こんにちわ。 右京です。
先日にイランの煮込み料理のイラン製缶詰めを頂いた記事を公開しましたが
すぐに更新しようと思っていたのに、あっという間にひと月が過ぎていました。
「Stew」と書かれた2つの煮込み料理の正体は? |
フェセンジャンに続いて今回は「ゲイメの缶詰めを食べてみた」ブログです。
じゃがいものゲイメ(Gheimeh Stew)とは
ゲイメはイランの伝統的な家庭料理の一つで
肉、豆、トマト、乾燥ライム、じゃがいもを使って一緒に煮込む料理です。
この料理はトマトの酸味と乾燥ライムの爽やかな香りが特長で
ホクホクのじゃがいもが加わることでさらに豊かな味わいを楽しめます。
缶詰めを実際に食べてみた
フェセンジャンの時は開封から苦戦しましたがゲイメの方は楽ちんでした。
![イランの煮込み料理 ゲイメのパッケージ](https://cdn.shopify.com/s/files/1/0859/1405/9068/files/IMG_blog24062602_1024x1024.jpg?v=1719386752)
右上に出ているベロの部分をペリッとめくったら開いたからです。
(写真では分かり難いですが)カップラーメンと同じ手軽さで
フェセンジャンでは開けられない蓋とガヂッと種にやられましたが
全く違う封にも少々困惑。
例によって器に移してレンチンするのですが
シチューらしい”とろみ”は全然なく、さらさらっとスープのようでした。
ジャガイモはパッケージ写真のゴロッとした感じではなく、
ファーストフード店でよく見られるポテトです。
「ポテト感、残ってるかな?」
「べチャッとしちゃってるかな?」
と思っちゃいます。
電子レンジでチンして香ってきたのは思っていた通りのトマトの酸味。
想像通りなので思い出してみてください。
とても馴染み深いですよ、これは。
よく食べるトマトソースやスープと同じですからね。
スープとして試食したからというのもあるかもしれませんが、
ひと言で感想を伝えるならば「ミネストローネ!」でした。
数種類の具材が煮込まれたトマト味のスープです。
酸味もとても心地よく美味しく感じられましたが
乾燥ライムも入っているので、その酸味もあるでしょう。
酸味の刺々しいキツさも皆無なので美味しかったです。
![じゃがいものゲイメ イランのシチュー](https://cdn.shopify.com/s/files/1/0859/1405/9068/files/IMG_blog24062603_1024x1024.jpg?v=1719386122)
ミネストローネと少し違う印象を受けたとすれば具材ですね。
ミネストローネって、とまとの他に人参、玉ねぎ、豆、ソーセージやベーコン、
さまざま入っているイメージですが
こちらのゲイメの方は豆とお肉とポテトです。
酸味豊かで淡白なミネストローネといった印象でした。
けれども、お肉はパサつきはあったもののゴロッと感のある牛肉だったので肉系は充実。
煮込んだ豆もはずれないですし、クセもなく美味しくいただけました。
ゲイメの歴史と背景
この煮込み料理「ゲイメ」は古代ペルシャ時代にまで遡る歴史を持ち
イラン全土で愛されているそうです。
もともとは宮廷料理として上流階級の人々に提供されていましたが
時を経て一般家庭にも広まりました。
イランでも家族の絆を深めるために料理は重要な役割を果たしており
ゲイメもその一品として親しまれています。
祝祭や特別な日に供されることも多く、家庭ごとの味が受け継がれています。
じゃがいものゲイメの特長と魅力
トマトの酸味、乾燥ライムの爽やかな香り、煮た豆の食感、そしてじゃがいもが調和し
馴染みのある味で「また食べたい」と思わせてくれる美味しさです。
じゃがいものゲイメは栄養価が高く、バランスの取れた一品。
肉と豆からはたんぱく質が、トマトからビタミンが
ジャガイモからは炭水化物が摂取できるので健康的な食事としても最適です。
商品を購入したお店
◆Darvish Shop ダルビッシュショップ
日本橋小伝馬町にあるイランの輸入食品店です。
住所:東京都中央区日本橋小伝馬町18−4 上野ビル 1F
電話番号:03-6661-9848
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