしまいました。 円安の影響でしばらく海外旅行を控えていましたが、待っていても状況は変わりそうにない、 なので、もう覚悟を決めて、今年の夏は大好きなアラブへ行こう。 行き先は、クウェートとカタール。 クウェートでは友人家族との再会と、大好きな雑貨探し、カタールでもむこうの“家族”や友人たちとの再会、そしておいしいアラブ料理をたらふく食べるのが目的です。 東京には、中東のレストラン、トルコや、レバノン、パレスチナ、エジプト、モロッコなどのアラブレストランはあるのですが、私の好きな湾岸料理のレストランは知る限りないので、食べるには、行くしかありません。 ただ、、、いつも夏休みのアラブには一つだけ不安があります。 私は、暑いのがとにかく苦手。 日本ですら暑いこの時期に、さらに暑い場所に行くなんて…自分でも愚かだとおもいつつ、休みは今しかない。 カタールの夏は何度か経験済みですが、クウェートはさらに暑いと言われています。 これまでのクウェート旅行は冬だったので、真夏のクウェートは初体験。 湾岸アラブ諸国はどこも暑いですが、クウェートはカタールやUAEよりも数度上回ることが多いそうです。 その数度の差でどのくらい違いがあるのか。ドキドキです。 クウェートの友人は、夏になると車の外気温計の写真をよく送ってきてくれますが、それが50℃超え…。 エアコンをつけずに放置した車の温度は60℃を超えることもあるそうです。 ネット上の天気予報などの気温は50℃を超えることはないですが、友人曰はく、誰もこの天気予報の気温は信じていないとのこと(笑) ネットの情報は必ずしも正しいとは限りませんが、世界で一番気温の高い国で検索するとクウェートとも出てくるほどです。 カタールも10位以内に入っていました。 でも、そんな過酷な気候の中でも人はちゃんと生活しているから私だって大丈夫。 私も実際に体験しなければ、「クウェートの夏」を語れない。 何事も経験!暑さのことはあとでネタにすればいい! そう自分に言い聞かせ、思い切って航空券をポチりました。 クウェートの友人家族に連絡すると、みんな私の訪問を喜んでくれましたが、笑いながら口々にこう言います。 友人たち "You are crazy to come in...
お客様へ感謝を込めて|POPUP出店で感じた、アルファナルの中東雑貨と暮らしのつながり
中東の雑貨がつなぐ、皆様との出会いに感謝 これまで出店したPOPUP店舗には多くの方にお越しいただき、誠にありがとうございました。 また、ご購入いただいた皆さまにも、このサイトのブログの読者の皆さまにも 心から深く御礼申し上げます。 サイトや各オンラインショップの写真ではお伝えしきれない、本来の商品がもつ温かみや精緻な刺繍の美しさを、実際に手に取ってご覧いただけたこと。 そして何より、来店くださった皆様と直接お話しできたことが、私たちにとって貴重な貴重な時間となっています。 「この色の刺繍、とても素敵ですね」 「柄模様がかわいすぎる!」 「ちょっと待ってくださいね。いま、決めますから・・」と、20分も展示商品を見ながら色選びに悩んでくださる方、 「あ~~っ、これ私が好きなヤツ~~!!」と、トートバッグを初見即決で購入いただき、その場で開封、その後に私たちのPOPUP店舗の前を通るたびに商品を見せながら笑顔で声をかけてくださる方、 「また来ちゃいましたぁ」と、出店の度に、トートバッグやエコバックを肩から下げていらしてくださる方、 ひとつ一つの商品や私たちの思いに興味を持ってくださるお客様の姿に、私たちも改めて、中東の文化やモノの魅力を再認識することができました。 そんなことを思い出し、振り返りながら2025/8/14、お盆休みをゆっくりと過ごしています。 中東の品々や文化を、皆様の日常へ 私たちが販売しているのは、トルコやレバノン・ヨルダンなどの遠い異国で作られた珍しい雑貨、というだけではありません。 中東の文化やモチーフを取り入れながらも、私たち日本人の日々の暮らしに自然と溶け込み、使うたびに心地よさや安らぎを与えてくれるような、 そういう実用性のある商品づくりを目指しています。 慌ただしい毎日の中で、ふと目に入る美しいイスラム幾何学模様のエコバッグや、触れるたびに安らぎを感じる今治産のタオル、黒やグレーで統一されたキッチンでもかわいく映えるラクダの布巾など、 そうしたささやかな商品が、皆様の暮らしにくつろぎとゆとりをもたらすきっかけになればと願っています。 お客様が、お会計時に笑顔で声を下さった 「使うのが楽しみすぎですー」 その言葉は、 「私たちが大切にしている想いが皆様に届いているのかもしれない」 と勝手ながらに思わせてくれています。 これからも、、 このサイトのブログ記事の内容について、わざわざ【Contactフォーム】からお問い合わせやご感想をいただける機会も増えています。...
お客様へ感謝を込めて|POPUP出店で感じた、アルファナルの中東雑貨と暮らしのつながり
中東の雑貨がつなぐ、皆様との出会いに感謝 これまで出店したPOPUP店舗には多くの方にお越しいただき、誠にありがとうございました。 また、ご購入いただいた皆さまにも、このサイトのブログの読者の皆さまにも 心から深く御礼申し上げます。 サイトや各オンラインショップの写真ではお伝えしきれない、本来の商品がもつ温かみや精緻な刺繍の美しさを、実際に手に取ってご覧いただけたこと。 そして何より、来店くださった皆様と直接お話しできたことが、私たちにとって貴重な貴重な時間となっています。 「この色の刺繍、とても素敵ですね」 「柄模様がかわいすぎる!」 「ちょっと待ってくださいね。いま、決めますから・・」と、20分も展示商品を見ながら色選びに悩んでくださる方、 「あ~~っ、これ私が好きなヤツ~~!!」と、トートバッグを初見即決で購入いただき、その場で開封、その後に私たちのPOPUP店舗の前を通るたびに商品を見せながら笑顔で声をかけてくださる方、 「また来ちゃいましたぁ」と、出店の度に、トートバッグやエコバックを肩から下げていらしてくださる方、 ひとつ一つの商品や私たちの思いに興味を持ってくださるお客様の姿に、私たちも改めて、中東の文化やモノの魅力を再認識することができました。 そんなことを思い出し、振り返りながら2025/8/14、お盆休みをゆっくりと過ごしています。 中東の品々や文化を、皆様の日常へ 私たちが販売しているのは、トルコやレバノン・ヨルダンなどの遠い異国で作られた珍しい雑貨、というだけではありません。 中東の文化やモチーフを取り入れながらも、私たち日本人の日々の暮らしに自然と溶け込み、使うたびに心地よさや安らぎを与えてくれるような、 そういう実用性のある商品づくりを目指しています。 慌ただしい毎日の中で、ふと目に入る美しいイスラム幾何学模様のエコバッグや、触れるたびに安らぎを感じる今治産のタオル、黒やグレーで統一されたキッチンでもかわいく映えるラクダの布巾など、 そうしたささやかな商品が、皆様の暮らしにくつろぎとゆとりをもたらすきっかけになればと願っています。 お客様が、お会計時に笑顔で声を下さった 「使うのが楽しみすぎですー」 その言葉は、 「私たちが大切にしている想いが皆様に届いているのかもしれない」 と勝手ながらに思わせてくれています。 これからも、、 このサイトのブログ記事の内容について、わざわざ【Contactフォーム】からお問い合わせやご感想をいただける機会も増えています。...
【サフランの球根】中東の歴史を旅する「赤い金」を育てる暮らし
毎日のように気温40℃超え、貯水率が0%になっているダムも複数あるというニュースが飛び交う8月、突然サフランの球根をいただきました。 かの有名な高級スパイス・サフランの球根です。 先日まで、原種系チューリップの水耕栽培や球根の肥大化に挑戦していましたが、小さく芽吹き、可憐な花を咲かせるまでのワクワクする期間を思い出し、今度はどんな物語になるだろうと思っています。 サフランを育てることは、単に植物を世話するだけでなく、遠い異国の歴史や文化に想いを馳せる「小さな旅」の始まり。 今回は、そんな魅力をご紹介したいと思います。 中東の歴史で知る「赤い金」サフランの物語 皆さんはサフランがなぜ高価なのか、ご存知でしょうか。 サフランは紀元前から中東や地中海沿岸で珍重されてきた歴史を持ちます。 特に、古代メソポタミア(現在のイラク地域)では薬草として、ペルシャ(現在のイラン)では香辛料や染料として重宝されていました。 その希少性と価値の高さから、いつしか「赤い金」とも称されるようになったのです。 この「赤い金」がシルクロードを通って世界へと広まっていった歴史を考えると、目の前の小さな小籠包のような球根が壮大な物語を秘めているような気がしてきます。 サフランは、ただのスパイスではなく、文化と歴史を運んできた貴重な存在ですね。 「サフラン」情報はコチラ(JAおおいた) サフランのある暮らし、はじめの一歩 この貴重なサフラン、自宅でも育てられます。 日本でもお馴染みのクロッカスやあやめの種類だそうで、育てるのは比較的カンタンそうです。 特別な場所がなくても、鉢植えや水耕栽培で気軽に楽しむことができそう。 私も懲りずに、鉢植えと水耕栽培の両方に挑戦してみようと思います。 原種系チューリップ水耕栽培は失敗か? サフランの球根を植えるのに最適な時期は、秋に入る9月頃だそうですが、暑すぎる9月でも大丈夫でしょうか。 日当たりと風通しの良い場所で育てるのがポイントのようです。 植え付けの詳しい様子や成長の記録は、今後の記事で紹介していきますので、楽しみにしていてください。 花を待つ時間、心を豊かにする時間 球根を植え、小さな芽が出てくるのを待つ時間。そして、やがて可憐な紫色の花が咲くのを心待ちにする気持ち。何気ない日常の中に、そんなささやかな喜びが生まれます。 サフランの最も価値ある「金」の部分は、花の真ん中にひときわ鮮やかに輝く、赤くて細いめしべです。 この小さなめしべが、料理に美しい色と独特の香りをもたらす、あのサフランになるのです。 花が咲いた後、めしべを丁寧に摘み取る作業は、きっと心を豊かにしてくれる時間になるでしょう。...
【サフランの球根】中東の歴史を旅する「赤い金」を育てる暮らし
毎日のように気温40℃超え、貯水率が0%になっているダムも複数あるというニュースが飛び交う8月、突然サフランの球根をいただきました。 かの有名な高級スパイス・サフランの球根です。 先日まで、原種系チューリップの水耕栽培や球根の肥大化に挑戦していましたが、小さく芽吹き、可憐な花を咲かせるまでのワクワクする期間を思い出し、今度はどんな物語になるだろうと思っています。 サフランを育てることは、単に植物を世話するだけでなく、遠い異国の歴史や文化に想いを馳せる「小さな旅」の始まり。 今回は、そんな魅力をご紹介したいと思います。 中東の歴史で知る「赤い金」サフランの物語 皆さんはサフランがなぜ高価なのか、ご存知でしょうか。 サフランは紀元前から中東や地中海沿岸で珍重されてきた歴史を持ちます。 特に、古代メソポタミア(現在のイラク地域)では薬草として、ペルシャ(現在のイラン)では香辛料や染料として重宝されていました。 その希少性と価値の高さから、いつしか「赤い金」とも称されるようになったのです。 この「赤い金」がシルクロードを通って世界へと広まっていった歴史を考えると、目の前の小さな小籠包のような球根が壮大な物語を秘めているような気がしてきます。 サフランは、ただのスパイスではなく、文化と歴史を運んできた貴重な存在ですね。 「サフラン」情報はコチラ(JAおおいた) サフランのある暮らし、はじめの一歩 この貴重なサフラン、自宅でも育てられます。 日本でもお馴染みのクロッカスやあやめの種類だそうで、育てるのは比較的カンタンそうです。 特別な場所がなくても、鉢植えや水耕栽培で気軽に楽しむことができそう。 私も懲りずに、鉢植えと水耕栽培の両方に挑戦してみようと思います。 原種系チューリップ水耕栽培は失敗か? サフランの球根を植えるのに最適な時期は、秋に入る9月頃だそうですが、暑すぎる9月でも大丈夫でしょうか。 日当たりと風通しの良い場所で育てるのがポイントのようです。 植え付けの詳しい様子や成長の記録は、今後の記事で紹介していきますので、楽しみにしていてください。 花を待つ時間、心を豊かにする時間 球根を植え、小さな芽が出てくるのを待つ時間。そして、やがて可憐な紫色の花が咲くのを心待ちにする気持ち。何気ない日常の中に、そんなささやかな喜びが生まれます。 サフランの最も価値ある「金」の部分は、花の真ん中にひときわ鮮やかに輝く、赤くて細いめしべです。 この小さなめしべが、料理に美しい色と独特の香りをもたらす、あのサフランになるのです。 花が咲いた後、めしべを丁寧に摘み取る作業は、きっと心を豊かにしてくれる時間になるでしょう。...