こんにちは、Sunaoです。
本当はラマダンが始まる前にこの記事を書こうと思っていたのですが、
間に合いませんでした!
(2025年のラマダン、すでに始まっております)
さて、「ラマダン」という言葉を耳にしたことがある方は多いでしょう。
しかし、「ラマダン=断食」と誤解している方もいらっしゃるのでは?
実は、ラマダンとはイスラム教が使うヒジュラ暦における月の名前。
つまり、ヒジュラ暦の9月にあたるのがラマダンです。
そして、このラマダン月には約1か月の断食が行われるのですが、「ひと月の間ずっと何も食べないの?」と思ってしまう人もいるでしょう。
実際は、断食するは日の出から日没まで。
夜になれば食事ができますし、子供、妊婦、高齢者、病人、旅行者、重労働者などは免除されるそうです。
もし期間中に断食できなかった場合は、後でその分を埋め合わせる必要があるそうですが、周りが普通に食べている中での”おひとりさま断食”はなかなか大変そうですね。(私の勝手な感想ですが)
ラマダンは厳しい?それとも楽しい?
日本では「ラマダン=厳しくて辛い」というイメージが強いかもしれません。
でも、アラブ人のムスリムの友人たちは、みんな口をそろえて
「ラマダンは楽しく、待ち遠しい。」
と言います。
実際、空腹感も2~3日で体が慣れてくるのだとか。
では、なぜラマダンが楽しいのでしょうか?
それは普段と違うから。
たとえば、日没後の食事「イフタール」。
これが普段より豪華になることが多いそうで、家族や親戚、友人たちと一緒に食卓を囲みます。
まるで、日本のお盆や年末年始のような家族団らんの時間。
親しい人たちとの絆が深まる、特別なひとときなのです。

ラマダン中の街の雰囲気
この時期、レストランやホテルでは特別なラマダンメニューが登場し、家族や友人と外食する機会も増えます。
町中やショッピングモールにはラマダンを祝う装飾が施され、ラマダンセールやイベントも盛りだくさん。
営業時間も深夜や朝方まで延長され、生活リズムは完全に夜型に。

たとえば、ラマダンセールのテントには「Ramadan Kareem(ラマダン カリーム)」というフレーズが掲げられています。
これは「恵み多きラマダン」「寛大なラマダン」といった意味で、ラマダン中の挨拶としても使われます。


また、イフタールには欠かせないデーツ(ナツメヤシの実)も、特別なラマダン仕様のパッケージで売られています。
日本でいうクリスマスや正月のような、ワクワク感のあるシーズン。
それが1か月も続んです。
夢のようじゃないですか?
日中の断食は大変でも、楽しみも多いのです。
仕事や学校のスケジュールも変わる
ラマダン中は、通学や出勤時間が早まることがあるものの、基本的に早く終わることが多いそうです。帰宅後は、夜の活動に備えて昼寝をする人も。
先日、日本で暮らすサウジアラビア人の友人に会いましたが、
「来年はラマダンの時期に休暇を取って帰国したい」
と話していました。
やはり、家族や友人と過ごす「あの特別な雰囲気は日本では味わえない」と。
私も年末年始をアラブ圏で過ごすことが多かったのですが、日本のような「新年を迎える空気」はほぼゼロ。
そのため、気持ちの切り替えがないまま新年が始まってしまう感覚がありました。
その友人の気持ち、なんとなく理解できます。
ラマダン期間中は「ポイント」倍増!?
少し宗教的な話になりますが、ラマダン中は善行をすることが推奨されています。
「空腹や喉の渇きに意識を向けるのではなく、善行を行うことに集中しなさい」
という教えがあるそうです。
しかも、ラマダン期間中の善行は「ご褒美(善行)ポイント」が倍増!
逆に、悪行も「悪行ポイント」の加算が倍増してしまうとか。
でも、人は知らず知らずのうちに悪行を積み重ねてしまうこともあるため、この時期に「良い人」になろうとする人が増えるんだとか(笑)。
なんともまぁ、、
以下のリンクからもラマダンに関する話題をお届けしています。
ラマダン中の食事のとり方 |
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