こんにちわ。Sunaoです。
海外旅行へ行くことを、少しの間お休みしていました。
最後に訪れたUAE(ドバイ)とクウェートを最後に、もう一年以上が経ってしまったでしょうか。
円安の影響もあり、なんとなく遠ざかっていた海外への旅。
ですが、待っていても状況は変わらないのかもしれない。
そう思い、今年の夏は、覚悟を決めて旅に出ることにしました。
旅の行き先は、クウェートとカタール。
東京には、トルコやレバノン、モロッコといったアラブ諸国のレストランはありますが、私の好きな湾岸料理のレストランはなかなか見つかりません。
あの味を心ゆくまで楽しむには、やはり現地へ行くしかないのです。
今回の旅の目的は、クウェートとカタールに住む大切な友人や家族との再会。
そして、現地の暮らしの中にある素敵な雑貨や美しいものたちとの出会いも、ひそかな楽しみです。
旅の心配事、それは「暑さ」
楽しいことばかりを思い描きながらも、ひとつだけ不安なことがありました。
それは、アラブの「暑さ」。
日本ですら夏の暑さに参ってしまう私。
そんな私が、さらに暑い場所へ行くなんて、と自分でも少し呆れてしまうほどです。
でも、夏休みは今しかない。
カタールの夏は何度か経験がありますが、クウェートの真夏は今回が初めて。
これまでのクウェート滞在はいつも冬でした。
湾岸アラブ諸国はどこも暑いですが、クウェートは特に厳しい暑さだと聞きます。
気温が数度違うだけで、いったいどれほどの違いがあるのだろう。
そんな未知の体験に胸がドキドキします。
クウェートの友人が、よく車の外気温計の写真を送ってくれるのですが、そこにはいつも50℃を超える数字が。
エアコンをつけずに放置した車内は、60℃を超えることもあるそうです。
天気予報ではそこまで高温にならないのに、と首をかしげると、友人は笑いながら言いました。
「誰もこの予報の気温は信じていないよ!」と。

暑さも旅のスパイスに
ネットで「世界で一番気温の高い国」と検索すると、クウェートの名前が出てくることがあります。
カタールもトップ10に入るほどだとか。
それでも、こんな過酷な気候の中で、人々はごく自然に生活しています。
「私だって大丈夫。真夏のクウェートを体験しなければ、その本当の姿は語れないわ」 「何事も経験。この暑さも、きっと後で笑える旅のネタになるはず」
そう自分に言い聞かせ、思い切って航空券を予約しました。
クウェートの友人家族に旅の予定を伝えると、みんな喜んでくれましたが、同時に笑いながらこう言われました。
"You are crazy to come in the hottest season!" ←アラブ訛りの英語
(この一番暑い時期に来るなんて、あなたはクレイジーだよ!)
"Yes, I know! But I need to experience it!"
(でも、この暑さを体験する必要があるの!)
こうして私は、2025年7月、灼熱のクウェートとカタールへ飛び立ったのでした。
この旅で私が体験したこと、出会った景色や人、そして心惹かれた雑貨について、少しずつお伝えしていきたいと思います。
次回のエピソードも、どうぞお楽しみに。
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