こんにちわ。 Sunaoです。
もう半年以上前のことになりますが、昨年の冬休みにUAE(ドバイ)に行ってきました。
ドバイに行ったのはコロナ禍前に同僚と訪れたのが最後で、それ以来のアラブ旅行です。
久しぶりのアラブに感激しながら過ごす充実した日々でした。
デイラというエリアは空港から近く、ドバイの観光客がイメージするようなキラキラとしたモダンでラグジュアリーな場所ではありませんが、治安が良く(湾岸エリアはヨーロッパよりも治安が良いと感じています)、レストランやスーパーも多く、お気に入りの雑貨屋さんにも歩いて行けるため、ドバイを訪れる時にはいつもこのエリアを選んでいます。
正直なところ、他のエリアをあまり知らないというのも理由のひとつですが(笑)
今回の中東旅行も、いつも通りの一人旅です。
現地の友人に会ったり、中東の雑貨やショッピングを楽しむことが毎回の目的なのですが、本場の食事も大きな楽しみのひとつです。
ただ、一人だと量が多くて色々と試せないのが少し残念。
今回はコスパが良さそうで以前から気になっていた食堂に初めて入ってみました。
店の名前は「AROOS DAMASCUS」。
「ダマスカス」の名前からしてシリア料理のお店なのでしょうか。
メニューは豊富で、お値段もお手頃。
見たことのない料理がたくさんあり美味しかったので、今回の滞在期間中に4回も訪れてしまいました。
実は今回の旅行は約10日間で、ドバイ→クウェート→ドバイという滞在でした。
この食堂を訪れたのは後半のドバイ滞在中で、中東料理ばかり食べ続けていたので、そろそろ胃がアラブ料理に疲れてきた感じがあり、「とりあえず白いご飯が食べたい」と思い、次の料理を注文しました。
・White Rice 白いご飯?
・Shrimp Soup エビのスープ
・Kofta with Tomato トマトのコフタ(コフタは肉団子のようなもの)
・Lemon Mint レモンミントジュース
・Vegetables 野菜
しかしオーダーを聞いたウェイターさんは、
「今日のおすすめはカブサだよ!それでいいだろう?レモンミントジュースとカブサね。ハラス!」
「え?!」
あっけにとられているうちに、メニューを閉じて行ってしまいました。
なんということか、強制的にカブサに変更されてしまいました!
本当は白いご飯とコフタを食べたかったのに、、
カブサはサウジアラビアのお肉の炊き込みご飯、
ハラスは「以上・終わり」という意味のアラビア語です。
そして、運ばれてきた料理がこちら。
こちら全てで55ディルハム(当時のレートで約2,200円)。
さて、ツッコミどころがいくつかあります。
まず、スープのようなものが3つ。赤、白、黄いろ。
赤いのは野菜スープらしいです。
白いのはヨーグルトソースでカブサにかけて食べるのでしょうか。
インドで言えばライタのような。
で、黄色っぽいスープはレンズ豆のスープです。
スープが2つ?
赤いのはソースなのでしょうか?
一応ウェイターに聞いてみたところ、
「レンズ豆のスープはカブサのセットで、野菜スープもセット」
だとのこと。
そんなにスープばかり要らないんですけど、、
(レシートにはスープの料金が載っていなかったので、良しとする)
そして、さらに気になったのはコレ。山盛りの丸ごと野菜。
きゅうりもトマトも丸ごとで、ネギや下の方にはカットされた人参やカブのようなものもありましたが、とにかく豪快ですね!
葉っぱ類はいただきましたが、他は食べきれる自信がなく手を付けられませんでした。
そしてメインのカブサはとても美味しくいただきました!
一人では食べきれませんでしたが、控えめな食事にしようと思っていたのに、ついついがっつり食べてしまいました。
アラブ料理で疲れていた胃はどこへやら。
そして2回目の訪問は翌日のランチに。
午前中は翌日の帰国に向けて荷造りに集中し、お腹が空いたので、昨日のリベンジと思いつつ再び訪れまして、
「ホンモスの肉のせ」と「ポテトのパティスリー」を注文してみました。
ポテトのパティスリーはこんな感じ。
スパイスが控えめで優しい味で美味しかった。
そして、毎度の野菜の盛り合わせも登場。
丸ごとの野菜がドンッと乗っています。
葉物の下には丸ごとトマトも隠れていました。
葉物だけいただきましたが、ネギやきゅうりを丸ごとかじる勇気は今日もありませんでした。
(「ナイフで切って食べればよかったのか」と、書きながら今思いました)
メニューにはサラダもありましたが、サラダはいらないですね。
無料のつけあわせで、こんなに野菜を出していただけるんですから。
昨日は手を付けなかったピクルスですが、病気になりそうなくらいしょっぱくて食べられず。
肉のせホンモスも到着、ホブス(パン)も一緒についてきます。
先ほどのポテトのパティスリーを食べたせいで、もうお腹が一杯になってきている。
頑張ってほとんど食べましたが、ホンモスは普通なら数人でシェアする分量だったのではないでしょうか。
日本で出てくる量の4倍はあったかと思います。
お腹がはちきれそうになりながら、この日はホテルに戻ったのでした。
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次回、続きがあります。 お楽しみに。
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