アラビア書道体験

すぐに挫折してしまったアラビア書道とその恩人とご縁

こんにちわ、Sunaoです。

先週にアラビア書道のイベント「第6回アルアル書道作品展」で久しぶりにアラビア書道に触れ、日本アラビア書道協会の事務局長でいらっしゃる山岡先生にお会いできたので、そのご縁やエピソードをご紹介したいと思います。

私のアラブ文化好きが深まったエピソード4です。


10年以上も描いているHenna
ヘナタトゥー(ヘナアート)

ヘナタトゥー

 

大学時代のこと、第二外国語でアラビア語を履修して学んでいたのですが、そのときに一度だけアラビア書道の体験授業がありました。

私のアラビア文字のはあまりに不恰好で自分で目も当てられないくらいでしたが、
かえって美しい文字を自分の手で書けるようになりたいという憧れが生まれました。

「いつかまたチャレンジしたい」と思い続けていましたが、タイミングや機会に恵まれずに実現できずにいたのです。

 

数年後のこと、当時働いていた会社の近くのカルチャーセンターで
偶然にも日本アラビア書道協会の山岡先生が講師をされているクラスを見つけ、
「これは!」と思って申し込みました。

お稽古中はアラビア書道に関することだけではなく、中東にまつわるお話や体験談を話してくださり、その時間がとても楽しく、中東の文化に触れている感覚が嬉しくてたまりませんでした。

テンションが上がっていた私はお稽古の後、山岡先生に自分が趣味でHenna(ヘナアート)をやっていることをお話し、もし何かHennaができるイベントがあれば教えてほしいとお願いしました。

しかし、何に対しても飽きっぽい私はアラビア書道の難しさにすぐに挫折してしまいました。
復習や練習する時間も取れず、数回通っただけで辞めてしまうことになったのです。

その後は「アラビア書道は、自分で書くのではなく、他の人が書いたものを見て楽しむものだ」というのが自分の言い訳になっていました。

それにも関わらず、山岡先生はその後も続けて接点を持って下さり、私のHennaをいろいろな方面で宣伝しながらイベント機会も紹介してくれました。

アラビア書道の実演をされる山岡先生の所作山岡先生の書道の所作

おかげで様々なイベントでHennaの依頼を受けるようになり、休日にはHennaの実演をさせていただくこともできたのです。

さらに複数のイベントに参加させて頂くことで、ヘナアートの技術も磨け
「中東やアラブ文化が好き」で共感しあえる方々とも多く出会うことができました。

そこで生まれた繋がりが次の機会へと繋がることになり、感謝の気持ちでいっぱいです。
この場を借りて、心から感謝申し上げます。
なんだか個人的なお手紙のようになってしまいましたが、、

得意なことや好きなことで知識や経験だけでなく人脈が広がっていくことに本当に貴重な機会を頂いています。

「今後にアラビア書道にも再挑戦・・」となるかは分かりませんが、このようなご縁や行動はできる限り大切にしていきたいと思っています。

 

今回の記事は以上です。

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