Hennaヘナとラインストーン

飽きっぽい私が10年以上も描き続けているHenna(ヘナ)

中東大好き、Sunaoです。

今回は、私がアラブ好きになったきっかけEPISODE3です。


アラブ好きを加速させたHenna(ヘナ)と
カタール人のHaya(ハヤ)

作者のイメージ

 

エピソード2で紹介させて頂いた通りにカタールで体験したHenna(ヘナ)ですが、
数年前から『ヘナ アーティスト』として中東やアラブに関連するイベントに呼んで頂いて
ゲストや来場者の方にHennaを描く機会を頂いています。

イベントでのHennaヘナの様子
手に描いたHennaヘナ


私がHennaを描くようになったのは、
カタールでの経験から数年が経ち、当時の同僚がインドに行った際のお土産として
「自分でHennaを描いてみたら?」
と、Hennaをプレゼントしてくれました。

Hennaのパッケージ

これがまた中東やアラブにのめり込むきっかけになったのです。

 

Hennaは植物のハーブの一種で、染料として染髪にも使われます。
葉を乾燥させて粉末にしたものを水でペースト状にしたHennaを
ビニールを巻いて作ったコーン(ケーキのチョコクリームに使う小さな絞り具のようなもの)に入れて使います。

Hennaとコーン


手足など肌の上にHennaを載せるように模様を描くと、Hennaを置いたところに染料が染みていき肌を染めます。
タトゥーとは違って1週間ほどで徐々に消えていくので、描くたびに何度も違うデザインを楽しめるのです。

もともと絵心も何もない私ですが、エキゾチックなデザインは好きで本やネット上のサイトや画像を見ながら見様見真似で描いてみたのが最初です。

デザインにルールや決まりはありませんし、好きなデザインを描けばよいので気が楽です。
Hennaについて教えてもらえるスクールもありましたが、レッスン料がお高かったので、何とか自分でできないものかとYoutubeでHennaを描いている動画を何度も何度も再生停止を繰り返しては練習していました。
手に描いたHenna
最初は自分の腕や足に描いて練習していましたが、
そのうちに家族や友人、勤務先の女性社員の方たちの手足をお借りして練習させてもらっていました。
あの頃は本当にへたくそで時間もかかったのに、快く手足を提供してくださった皆さまには今も感謝しています。

そして、池袋にあるヨルダンレストラン『月の砂漠』さん、神田の『Al-Mina』さんにもHennaを始めた際に大変お世話になりました。
週末に来店されたお客さんにHennaを描かせて頂いたのです。

今でこそ『ヘナ アーティスト』とも表現されますが、当時はHennaを描く人が今ほどいなかったんじゃないかと思います。
私はまだ未熟でしたがお客さんからとても喜んでもらっていたので、それがうれしかったです。


なかなか上達しなかったですが、下手を隠すためにラインストーンを仕上げに乗せていました(笑)

Hennaとラインストーン
Hennaとラインストーン

ラインストーンはHennaが乾くと落ちてしまいますが、キラキラが特に女性にウケるので、そのスタイルは今も続けています。

その頃に知り合った方やHennaのお客さんは後に友人になったり、
別の中東関連の趣味にもつながっていき、いろいろなことが
このAl-Fanarにも繋がって生きています。



このエピソードシリーズもう少し続きそうです。
もしよかったらまた続きを読んでください。

 

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