Sunaoです。 こんにちわ。
10月1日は【国際コーヒーの日】
それに先駆けて、コーヒー
中東のアラビックコーヒーを紹介します。
皆さんはアラビックコーヒーを飲んだことがありますか?
社内の同僚たちに”飲ませてみた”試飲会レポートがコチラ。
社内異文化体験 アラビックコーヒーの試飲会 |
アラビックコーヒーといっても種類は一つではありません。
国や地域によって違いがあります。
私が行ったカタール、UAE、クウェートの湾岸アラブと呼ばれる地域のアラビックコーヒーは黄色っぽくて、皆さんがイメージするブラックなコーヒーとは違います。
※他のアラブの国、ヨルダン・レバノン・エジプトは黒っぽいコーヒーでした
黄色い理由は、生豆を低温で焙煎するためコーヒーの豆(粉)自体が白っぽく、サフランやカルダモンを加えて作るからです。
黄色はサフランの色なのです。
初めて飲んだカタールのアラビックコーヒー
初めて飲んだのは初訪問のカタールの友人Hayaの家でした。
アラブでは”おもてなし”にコーヒーを出してくれるのですが
おちょこのような小さなカップに注がれる黄色い液体とその怪しい香り。
(これはカルダモンの香りで私は大の苦手でした)
恐る恐る口に入れましたが、カルダモンの香りで吹き出しそうになり、、
やっとのこと口に入れた一口は飲み込んだのですが
小さなカップの残りは口に入れることすらできませんでした。
当然ですが、友人家族は普通に2~3杯のおかわりをしています。
私にも『おかわり』を勧めてくれましたが断り続け、
飲み残しのコーヒーが入ったカップをそっと戻しました。
しばらく後にHayaが部屋に入ってきて、笑いながら
「Sunao、コーヒー残したでしょう?」
バレた? なんで私だと分かったか聞くと
「誰も残さないから。」
それは確かにそうですね笑
(それから私にはアラビックコーヒーではなく、毎回紅茶を出してくれるようになりました)
本場のアラビックコーヒーを再現
そんなアラビックコーヒーですが、日本でも手軽に作れます!
現地のHayaにレシピを伝授してもらったので、ご興味がある方はぜひ作ってみてください。
カタールのアラビックコーヒーに必要なものは、
- コーヒーの生豆
- サフラン
- カルダモン です。
コーヒーはインドの豆とイエメンの豆を使っていると言っていました。
生豆が買えるお店はいろいろありますが
東京・新宿にはヤマモトコーヒー店で生豆を販売しています。
レシピ通りに作ってみた
まず、コーヒーの生豆を弱火で煎ります。
煎っている間は焦げないように、ひたすらかき混ぜ続けましょう。
豆が全体的に茶色になるまで煎ります。
やがて豆の皮がむけてきます。
全体が茶色くなったら、少し深さがあるトレイなどに移しましょう。
トレイに移したら、、
トレイを振って、むけた皮を盛大に飛ばします!
その後、一時間くらい放置して豆を冷ましましょう。
さぁ、ここまでで下ごしらえが完了です。
ここからは、飲む準備に入ります。
ミルで豆を粗めに挽きます。
(写真撮り忘れ、ご容赦ください)
鍋に1.2リットルくらいの水を沸かし、
粗く挽いたコーヒー豆をテーブルスプーン山盛り4杯くらい入れ、約7分間煮ます。
サフランを一つまみ(多め)を投入。
保温ポットの中にカルダモンをテーブルスプーン1杯くらい入れおき、煮たコーヒーをポットに注ぎ入れます。
このとき鍋底に溜まったコーヒー豆はポットに入らないようにしてください。
(豆の粗挽き具合、この写真で伝わるかな?)
アラビックコーヒーはガブ飲みするものではなく、
おちょこのように小さい『フィンジャーン』と呼ばれるコーヒーカップに1~2杯楽しむもののようです。
砂糖は入れず、デーツや甘いスイーツを一緒にいただきます。
今回は、
60~90ml のアラビックコーヒーカップ10杯(3~4人)分くらい
【目安量】
- 水:1.2リットル
- 粗挽きコーヒー豆: テーブルスプーン山盛り4杯
- 粗挽きのカルダモン:テーブルスプーン山盛り2杯
- サフラン:ひとつまみ
私たちもアラビアコーヒーカップをイベント出店時に限り
【限定販売】しています。