Blog

ざくろのイメージ

美の源流は中東にあり?【ざくろ】女性に愛される赤い果実の歴史と文化を探る

赤く艶やかな果実「ザクロ」。 少々食べにくいスタイリングではあるものの、その深い色と甘酸っぱい味わいに惹かれてジュースやスイーツとして親しまれている方も多いのではないでしょうか。 健康や美容への効果で話題になる果物ですが、実ははるか古代の中東を起源とし、豊かな文化や歴史とともに人々に愛されてきた存在です。 この記事ではザクロに込められた中東の物語と、現代の私たちの暮らしとのつながりをご紹介します。   中東が育んだ“聖なる果実” ザクロ(pomegranate)は、イランやアフガニスタンの辺りを中心とした古代ペルシャ地域が原産とされ、4000年以上も前から人々に親しまれてきました。 旧約聖書やコーランにもその名が記され、「楽園の果実」として崇められていたザクロは、宗教的にも文化的にも高い象徴性を持っているといえます。 例えば、ユダヤ教ではザクロの実が613粒あると信じられており、これは律法の数と一致するそうです。 またイスラム文化においても神からの祝福を意味する果実とされ、多くの詩や物語の中でもその存在が謳われています。結婚式や新年のお祝いの場でザクロを割る儀式は「繁栄」や「平和」などへの祈りが込められた風習です。   豊穣を描いたザクロの文様 その文化的意味は、暮らしの中の装飾にも色濃く表れています。 オスマン帝国時代のタイルやペルシャ絨毯には、ザクロの実や葉がモチーフとして頻繁に登場するそう。 艶やかで丸みを帯びたその姿は、豊かさや永続性を視覚的に表現するデザインとして重宝されてきました。 また、中東の手工芸品ではザクロ柄の刺繍が布製品や衣装、装飾品にあしらわれ、「守り」や「祝福」の意味を込めて女性たちの手で受け継がれてきました。 こうした文化背景を知ることで、ザクロという果実の奥深さと美的価値をより感じることができるのではないでしょうか。   雑貨に宿る祈りと美しさ このザクロの象徴性は現代の雑貨やクラフトにも受け継がれています。 深紅の実を模した金属加工やガラス細工、小物入れや刺繍商品など、ザクロは視覚だけでなく感性に訴えるモチーフとして、暮らしの中に“ストーリー”を届けてくれます。 ざくろの小物入れ アクセサリー飾る×まとめる   健康と美の象徴としてのザクロ 近年では、その高い抗酸化作用や美容効果にも注目が集まっています。 ポリフェノールやビタミンCが豊富に含まれ、血流改善やアンチエイジング、肌の保湿効果など、特に女性に喜ばれる栄養素が詰まっています。 公的な研究機関の報告では、ザクロの摂取が心血管の健康維持や血圧低下にもつながる可能性が示されており、古くから薬用果実として扱われてきた背景にも科学的な裏付けが加わりつつあります。   フェセンジャン、家庭の味に息づくザクロの力...

美の源流は中東にあり?【ざくろ】女性に愛される赤い果実の歴史と文化を探る

赤く艶やかな果実「ザクロ」。 少々食べにくいスタイリングではあるものの、その深い色と甘酸っぱい味わいに惹かれてジュースやスイーツとして親しまれている方も多いのではないでしょうか。 健康や美容への効果で話題になる果物ですが、実ははるか古代の中東を起源とし、豊かな文化や歴史とともに人々に愛されてきた存在です。 この記事ではザクロに込められた中東の物語と、現代の私たちの暮らしとのつながりをご紹介します。   中東が育んだ“聖なる果実” ザクロ(pomegranate)は、イランやアフガニスタンの辺りを中心とした古代ペルシャ地域が原産とされ、4000年以上も前から人々に親しまれてきました。 旧約聖書やコーランにもその名が記され、「楽園の果実」として崇められていたザクロは、宗教的にも文化的にも高い象徴性を持っているといえます。 例えば、ユダヤ教ではザクロの実が613粒あると信じられており、これは律法の数と一致するそうです。 またイスラム文化においても神からの祝福を意味する果実とされ、多くの詩や物語の中でもその存在が謳われています。結婚式や新年のお祝いの場でザクロを割る儀式は「繁栄」や「平和」などへの祈りが込められた風習です。   豊穣を描いたザクロの文様 その文化的意味は、暮らしの中の装飾にも色濃く表れています。 オスマン帝国時代のタイルやペルシャ絨毯には、ザクロの実や葉がモチーフとして頻繁に登場するそう。 艶やかで丸みを帯びたその姿は、豊かさや永続性を視覚的に表現するデザインとして重宝されてきました。 また、中東の手工芸品ではザクロ柄の刺繍が布製品や衣装、装飾品にあしらわれ、「守り」や「祝福」の意味を込めて女性たちの手で受け継がれてきました。 こうした文化背景を知ることで、ザクロという果実の奥深さと美的価値をより感じることができるのではないでしょうか。   雑貨に宿る祈りと美しさ このザクロの象徴性は現代の雑貨やクラフトにも受け継がれています。 深紅の実を模した金属加工やガラス細工、小物入れや刺繍商品など、ザクロは視覚だけでなく感性に訴えるモチーフとして、暮らしの中に“ストーリー”を届けてくれます。 ざくろの小物入れ アクセサリー飾る×まとめる   健康と美の象徴としてのザクロ 近年では、その高い抗酸化作用や美容効果にも注目が集まっています。 ポリフェノールやビタミンCが豊富に含まれ、血流改善やアンチエイジング、肌の保湿効果など、特に女性に喜ばれる栄養素が詰まっています。 公的な研究機関の報告では、ザクロの摂取が心血管の健康維持や血圧低下にもつながる可能性が示されており、古くから薬用果実として扱われてきた背景にも科学的な裏付けが加わりつつあります。   フェセンジャン、家庭の味に息づくザクロの力...

バッグに入れれば気分上々。中東現地にも無いターコイズカラーとピンクが映える大きめハンドタオル

バッグに入れれば気分上々。中東現地にも無いターコイズカラーとピンクが映える大きめハンドタオル

バッグの中に咲く、小さな異国の美花 何気ない毎日に、少しだけ特別な気分を添えてくれるもの。それは日常の中で何度も手に取る「ハンドタオル」かもしれません。 Al-Fanarが自信をもってお届けする今治産ハンドタオルは、単なる日用品にとどまらない一枚です。 中東の伝統美を感じさせるイスラム幾何学模様を日本の伝統商品で丁寧に再現。 2WAYエコバッグ 花と星のパターンとも言われるイスラム幾何学模様のエコバッグ メルカリで見る 楽天市場で見る さらに、中東現地でもほとんど見られない鮮やかなターコイズとピンクという皆さまに受け入れていただきやすいカラーリングで、唯一無二の魅力を持っています。 バッグに一枚しのばせれば、それだけで心が少し弾む。 日常に、旅のような彩りを添えてくれるアイテムです。 世界にひとつ、中東×今治の出会い このハンドタオルの魅力はただのモチーフの輸入ではありません。 中東の装飾の中でも多く見られる「イスラム幾何学模様」。その緻密な構成や幾何学の繰り返しには、「秩序」と「無限」の思想が宿っています。 この美しさや魅力に心を奪われた私たちは、日本の伝統技術と組み合わせることで、新たな価値を創り出しました。 生産地はタオル産地として世界的に知られる愛媛・今治。不純物が少ない豊かな軟水と繊細な技術に育まれた土地で、幾何学模様が布の中に息づきます。 そして、ここに加わるのが、Al-Fanarらしい感性によるカラー選び。 幾何学模様を鮮やかに浮かび上がらせ、皆さまにも受け入れられやすいと考えたターコイズの清涼感、ローズピンクの華やかさ。 中東にも日本にもなかった組み合わせが、特別な存在感を生み出します。 毎日の中に、確かな実用性と心の華やぎを サイズは35×35cmと、ハンカチよりもやや大きめ。外出時にちょうどよく、バッグの中でも見失わない絶妙な存在感があります。 素材はもちろん、綿100%。 繊細なジャガード織りで、柄の陰影が美しく浮かび上がります。吸水性にも優れ、手を拭くたびにふわっと広がる心地よさ。(新品は2~3回洗濯すると柔軟性と吸水性が増します) 日々の中でふと感じる「自分だけの贅沢」を叶えてくれる、そんな一枚です。 どこでも、あなたらしさを演出できるアイテム 大きめサイズで使い勝手がよく、誰にとっても便利なシーンが 外出時のバッグの中からちらりと覗く色がアクセントに 手を洗った時には、「それはどこの?」と模様から会話のきっかけにも 使い方はいつものタオルと変わらなくても、そこに宿るストーリーはちょっと特別。 イスラム建築の装飾物を思わせる幾何学模様は、ふとした瞬間に輝きます。...

バッグに入れれば気分上々。中東現地にも無いターコイズカラーとピンクが映える大きめハンドタオル

バッグの中に咲く、小さな異国の美花 何気ない毎日に、少しだけ特別な気分を添えてくれるもの。それは日常の中で何度も手に取る「ハンドタオル」かもしれません。 Al-Fanarが自信をもってお届けする今治産ハンドタオルは、単なる日用品にとどまらない一枚です。 中東の伝統美を感じさせるイスラム幾何学模様を日本の伝統商品で丁寧に再現。 2WAYエコバッグ 花と星のパターンとも言われるイスラム幾何学模様のエコバッグ メルカリで見る 楽天市場で見る さらに、中東現地でもほとんど見られない鮮やかなターコイズとピンクという皆さまに受け入れていただきやすいカラーリングで、唯一無二の魅力を持っています。 バッグに一枚しのばせれば、それだけで心が少し弾む。 日常に、旅のような彩りを添えてくれるアイテムです。 世界にひとつ、中東×今治の出会い このハンドタオルの魅力はただのモチーフの輸入ではありません。 中東の装飾の中でも多く見られる「イスラム幾何学模様」。その緻密な構成や幾何学の繰り返しには、「秩序」と「無限」の思想が宿っています。 この美しさや魅力に心を奪われた私たちは、日本の伝統技術と組み合わせることで、新たな価値を創り出しました。 生産地はタオル産地として世界的に知られる愛媛・今治。不純物が少ない豊かな軟水と繊細な技術に育まれた土地で、幾何学模様が布の中に息づきます。 そして、ここに加わるのが、Al-Fanarらしい感性によるカラー選び。 幾何学模様を鮮やかに浮かび上がらせ、皆さまにも受け入れられやすいと考えたターコイズの清涼感、ローズピンクの華やかさ。 中東にも日本にもなかった組み合わせが、特別な存在感を生み出します。 毎日の中に、確かな実用性と心の華やぎを サイズは35×35cmと、ハンカチよりもやや大きめ。外出時にちょうどよく、バッグの中でも見失わない絶妙な存在感があります。 素材はもちろん、綿100%。 繊細なジャガード織りで、柄の陰影が美しく浮かび上がります。吸水性にも優れ、手を拭くたびにふわっと広がる心地よさ。(新品は2~3回洗濯すると柔軟性と吸水性が増します) 日々の中でふと感じる「自分だけの贅沢」を叶えてくれる、そんな一枚です。 どこでも、あなたらしさを演出できるアイテム 大きめサイズで使い勝手がよく、誰にとっても便利なシーンが 外出時のバッグの中からちらりと覗く色がアクセントに 手を洗った時には、「それはどこの?」と模様から会話のきっかけにも 使い方はいつものタオルと変わらなくても、そこに宿るストーリーはちょっと特別。 イスラム建築の装飾物を思わせる幾何学模様は、ふとした瞬間に輝きます。...

らくだのふきん

かけて絵になるオシャレふきん|らくだ柄で叶える快適キッチンと心地いい習慣

こんにちは! 先日のトルコフェスティバル2025で初お披露目させていただいた新商品のひとつ、完全オリジナル商品の「ふきん」をご紹介します。 トルコフェスでは初見&即断即決でご購入いただいた方も多く、嬉しいリアクションをありがとうございました。(トルコフェス2025出店についてはコチラから) 改めて、ブログでも商品紹介をさせていただきますね。   ふきんを“かける”だけでキッチンが整う 見せる収納、始めませんか? ふきんって、どこに置いてますか?シンクの上? それともシンク下のタオル掛けにペロンッと? らくだのふきんは“干してるだけでサマになる”、”かけてるだけでカワイイ” そんな「ふきん」なんです。 私たちの定番である中東をモチーフにした、やわらかな砂漠ベージュとヤシの木とらくだ。そしてワンポイントの月と星。 和でもなく洋でもない、異国のちょっとエキゾチックなデザインが日常のキッチンにふわっと溶け込みます。 壁に一枚吊り下げるだけで、ちょっと気分が上がる。生活感を隠すのではなく、かけて見せて見て楽しむ。 しょうがない、、とキッチンに立つ時間が「義務」から「リセット時間」に変わる人が一人でもいてくれたら、 それは私たちにとって何よりも嬉しい出来事になります。   「ふきんって要る?」と思っているあなたへ 実は便利に使えるんです 「ふきんなんてなくても平気」と思っている方にこそ届けたい。 、、、確かに無くても平気なんでしょうけれども、笑 このふきん、ただの“拭く布”じゃないんです。 日常生活の手元に置いてみると、その便利さに気がつきます。 食器やグラスを洗った後に水気をサッと吸い取ってくれる吸水性。繊維クズが付着することなくサラッと拭けるから、拭き終わりが気持ちいいキッチン用。 洗った食器類を水切りして乾かすなら、清潔なふきんをかけて。 テーブルを拭くダイニング用も、重曹に入れて煮沸消毒してふきん掛けにペラッとかけて。 それだけで、布小物といえるような存在感。視界に入れば、まるで「使うインテリア」です。 速乾性が高いので、台所仕事の途中で手を拭いたり、ちょっとした水跳ねをさっとひと拭きしたりと、シンクの上では何かと手が伸びる存在になります。   洗い方も簡単 洗濯機OKで、煮沸や消毒もできる安心素材...

かけて絵になるオシャレふきん|らくだ柄で叶える快適キッチンと心地いい習慣

こんにちは! 先日のトルコフェスティバル2025で初お披露目させていただいた新商品のひとつ、完全オリジナル商品の「ふきん」をご紹介します。 トルコフェスでは初見&即断即決でご購入いただいた方も多く、嬉しいリアクションをありがとうございました。(トルコフェス2025出店についてはコチラから) 改めて、ブログでも商品紹介をさせていただきますね。   ふきんを“かける”だけでキッチンが整う 見せる収納、始めませんか? ふきんって、どこに置いてますか?シンクの上? それともシンク下のタオル掛けにペロンッと? らくだのふきんは“干してるだけでサマになる”、”かけてるだけでカワイイ” そんな「ふきん」なんです。 私たちの定番である中東をモチーフにした、やわらかな砂漠ベージュとヤシの木とらくだ。そしてワンポイントの月と星。 和でもなく洋でもない、異国のちょっとエキゾチックなデザインが日常のキッチンにふわっと溶け込みます。 壁に一枚吊り下げるだけで、ちょっと気分が上がる。生活感を隠すのではなく、かけて見せて見て楽しむ。 しょうがない、、とキッチンに立つ時間が「義務」から「リセット時間」に変わる人が一人でもいてくれたら、 それは私たちにとって何よりも嬉しい出来事になります。   「ふきんって要る?」と思っているあなたへ 実は便利に使えるんです 「ふきんなんてなくても平気」と思っている方にこそ届けたい。 、、、確かに無くても平気なんでしょうけれども、笑 このふきん、ただの“拭く布”じゃないんです。 日常生活の手元に置いてみると、その便利さに気がつきます。 食器やグラスを洗った後に水気をサッと吸い取ってくれる吸水性。繊維クズが付着することなくサラッと拭けるから、拭き終わりが気持ちいいキッチン用。 洗った食器類を水切りして乾かすなら、清潔なふきんをかけて。 テーブルを拭くダイニング用も、重曹に入れて煮沸消毒してふきん掛けにペラッとかけて。 それだけで、布小物といえるような存在感。視界に入れば、まるで「使うインテリア」です。 速乾性が高いので、台所仕事の途中で手を拭いたり、ちょっとした水跳ねをさっとひと拭きしたりと、シンクの上では何かと手が伸びる存在になります。   洗い方も簡単 洗濯機OKで、煮沸や消毒もできる安心素材...

TTB101 刺繍トートバッグ

カリグラフィ刺繍で魅せる、誰ともかぶらない模様?文字?柄?なトートバッグ

何だか意味もサッパリ分からないけど、なんだか不思議と見とれてしまう──絵や写真などを見ながら、そんな経験はありませんか? 戦争やテロなどのテレビ報道で目にする機会が多いことから、アラビア文字自体に恐いイメージを持っている方もいらっしゃるそうですが、 クルンッとした曲線、スッと縦に伸びるライン、リズミカルに並ぶスタイリング。それはまるで、「模様のような文字」、「意味のないアート」のよう。 ご紹介するのは、そんなアラビア文字を“模様”として楽しめる刺繍トートバッグ。 読み取る意味はないけれど、あなたの感性で自由に楽しめる一品です。   文字を「読む」のではなく「感じる」カリグラフィの世界 「カリグラフィ」とは、書の芸術と呼ばれます。特にイスラム世界では偶像を描くことを避けて発展してきた背景もあり、文字そのものにデザイン性が強く求められてきました。 関連記事:東京ジャーミイ(モスク)見学を写真で振り返る 関連記事:個性的で表現方法が多彩なアラビア書道・カリグラフィーの世界   このバッグに使われているカリグラフィは、そうした歴史ある書体をベースにしながらも、意味を成す単語や文章ではなく、文字だけを散りばめた完全なデザインアート。 「文字だけど、意味はない」「読めないけど、かわいい」 そんな矛盾の美しさも、このバッグの魅力です。   “意味がない”からこそ、安心して使える 外国語のTシャツを何気なく買ったら、実はとんでもない意味の単語だった…そんな失敗談、聞いたことはありませんか? このバッグには特定の言葉や意味は一切込められていません。 アラビア文字を並べただけで、デザインの主役は「線」「形」「レイアウト」。だからこそ、どんな人でも気軽に安心して日常に取り入れることができます。 “意味がない”から、むしろ“自由に解釈できる魅力”になる。まさに現代的なアート感覚にも合うのではないでしょうか。   刺繍が放つ、光沢と立体感。手に取って分かる上質さ デザインはレバノンのメーカーによるもので、Al-Fanarが刺繍糸だけを指定して裏地や内ポケットを追加するなどOEM製作した完全オリジナル品。使われている刺繍糸は、上品な光沢感をもつ高品質なものを厳選。実際に光に当たると、刺繍部分がふわっと浮き上がるような立体感が生まれます。 さらに、生地は柔らかな風合いのポリエステル。見た目から想像される「ごわつき」はまったくなく、触れると驚くほどなめらかです。この素材感は、ぜひ一度手に取って実感していただきたいポイント。   サイズも機能も、しっかり“日常仕様” 見た目のインパクトに注目が集まりがちですが、実は普段使いにもピッタリな機能性を兼ね備えています。 サイズ:36cm×39cmの大容量(A4や10.9インチiPad Airも余裕) 持ち手:68cm(肩掛けしやすく、ゆとりのある長さ)...

カリグラフィ刺繍で魅せる、誰ともかぶらない模様?文字?柄?なトートバッグ

何だか意味もサッパリ分からないけど、なんだか不思議と見とれてしまう──絵や写真などを見ながら、そんな経験はありませんか? 戦争やテロなどのテレビ報道で目にする機会が多いことから、アラビア文字自体に恐いイメージを持っている方もいらっしゃるそうですが、 クルンッとした曲線、スッと縦に伸びるライン、リズミカルに並ぶスタイリング。それはまるで、「模様のような文字」、「意味のないアート」のよう。 ご紹介するのは、そんなアラビア文字を“模様”として楽しめる刺繍トートバッグ。 読み取る意味はないけれど、あなたの感性で自由に楽しめる一品です。   文字を「読む」のではなく「感じる」カリグラフィの世界 「カリグラフィ」とは、書の芸術と呼ばれます。特にイスラム世界では偶像を描くことを避けて発展してきた背景もあり、文字そのものにデザイン性が強く求められてきました。 関連記事:東京ジャーミイ(モスク)見学を写真で振り返る 関連記事:個性的で表現方法が多彩なアラビア書道・カリグラフィーの世界   このバッグに使われているカリグラフィは、そうした歴史ある書体をベースにしながらも、意味を成す単語や文章ではなく、文字だけを散りばめた完全なデザインアート。 「文字だけど、意味はない」「読めないけど、かわいい」 そんな矛盾の美しさも、このバッグの魅力です。   “意味がない”からこそ、安心して使える 外国語のTシャツを何気なく買ったら、実はとんでもない意味の単語だった…そんな失敗談、聞いたことはありませんか? このバッグには特定の言葉や意味は一切込められていません。 アラビア文字を並べただけで、デザインの主役は「線」「形」「レイアウト」。だからこそ、どんな人でも気軽に安心して日常に取り入れることができます。 “意味がない”から、むしろ“自由に解釈できる魅力”になる。まさに現代的なアート感覚にも合うのではないでしょうか。   刺繍が放つ、光沢と立体感。手に取って分かる上質さ デザインはレバノンのメーカーによるもので、Al-Fanarが刺繍糸だけを指定して裏地や内ポケットを追加するなどOEM製作した完全オリジナル品。使われている刺繍糸は、上品な光沢感をもつ高品質なものを厳選。実際に光に当たると、刺繍部分がふわっと浮き上がるような立体感が生まれます。 さらに、生地は柔らかな風合いのポリエステル。見た目から想像される「ごわつき」はまったくなく、触れると驚くほどなめらかです。この素材感は、ぜひ一度手に取って実感していただきたいポイント。   サイズも機能も、しっかり“日常仕様” 見た目のインパクトに注目が集まりがちですが、実は普段使いにもピッタリな機能性を兼ね備えています。 サイズ:36cm×39cmの大容量(A4や10.9インチiPad Airも余裕) 持ち手:68cm(肩掛けしやすく、ゆとりのある長さ)...

トルコフェス2025

【速報&予習用】トルコフェス2025 | 中東雑貨のアルファナル 物販ブースの見どころ(代々木公園)

東京では"梅雨入りしたとみられる"発表のあった数日後、 本日6月14日から異国文化を知る体験ができる「トルコフェスティバル2025」が2日間にわたって代々木公園で開催されます。 昨年に続き、私たちも再び物販ブースに出店中。 トルコで買い付けた小物入れや中東モチーフの布製品、暮らしを彩る実用性に富んだオリジナル商品を取り揃え、フェスティバルの賑わいの中に心に残るひとときをお届けします。 生憎のビミョーな天気ですが、渋谷~原宿エリアにお越しの際には散策がてらでも、気軽にお立ち寄りくださいませ。   トルコフェスティバルとは? 「トルコフェスティバル」は日本とトルコの友好や交流のため、日本人にトルコの伝統や文化を発信する文化交流のイベント。 会場のステージ上では伝統舞踊や音楽が披露され、ほかにも本場トルコ料理のキッチンカー、多くの美しい手仕事の雑貨店なども集います。 訪れるだけで、異国の香りとともに小さな旅気分さえ味わえるでしょう。 2025年の開催概要 日程:2025年6月14日(土)・15日(日) 時間:11:00~20:00 /ステージは18:00まで 会場:代々木公園イベント広場(アクセス) 入場:無料 /雨天決行 昨年トルコのフェスティバル(2024年)でも多くの来場者が訪れ、本場の味覚、華やかなステージ、衣類や雑貨を買い求める来場者で賑わいを見せました。 関連記事:大盛況のうちに終了、御礼申し上げます。トルコフェスティバル2024   販売商品のご紹介|今年のおすすめ商品 昨年に引き続き、私たちの物販ブースではトルコ・中東で仕入れた商品や中東文化をモチーフに取り入れた実用的な雑貨を販売します。 一部の商品は数量に限りのある”限定品”ともいえるアイテムもありますので、お早めにお越しいただいた方が楽しんでいただけると思います。   ◆販売アイテム◆ らくだの蚊帳織りふきん 自然素材と無薬品仕上げにこだわる奈良の伝統技術によって生産された安心の一品です 商品紹介ページはコチラ   月のミラー 三日月をモチーフにした鏡、あなたの部屋で気分をアゲてくれます  ...

【速報&予習用】トルコフェス2025 | 中東雑貨のアルファナル 物販ブースの見どころ(代々木公園)

東京では"梅雨入りしたとみられる"発表のあった数日後、 本日6月14日から異国文化を知る体験ができる「トルコフェスティバル2025」が2日間にわたって代々木公園で開催されます。 昨年に続き、私たちも再び物販ブースに出店中。 トルコで買い付けた小物入れや中東モチーフの布製品、暮らしを彩る実用性に富んだオリジナル商品を取り揃え、フェスティバルの賑わいの中に心に残るひとときをお届けします。 生憎のビミョーな天気ですが、渋谷~原宿エリアにお越しの際には散策がてらでも、気軽にお立ち寄りくださいませ。   トルコフェスティバルとは? 「トルコフェスティバル」は日本とトルコの友好や交流のため、日本人にトルコの伝統や文化を発信する文化交流のイベント。 会場のステージ上では伝統舞踊や音楽が披露され、ほかにも本場トルコ料理のキッチンカー、多くの美しい手仕事の雑貨店なども集います。 訪れるだけで、異国の香りとともに小さな旅気分さえ味わえるでしょう。 2025年の開催概要 日程:2025年6月14日(土)・15日(日) 時間:11:00~20:00 /ステージは18:00まで 会場:代々木公園イベント広場(アクセス) 入場:無料 /雨天決行 昨年トルコのフェスティバル(2024年)でも多くの来場者が訪れ、本場の味覚、華やかなステージ、衣類や雑貨を買い求める来場者で賑わいを見せました。 関連記事:大盛況のうちに終了、御礼申し上げます。トルコフェスティバル2024   販売商品のご紹介|今年のおすすめ商品 昨年に引き続き、私たちの物販ブースではトルコ・中東で仕入れた商品や中東文化をモチーフに取り入れた実用的な雑貨を販売します。 一部の商品は数量に限りのある”限定品”ともいえるアイテムもありますので、お早めにお越しいただいた方が楽しんでいただけると思います。   ◆販売アイテム◆ らくだの蚊帳織りふきん 自然素材と無薬品仕上げにこだわる奈良の伝統技術によって生産された安心の一品です 商品紹介ページはコチラ   月のミラー 三日月をモチーフにした鏡、あなたの部屋で気分をアゲてくれます  ...

イスタンブール

ひとり旅や女子旅で楽しむ中東|ドバイ、アブダビ、イスタンブール、湾岸アラブ体験記まとめ

中東というと「遠い」「ちょっと不安」と思われがちですが、女性ひとりでも楽しめる魅力あふれる旅先として注目を集めています。 歴史ある文化、美しい雑貨、親切な人々、そして驚きのグルメ体験――。 この記事では、普通の旅ではなかなか味わえない?とも思える現地の友人知人を頼った体験を含めて、UAE、トルコ、カタール、クウェート、ヨルダンの旅の記録を国別にまとめました。   UAE(アラブ首長国連邦) ドバイとアブダビで感じる現代と歴史の交差点 【UAE ひとり旅】アブダビの雑貨の展示会に行ってみた!中東の魅力あふれるブランド巡り 初めてのドバイ旅行「食の衝撃」 ~ 食べ歩きの女子旅でアラブ料理を堪能 3日間で4回通ったドバイのアラブレストランと白米ではなかったホワイトライス 強制的にメニュー変更!?ドバイ旅行中に1人で通ったアラブレストラン トルコ チャイとスイーツ、生活に根ざしたおもてなし文化 トルコのチャイとコーヒーの接待。美しいチャイグラスで楽しむ一杯とその文化 中東のチーズケーキ「クナーファ」の多様性。砂漠の中でBBQスイーツ チキン入りスイーツ【カザンディビ】トルコの牛乳プリン、謎デザートに迫る カタール スーク(市場)と家族の文化に癒される 迷い込んでも楽しい!ドーハの「スーク・ワキーフ」で中東の魅力にひたる一日 湾岸アラブでのショッピング体験。お会計はつまみ食いの後で? もはやフードファイト、カタールの金曜日はひたすら食べ続ける家族の集い アラブのティーウェアに魅せられて|Dallah ポットと暮らしの道具たち クウェート 人と伝統や文化の日常の物語 中東に触れて:Henna(ヘナ タトゥー)がつないだご縁で広がった生活 中東では身近すぎるイスラム幾何学模様に囲まれる日常とやりたいこと...

ひとり旅や女子旅で楽しむ中東|ドバイ、アブダビ、イスタンブール、湾岸アラブ体験記まとめ

中東というと「遠い」「ちょっと不安」と思われがちですが、女性ひとりでも楽しめる魅力あふれる旅先として注目を集めています。 歴史ある文化、美しい雑貨、親切な人々、そして驚きのグルメ体験――。 この記事では、普通の旅ではなかなか味わえない?とも思える現地の友人知人を頼った体験を含めて、UAE、トルコ、カタール、クウェート、ヨルダンの旅の記録を国別にまとめました。   UAE(アラブ首長国連邦) ドバイとアブダビで感じる現代と歴史の交差点 【UAE ひとり旅】アブダビの雑貨の展示会に行ってみた!中東の魅力あふれるブランド巡り 初めてのドバイ旅行「食の衝撃」 ~ 食べ歩きの女子旅でアラブ料理を堪能 3日間で4回通ったドバイのアラブレストランと白米ではなかったホワイトライス 強制的にメニュー変更!?ドバイ旅行中に1人で通ったアラブレストラン トルコ チャイとスイーツ、生活に根ざしたおもてなし文化 トルコのチャイとコーヒーの接待。美しいチャイグラスで楽しむ一杯とその文化 中東のチーズケーキ「クナーファ」の多様性。砂漠の中でBBQスイーツ チキン入りスイーツ【カザンディビ】トルコの牛乳プリン、謎デザートに迫る カタール スーク(市場)と家族の文化に癒される 迷い込んでも楽しい!ドーハの「スーク・ワキーフ」で中東の魅力にひたる一日 湾岸アラブでのショッピング体験。お会計はつまみ食いの後で? もはやフードファイト、カタールの金曜日はひたすら食べ続ける家族の集い アラブのティーウェアに魅せられて|Dallah ポットと暮らしの道具たち クウェート 人と伝統や文化の日常の物語 中東に触れて:Henna(ヘナ タトゥー)がつないだご縁で広がった生活 中東では身近すぎるイスラム幾何学模様に囲まれる日常とやりたいこと...

ドーハのスーク

迷い込んでも楽しい!ドーハの「スーク・ワキーフ」で中東の魅力にひたる一日

こんにちは、Sunaoです。 早速ですが、「カタール」と聞いてどんなイメージが浮かびますか?   首都は「ドーハ」、サッカー好きの方には特に馴染みがあるかもしれません。 ひと昔前までは「何もない国」と言われていたこの国も、いまでは中東の文化とモダンさが融合する独特の魅力を放っています。 私が初めてカタールを訪れたのは約20年前。その頃は、本当に「何もない…」と感じたものですが、いまや首都ドーハにはぜひ立ち寄ってほしいスポットがあります。 特に、時間をかけてじっくり楽しんでほしいのが「スーク・ワキーフ(Souq Waqif)」です。   スーク・ワキーフってどんな場所? 「スーク」とはアラビア語で“市場”のこと。中東各地には「スーク○○」や「○○スーク」という名称の市場がありますが、スーク・ワキーフはその中でも特に超有名で人気の高い観光スポットです。 ドーハ中心部にあるこのスークは、伝統的なアラブ建築が立ち並び、日本人観光客からすると、まるで異世界に迷い込んだかのような雰囲気。 広大な敷地内には、衣料品、生活雑貨、ジュエリー、ペット用品、香水、スパイス、果ては家電まで、お土産物でも何でも揃います。 歩いていると、どこからともなく香ばしいスパイスの香りが漂ってきたり、陽気な音楽に足を止めたくなったり。 時折、伝統的なダンスや音楽のパフォーマンスが行われていることもあります。 市場を歩くなら、午前中がおすすめ スーク・ワキーフは、午前中は比較的すいていて落ち着いて見て回れます。夕方以降になると”ごった返す”というくらいに人が増え、アラブならではの熱気と活気に包まれますが、それもまた魅力でおもしろポイント。 お昼前からゆったり散策、夕方から賑わいを楽しむ、そんな具合に2周するのも贅沢な楽しみ方です。 迷子も楽しい、アラブの迷宮 このスーク、まるで迷路のような構造なんです。 方向音痴の私は、見ながら歩いているうちに迷子になったり行きたい店にたどり着けながったり(笑) 「あれ?このお店さっきも見たかも…」「さっき値切りに負けた店員さんと、また目が合っちゃった…」なんてことも度々。 そんなことも含めて、“迷いながら出会う雑貨たち”との一期一会が楽しさのひとつです。 日本では手に入りにくい雑貨や香りに出会える 日本ではまず見かけない道具や調味料、不思議な形のランプやカラフルな布もの……。旅の途中でそんな雑貨アイテムに出会ったら、ワクワクしませんか? 毎度の私のお目当ては、かわいい中東雑貨とお香、スパイス類。 特に「乳香(フランキンセンス)」は日本では数十グラムで数千円する高級品で、キロ単位での販売も多いですが、1kg以下で買えるお店もあるので気軽に聞いてみましょう。 珍しい現地の民族衣装は子供服も安く手に入るので、お子さんがいる方へのお土産にすると喜ばれるかも?! 迷子の合間にカフェでひと息 スーク内にはスイーツや軽食、チャイなどのスタンド(屋台)もたくさんありますが、朝から営業しているなどレストランやカフェも充実しています。...

迷い込んでも楽しい!ドーハの「スーク・ワキーフ」で中東の魅力にひたる一日

こんにちは、Sunaoです。 早速ですが、「カタール」と聞いてどんなイメージが浮かびますか?   首都は「ドーハ」、サッカー好きの方には特に馴染みがあるかもしれません。 ひと昔前までは「何もない国」と言われていたこの国も、いまでは中東の文化とモダンさが融合する独特の魅力を放っています。 私が初めてカタールを訪れたのは約20年前。その頃は、本当に「何もない…」と感じたものですが、いまや首都ドーハにはぜひ立ち寄ってほしいスポットがあります。 特に、時間をかけてじっくり楽しんでほしいのが「スーク・ワキーフ(Souq Waqif)」です。   スーク・ワキーフってどんな場所? 「スーク」とはアラビア語で“市場”のこと。中東各地には「スーク○○」や「○○スーク」という名称の市場がありますが、スーク・ワキーフはその中でも特に超有名で人気の高い観光スポットです。 ドーハ中心部にあるこのスークは、伝統的なアラブ建築が立ち並び、日本人観光客からすると、まるで異世界に迷い込んだかのような雰囲気。 広大な敷地内には、衣料品、生活雑貨、ジュエリー、ペット用品、香水、スパイス、果ては家電まで、お土産物でも何でも揃います。 歩いていると、どこからともなく香ばしいスパイスの香りが漂ってきたり、陽気な音楽に足を止めたくなったり。 時折、伝統的なダンスや音楽のパフォーマンスが行われていることもあります。 市場を歩くなら、午前中がおすすめ スーク・ワキーフは、午前中は比較的すいていて落ち着いて見て回れます。夕方以降になると”ごった返す”というくらいに人が増え、アラブならではの熱気と活気に包まれますが、それもまた魅力でおもしろポイント。 お昼前からゆったり散策、夕方から賑わいを楽しむ、そんな具合に2周するのも贅沢な楽しみ方です。 迷子も楽しい、アラブの迷宮 このスーク、まるで迷路のような構造なんです。 方向音痴の私は、見ながら歩いているうちに迷子になったり行きたい店にたどり着けながったり(笑) 「あれ?このお店さっきも見たかも…」「さっき値切りに負けた店員さんと、また目が合っちゃった…」なんてことも度々。 そんなことも含めて、“迷いながら出会う雑貨たち”との一期一会が楽しさのひとつです。 日本では手に入りにくい雑貨や香りに出会える 日本ではまず見かけない道具や調味料、不思議な形のランプやカラフルな布もの……。旅の途中でそんな雑貨アイテムに出会ったら、ワクワクしませんか? 毎度の私のお目当ては、かわいい中東雑貨とお香、スパイス類。 特に「乳香(フランキンセンス)」は日本では数十グラムで数千円する高級品で、キロ単位での販売も多いですが、1kg以下で買えるお店もあるので気軽に聞いてみましょう。 珍しい現地の民族衣装は子供服も安く手に入るので、お子さんがいる方へのお土産にすると喜ばれるかも?! 迷子の合間にカフェでひと息 スーク内にはスイーツや軽食、チャイなどのスタンド(屋台)もたくさんありますが、朝から営業しているなどレストランやカフェも充実しています。...

アラブのティーセット

アラブのティーウェアに魅せられて|Dallah ポットと暮らしの道具たち

今回は、私がよく旅をするカタールやクウェートの友人宅のお話です。 現地の友人たちと過ごす時間の中で、いつも印象的なのが「お茶の時間」の風景です。 湾岸アラブでは、ゲストが来るときはもちろん、日常的な家族だけの団らんのためにも、リビングルームにはいつでもアラビックコーヒーと紅茶の保温ポットが準備されています。 日常のひとコマに、自然に“もてなし”が溶け込んでいるのです。   コーヒーと紅茶、気分や好みで”おもてなし” 友人のお姉さん宅で見せてもらったティーセットもとても素敵でした。 小さなおちょこのようなカップがアラビックコーヒー用、そして取っ手付きのカップが紅茶用。それぞれに専用のカップがあり、使い分けられています。 家族や知人が集まるリビングで、お茶やお菓子を囲みながら過ごす時間は、湾岸アラブの暮らしに深く根付いた文化です。   食器棚にあふれる“おもてなし”の道具 湾岸アラブ地域の家庭は大家族が多く、また親戚づきあいも活発で、親戚や友人が頻繁に訪れることもあり、食器棚の中にはたくさんのポットやカップが並んでいます。 同じデザインのポットが2つあるのは、紅茶用とコーヒー用で使い分けているから。 色の統一感やデザインを揃えているため、同じ形のポットが複数あります。 家に人が集まる文化やおもてなしの心が、この食器に現れていると思います。 私自身もポットやグラスが大好きですが、日本の住まい事情を考えるとここまで揃えるのは難しく、こういうコレクションができるのが羨ましくなります。   実用性と効率を兼ねた食器収納法 さらに驚いたのは、カップやグラスの収納方法。 カップをトレイに乗せ、マルッとラップをかけて積み重ねて保管しています。 これは砂嵐が来たときにも砂まみれにならないようにするため。 リビングに運ぶのも簡単で安全ですし、ラップを外せばすぐにゲストに出せるので、機能性と実用性を兼ねた工夫ですね。   食器にもトレンドがある 中東現地ではティーセットを扱うお店も数多く、品揃えが豊富で、何年かごとで訪れるたびに新しいデザインに出会えます。 特に湾岸地域では食器にも流行がある印象で、毎回欲しくなってしまいます。 中東らしい幾何学模様が印象的なセット。 ひと昔前は、ゴールドやシルバーのギラギラした装飾が主流でした。 もちろん今でも根強い人気はありますが、近年ではシンプルで洗練されたデザインも増えてきています。 アラブの象徴、Dallah(ダッラ)...

アラブのティーウェアに魅せられて|Dallah ポットと暮らしの道具たち

今回は、私がよく旅をするカタールやクウェートの友人宅のお話です。 現地の友人たちと過ごす時間の中で、いつも印象的なのが「お茶の時間」の風景です。 湾岸アラブでは、ゲストが来るときはもちろん、日常的な家族だけの団らんのためにも、リビングルームにはいつでもアラビックコーヒーと紅茶の保温ポットが準備されています。 日常のひとコマに、自然に“もてなし”が溶け込んでいるのです。   コーヒーと紅茶、気分や好みで”おもてなし” 友人のお姉さん宅で見せてもらったティーセットもとても素敵でした。 小さなおちょこのようなカップがアラビックコーヒー用、そして取っ手付きのカップが紅茶用。それぞれに専用のカップがあり、使い分けられています。 家族や知人が集まるリビングで、お茶やお菓子を囲みながら過ごす時間は、湾岸アラブの暮らしに深く根付いた文化です。   食器棚にあふれる“おもてなし”の道具 湾岸アラブ地域の家庭は大家族が多く、また親戚づきあいも活発で、親戚や友人が頻繁に訪れることもあり、食器棚の中にはたくさんのポットやカップが並んでいます。 同じデザインのポットが2つあるのは、紅茶用とコーヒー用で使い分けているから。 色の統一感やデザインを揃えているため、同じ形のポットが複数あります。 家に人が集まる文化やおもてなしの心が、この食器に現れていると思います。 私自身もポットやグラスが大好きですが、日本の住まい事情を考えるとここまで揃えるのは難しく、こういうコレクションができるのが羨ましくなります。   実用性と効率を兼ねた食器収納法 さらに驚いたのは、カップやグラスの収納方法。 カップをトレイに乗せ、マルッとラップをかけて積み重ねて保管しています。 これは砂嵐が来たときにも砂まみれにならないようにするため。 リビングに運ぶのも簡単で安全ですし、ラップを外せばすぐにゲストに出せるので、機能性と実用性を兼ねた工夫ですね。   食器にもトレンドがある 中東現地ではティーセットを扱うお店も数多く、品揃えが豊富で、何年かごとで訪れるたびに新しいデザインに出会えます。 特に湾岸地域では食器にも流行がある印象で、毎回欲しくなってしまいます。 中東らしい幾何学模様が印象的なセット。 ひと昔前は、ゴールドやシルバーのギラギラした装飾が主流でした。 もちろん今でも根強い人気はありますが、近年ではシンプルで洗練されたデザインも増えてきています。 アラブの象徴、Dallah(ダッラ)...

ベドウィン女性の刺繍アイテム|ヨルダンの砂漠から届いた、強くて優しい“手しごと”

ベドウィン女性の刺繍アイテム|ヨルダンの砂漠から届いた、強くて優しい“手しごと”

その針目には、生きる力が宿っている 忙しい日々の中で、ふとした瞬間に触れる“本物の手しごと”。 それがこのポーチとティッシュカバーです。 ひと目見て惹かれたなら、それは誰かの「暮らしの温度」が感じられたからかもしれません。 中東・ヨルダンのオアシスでの乾いた風と、静かな時間の流れの中で砂漠に生きるベドウィン女性の手から生まれました。   ベドウィンとは──「砂漠を移動する人々」のこと “ベドウィン”とは、アラビア語で「砂漠の民(Badawi)」という意味。ヨルダンやシリア、パレスチナなどの乾燥地帯で、古くは遊牧生活を営んできた人々です。 彼女たちは砂漠が多くを占める地域、豊かとは言えない環境の中で、家族を支え、文化を守りながら生きています。その中で自然に育まれてきたのが、この刺繍。 たとえ電気やネットが無かったとしても、針と糸があれば表現できる。刺繍はベドウィン女性たちの言葉でもあるのです。   ひと針、ひと針に込められた想いと美しさ このペンケースに施されているのは、アラビア文字のカリグラフィをベースとした伝統的な刺繍。 ポーチにはアラビア語で「 Knowledge is Light. 」と書かれています。「知識は光なり」といった感じでしょうか。   ティッシュカバーに書かれているのは、「 sahlan(= welcome)」です。来客のある部屋にはピッタリ。 デザインや図案に正解はありません。 誰かの記憶や想い出が、そのまま色使いや刺繍にあらわされているような自由な美しさです。   手に取ることが、支援になる そして、このアイテムは単なるかわいい雑貨ではありません。 商品を作るのはヨルダンの家族経営の会社ですが刺繍や縫製の職人としてパレスチナ難民の方を雇いいれていて、 ヨルダンとパレスチナで古くから伝承される加工技術やデザイン要素を組み合わせてハンドメイドしています。 地域社会に貢献する事業を展開するブランドで、「SDGs」が話題になる以前からSDGsに貢献しているのです。...

ベドウィン女性の刺繍アイテム|ヨルダンの砂漠から届いた、強くて優しい“手しごと”

その針目には、生きる力が宿っている 忙しい日々の中で、ふとした瞬間に触れる“本物の手しごと”。 それがこのポーチとティッシュカバーです。 ひと目見て惹かれたなら、それは誰かの「暮らしの温度」が感じられたからかもしれません。 中東・ヨルダンのオアシスでの乾いた風と、静かな時間の流れの中で砂漠に生きるベドウィン女性の手から生まれました。   ベドウィンとは──「砂漠を移動する人々」のこと “ベドウィン”とは、アラビア語で「砂漠の民(Badawi)」という意味。ヨルダンやシリア、パレスチナなどの乾燥地帯で、古くは遊牧生活を営んできた人々です。 彼女たちは砂漠が多くを占める地域、豊かとは言えない環境の中で、家族を支え、文化を守りながら生きています。その中で自然に育まれてきたのが、この刺繍。 たとえ電気やネットが無かったとしても、針と糸があれば表現できる。刺繍はベドウィン女性たちの言葉でもあるのです。   ひと針、ひと針に込められた想いと美しさ このペンケースに施されているのは、アラビア文字のカリグラフィをベースとした伝統的な刺繍。 ポーチにはアラビア語で「 Knowledge is Light. 」と書かれています。「知識は光なり」といった感じでしょうか。   ティッシュカバーに書かれているのは、「 sahlan(= welcome)」です。来客のある部屋にはピッタリ。 デザインや図案に正解はありません。 誰かの記憶や想い出が、そのまま色使いや刺繍にあらわされているような自由な美しさです。   手に取ることが、支援になる そして、このアイテムは単なるかわいい雑貨ではありません。 商品を作るのはヨルダンの家族経営の会社ですが刺繍や縫製の職人としてパレスチナ難民の方を雇いいれていて、 ヨルダンとパレスチナで古くから伝承される加工技術やデザイン要素を組み合わせてハンドメイドしています。 地域社会に貢献する事業を展開するブランドで、「SDGs」が話題になる以前からSDGsに貢献しているのです。...

丈夫で大きめ、荷物で使い分けできる2WAYエコバッグ/中東デザイナーのおしゃれ柄

丈夫で大きめ、荷物で使い分けできる2WAYエコバッグ/中東デザイナーのおしゃれ柄

エコバッグ、ちゃんと“使いやすい”ですか? 荷物が入りきらなかったり、斜めに傾いてしまったり──「もっと便利に使いたい・・」なんてこと、ありませんか? 今回ご紹介するのは、見た目も使い勝手も妥協しない Al-Fanar オリジナルの2WAY エコバッグです。   見惚れるクウェート人デザイナーの幾何学模様 美しいイスラム幾何学模様、単なる装飾ではありません。 中東でよく見られる神聖さと秩序を象徴するイスラム幾何学模様をクウェート在住のクウェート人デザイナーと Al-Fanar が共同でアレンジ。 花と星のパターンとも言われるイスラム幾何学模様、隠れた「花」と「星」が見えますか? パターンや色合いを何度も吟味し、社内の雑貨好き女性スタッフなどの声も取り入れて、ようやくカタチになった他にはない独自のオリジナル柄です。 ファッションの一部としても映える“大人の遊び心”を感じさせる商品に仕上がりました。   大容量の安心感 2リットルのペットボトルが6本も、A4コピー用紙1,000枚もすっぽり サイズは約53×40cm、耐荷重はなんと約20kg。素材は厚めで丈夫、環境にも優しい再生ポリエステル100%。 2Lペットボトル×6本も余裕で収納 コピー用紙A4×1,000枚の重みでも問題なし 間口の広がりを抑えるヒモ付き 素材は“シャカシャカしすぎない”柔らかさ 「シャカシャカなのに高級感ある。生地が厚めだから?」 「思ってたよりずっとしっかりしてた」 「普通のエコバッグより大きくて日常の買い物に重宝」 ──使用感として、そんな感想が届いています。   2WAY 仕様で...

丈夫で大きめ、荷物で使い分けできる2WAYエコバッグ/中東デザイナーのおしゃれ柄

エコバッグ、ちゃんと“使いやすい”ですか? 荷物が入りきらなかったり、斜めに傾いてしまったり──「もっと便利に使いたい・・」なんてこと、ありませんか? 今回ご紹介するのは、見た目も使い勝手も妥協しない Al-Fanar オリジナルの2WAY エコバッグです。   見惚れるクウェート人デザイナーの幾何学模様 美しいイスラム幾何学模様、単なる装飾ではありません。 中東でよく見られる神聖さと秩序を象徴するイスラム幾何学模様をクウェート在住のクウェート人デザイナーと Al-Fanar が共同でアレンジ。 花と星のパターンとも言われるイスラム幾何学模様、隠れた「花」と「星」が見えますか? パターンや色合いを何度も吟味し、社内の雑貨好き女性スタッフなどの声も取り入れて、ようやくカタチになった他にはない独自のオリジナル柄です。 ファッションの一部としても映える“大人の遊び心”を感じさせる商品に仕上がりました。   大容量の安心感 2リットルのペットボトルが6本も、A4コピー用紙1,000枚もすっぽり サイズは約53×40cm、耐荷重はなんと約20kg。素材は厚めで丈夫、環境にも優しい再生ポリエステル100%。 2Lペットボトル×6本も余裕で収納 コピー用紙A4×1,000枚の重みでも問題なし 間口の広がりを抑えるヒモ付き 素材は“シャカシャカしすぎない”柔らかさ 「シャカシャカなのに高級感ある。生地が厚めだから?」 「思ってたよりずっとしっかりしてた」 「普通のエコバッグより大きくて日常の買い物に重宝」 ──使用感として、そんな感想が届いています。   2WAY 仕様で...

イスラム幾何学模様のフェイスタオル

中東×今治産 かわいいフェイスタオル|タオルに“文化”を織り込む

日々を丁寧に過ごす、大人の女性のみなさまへ お気に入りのハンドクリーム、香りの良いコーヒーやお茶、手に馴染んだコップ。 そんな「暮らしの中の小さなこだわり」の中に、“文化の香り”をまとうタオルを加えてみませんか?   イスラム幾何学模様──神秘と秩序のデザイン モスクの内装や、建築物のタイルや装飾。 中東の街角を歩けば、いたるところに「幾何学模様」が息づいています。 その起源は、イスラムの美意識にあります。 思想を映し出すように、同じ模様がリズムよく無限に繰り返されるこの柄模様は、見る人に、ゆとりや整った安心感を与えてくれます。 けれども実は── このイスラム幾何学模様が“タオル”に落とし込まれている商品は中東現地でもほとんど見られません。   だからこそ「自分たちで作る」 現地の市場や雑貨店を歩く中で、 「“あの模様”のかわいいタオルがほしい。でも、無い、、」 そんな思いから、私たちは完全オリジナルの商品企画をスタート。 幾何学模様をプリントではなく立体的に表現したい 普段使いできる品質がほしい 中東らしさと日本の仕事や技術を両立させたい   ──そう考えたとき、たどり着いたのが「今治産」でした。   コットン100%、今治産の“織りで魅せる”立体感 このタオルに使用されているのは「あげ落ちジャガード織り」という技法。 糸の長さや織りの高低差を活かして、幾何学模様を立体的に浮かび上がらせることができます。 これはプリントではありません。 色落ちの心配なし 表裏で柄が反転、2つの表情を楽しめる しっかりとしたパイルの織りと吸水性 素材は綿100%、肌にふれたときのふわっと優しい感触と、「ステキな模様ね」と気づかれるさりげない美しさ。...

中東×今治産 かわいいフェイスタオル|タオルに“文化”を織り込む

日々を丁寧に過ごす、大人の女性のみなさまへ お気に入りのハンドクリーム、香りの良いコーヒーやお茶、手に馴染んだコップ。 そんな「暮らしの中の小さなこだわり」の中に、“文化の香り”をまとうタオルを加えてみませんか?   イスラム幾何学模様──神秘と秩序のデザイン モスクの内装や、建築物のタイルや装飾。 中東の街角を歩けば、いたるところに「幾何学模様」が息づいています。 その起源は、イスラムの美意識にあります。 思想を映し出すように、同じ模様がリズムよく無限に繰り返されるこの柄模様は、見る人に、ゆとりや整った安心感を与えてくれます。 けれども実は── このイスラム幾何学模様が“タオル”に落とし込まれている商品は中東現地でもほとんど見られません。   だからこそ「自分たちで作る」 現地の市場や雑貨店を歩く中で、 「“あの模様”のかわいいタオルがほしい。でも、無い、、」 そんな思いから、私たちは完全オリジナルの商品企画をスタート。 幾何学模様をプリントではなく立体的に表現したい 普段使いできる品質がほしい 中東らしさと日本の仕事や技術を両立させたい   ──そう考えたとき、たどり着いたのが「今治産」でした。   コットン100%、今治産の“織りで魅せる”立体感 このタオルに使用されているのは「あげ落ちジャガード織り」という技法。 糸の長さや織りの高低差を活かして、幾何学模様を立体的に浮かび上がらせることができます。 これはプリントではありません。 色落ちの心配なし 表裏で柄が反転、2つの表情を楽しめる しっかりとしたパイルの織りと吸水性 素材は綿100%、肌にふれたときのふわっと優しい感触と、「ステキな模様ね」と気づかれるさりげない美しさ。...

ヨルダンの食器

【UAE ひとり旅】アブダビの雑貨の展示会に行ってみた!中東の魅力あふれるブランド巡り

何年も前のこと。 いつものように Instagram を眺めていたら、アブダビ(UAE)で毎年開催される雑貨の展示販売会の投稿を発見しました。 そこには中東の素敵な雑貨ブランドが大集結。まるで宝箱を開けたような気持ちになり、気分が上がってしまいました。 さらにクウェートの友人でアーティストの Salah も毎年この展示会に出店していたので、 「いつか絶対に行く!」と、ひとつの夢としてしました。 【UAE/アブダビについて】 UAE、ドバイとアブダビの違いは正しく分かる? こんにちわ。 Sunaoです。今回はUAEのアブダビで雑貨の展示会で見てきた雑貨を紹介します。   「行きたい!」という憧れを持ちつつ数年が経ち、そのチャンスが巡ってきたのは2017年のこと。 この展示会、毎年微妙に開催時期が変わっているようで、この年はたまたまゴールデンウィークとぴったり重なっていたのです。 「これは運命!」とばかりに、急遽航空券を手配。 すぐに Salah にもワクワクしながら「今年、展示会に行ける!」とメッセージを送ると—— 「私、今年は出店しないよ。」 と、まさかの返答(笑) 「マジか!?」と一瞬固まりましたが、「まぁいいか。他にも素敵な雑貨ブランドがたくさんあるし。」 気を取り直し、旅の準備を進めました。   現地に行くと、Salah には会えなかったのですが、嬉しい偶然が! Salah の姪っ子である Khawla や...

【UAE ひとり旅】アブダビの雑貨の展示会に行ってみた!中東の魅力あふれるブランド巡り

何年も前のこと。 いつものように Instagram を眺めていたら、アブダビ(UAE)で毎年開催される雑貨の展示販売会の投稿を発見しました。 そこには中東の素敵な雑貨ブランドが大集結。まるで宝箱を開けたような気持ちになり、気分が上がってしまいました。 さらにクウェートの友人でアーティストの Salah も毎年この展示会に出店していたので、 「いつか絶対に行く!」と、ひとつの夢としてしました。 【UAE/アブダビについて】 UAE、ドバイとアブダビの違いは正しく分かる? こんにちわ。 Sunaoです。今回はUAEのアブダビで雑貨の展示会で見てきた雑貨を紹介します。   「行きたい!」という憧れを持ちつつ数年が経ち、そのチャンスが巡ってきたのは2017年のこと。 この展示会、毎年微妙に開催時期が変わっているようで、この年はたまたまゴールデンウィークとぴったり重なっていたのです。 「これは運命!」とばかりに、急遽航空券を手配。 すぐに Salah にもワクワクしながら「今年、展示会に行ける!」とメッセージを送ると—— 「私、今年は出店しないよ。」 と、まさかの返答(笑) 「マジか!?」と一瞬固まりましたが、「まぁいいか。他にも素敵な雑貨ブランドがたくさんあるし。」 気を取り直し、旅の準備を進めました。   現地に行くと、Salah には会えなかったのですが、嬉しい偶然が! Salah の姪っ子である Khawla や...