こんにちわ。
事務所の机にSunaoさんから中東教育の5品目が着荷しました右京です。
Sunaoさんは中華好きの私を中東好きにしようと気づかいをしてくれますが
今回の頂きものは『カブサの素』と『2合のインディカ米』。
カブサの素は某青と黄色のコーヒー屋さんのショップで売ってたらしく
「簡単に作れるから、やってみてください」
ちょうど8月のお盆休み前だったこともあって、時間もできるし素直に乗っかってみました。
トマトとレモンとパクチーをトッピングするレシピです。
◆過去の中東教育の記事はこちら |
カブサとは?
カブサは中東の伝統的な炊き込みご飯で、主にサウジアラビアやヨルダン、クウェートなどで親しまれています。
スパイスたっぷりのご飯と、鶏肉や羊肉を組み合わせて大皿料理としてサーブされます。
日本ではまだ馴染みの薄いカブサですが、家庭で手軽に作れる方法があります。
今回はカブサを簡単に作るための調味料「カブサの素」を使ったレシピをご紹介します。
カブサの魅力
カブサはスパイスの香りが豊かでエキゾチックな味わいが特長です。
主にカルダモン、クミン、クローブなどのスパイスが使われ、ご飯と肉のうまみが凝縮された料理です。
またカブサはご飯と肉を一緒に調理するため、手間がかからずパーティーや家族の集まりにも良さそうです。
材料(3~4人分)と準備
カブサの素(マリネシーズニング/炊込み用調味料)
米:2合(今回はインディカ米)
鶏もも肉:250g(ひと口大にカット)
水:360ml
トマト:好きなだけ
パクチー:好きなだけ
レモン:1切れ
作り方
① 鶏もも肉にマリネシーズニングをよく揉み込み20分ほどおく
② 米を軽く洗い、テフロン加工の鍋に投入する
③ 炊込み用調味料と合わせて360mlの水を入れてよく混ぜる
④ 中火でひと煮立ちさせて米を混ぜる
⑤ ①を鍋に入れ、蓋をして中火で10分ほど炊く
⑥ 火を止め、そのまま10分蒸らす
⑦ 皿によそい、トマト、パクチーを盛りつける
作ってみた
エキゾチックとかスパイシーとか、”粉”でシーズニングすることを予習していたので
「炊飯器で炊いて良いものか?」
「炊飯器に付いたスパイスの香りが取れなくなる?」とか
分からないので、初挑戦でも鍋で調理することにしました。
ただしお米と鶏肉を一緒に炊いてそのまま蒸らすので、余計な穴や隙間なく蓋ができる鍋を選びました。
ということで、
①基本的には鶏もも肉じゃなくてもいいでしょうけど
こちらが”素”の内容物のマリネシーズニングの粉と液体の炊き込み調味料。
まずジップ付きの袋にマリネシーズニングの粉を入れようとしたところ
指先で袋を開けられなかったので歯を使って開けてしまったのが失敗。
開いた瞬間にスパイスの香りを目元で感じて、しばらく眼がシバシバに、、
そして袋に粉と鶏もも肉を入れて、馴染むようによく揉んで20分ほど置きますが
モミ込む間にもスパイシーな香りはキッチンに充満します。
②インディカ米はジャポニカ米のように研ぎ洗わずに、ボウルに米と水を入れてサッと洗い、ザルにあげて水を切ります。
③素のパッケージ袋にあるレシピ「炊込み用調味料と合わせて2合分の水」ということで、計量カップに調味料と水を入れ180mlを作ります。
かき混ぜてから鍋に入れ、さらに180mlの水を加えます。
(やりながらこれで合ってるのか不安)
④中火でひと煮立ちさせて米を混ぜます。
( ベナール対流?? )
⑤シーズニングの粉と20分ほど置いた鶏肉を鍋に投入します。
なによりもスパイスの香りがスゴイ。
これで蓋をして、中火のまま10分ほど炊きますが
ここまでくるとスパイスの香りはキッチンからリビングにまで広がり、あらかじめ回していた換気扇のスイッチは『強』にしても意味なしでした。
⑥10分ほど炊いたら火を止め、そのまま10分蒸らし。
ちょっとだけ覗き見したら良さそうな感じ。
10分蒸らしたらツマミ食いをしてみましょう。
蓋のオープンです。
カブサと初対面の私はコレが正解なのか分かりませんが
お米も鶏肉も良い感じ。
鍋底にはちょうど良い感じのおこげも。
⑦お皿にトマト、パクチー、レモンと共に盛り付けます。
オリジナル版カブサ(初対面)、完成です。
だけどコレが正解??
たまたまあったエビもおまけで。
トッピングは炒ったカシューナッツなんかも良いそうです。
食べてみた!
味見した時もそうでしたが、スパイシーな風味は見た目ほど無く
その食べやすさは拍子抜けするほど笑
小さめに切ったこともあるかもしれませんが、鶏肉も柔らかく
食べやすくて美味しかった。
お米もちょうどよく上手に炊けました。
けど、
「山盛りにする?」
「おかわりは?」
と言われたら遠慮してしまうかも?笑
そしてパラパラな炊きあがりですが、スプーンを使わずに手で食べるスキルを身に着けるには時間がかかりそうな。
レモンもパクチーも美味しく味変できて、ナイスマッチ。
正解だったのか分からないカブサですが、これに合うおかずも欲しくなりますね。
まとめ
このカブサ(炊き込みご飯)は忙しい日常の中でも中東を手軽に感じ楽しめるレシピなので、ぜひ試してみてください。
みんなでシェアしたら喜ばれる一品でしょう。
暑い夏の日にも食欲をそそりそうなご飯を一度試してみてください。
特別な日や話題のキッカケにもぴったりです。
トッピングしたトマトはリコピンが豊富で抗酸化作用による美肌効果が期待できますし、パクチーはデトックス効果が期待できで身体の中から綺麗になれるのも魅力です。
簡単に作れるのに、エキゾチックな風味と見た目で、特別感も味わえるでしょう。
今回は以上です。
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